ココナラでアップセル(追加購入)してもらうための効果的な方法

記事更新日: 2020/12/13

ライター: めるま

こんにちは!めるまです。

今回は、ココナラのようなスキルシェアサービスで、アップセルをするコツについてご紹介します。

めるま

スキルシェアサービスに限らず、営業活動全般において効果的な方法なので、お試しください。

それでは早速、アップセルのコツをお伝えします。

▼アップセルのコツ

入り口となる低単価商品を出品し、商品購入直後にアップセル商品の追加提案をする

めるま

例えば、広告用のランディングページ製作サービスが購入された際、アップセル商品として広告運用を提案する、とかですね。

これは、セールステクニックとして知られている方法なので、なんとなく抵抗を覚える人もいるかもしれません。

しかし、アップセルの提案が依頼者のためになるのであれば、喜ばれます。

そして実際、この方法でアップセルすると、最初からアップセル商品込みのパッケージで販売するより、売れるようになります。

▼実際に依頼を頂いた際のコメント

めるま

今回は、実際の手順など、アップセルの方法を詳しく解説します。

 

なぜアップセルは売りやすいのか

最初からパッケージで売るより、アップセルの方が売りやすい理由には、主に以下の2つがあります。

▼アップセルが売りやすい理由

  • 最初の提示額が低くなるため

  • 一貫性の法則が働くため

 

最初の提示額が低くなるため

言わずもがなですが、最初から高い金額を定時してしまうと、その時点でシャットアウトされる可能性が高くなります。

また、高額になればなるほど、そのメリットを伝えるのが難しく、レベルの高いセールスライティングが求められます。

めるま

もしあなたが、セールスライティングに自信があるのであれば、受注が可能かもしれませんが、それよりも直接話して提案する方が、よっぽど難易度は下がります。

え?最初からパッケージが商品の完成形なら、この方法って詐欺じゃない?

と思われるかもしれないので、お伝えしておきますが、全くもって詐欺ではなく、むしろ良いことです。

 

例えば、商品紹介用のランディングページ作成を依頼する人は、ランディングページさえ作れば商品が売れると思っているかもしれません。

しかし、実際にそんなことはなく、適切な広告運用をしなければ、広告費をドブに捨てることになります。

そこで「広告運用が必要ですよ」と教えてあげることは、相手にとってプラスですし、相手に広告運用の知見がないのであれば、それを請け負うことも、相手にとってありがたい話です。

もちろん、「広告運用が必要なのは分かってるし、自分でできる」というのであれば、相手は提案を断ることもできるわけです。

めるま

お互いにとってメリットしかないですね!

 

一貫性の法則が働くため

ここで言う一貫性の法則とは、同じことをし続けようとする人間の性質を表しています。

毎朝歯磨きしていると、そのうち意識しなくても朝起きたら歯磨きするようになるのも一貫性の法則です。

そして面白いことに、この法則は、買い物をするときにも作用します。

いったん購買決定をしたお客は、「ついで買い」をするなど、最初の行動と一致した行動を取り続けようとする。

“シュガーマンのマーケティング30の法則”より

めるま

つまり、買った直後にアップセルの提案すると、「ついで買い」をしてもらいやすいんです!

ベストはその場で買ってもらうことです。

ただ、その場で「ついで買い」をしてもらえなかったとしても、必要性を感じてもらえていれば、最初の依頼が完遂したタイミングで、次の依頼が来ます。

ただし、最初の依頼への対応や納品物に対して満足してもらうことが前提ですので、最初の依頼は「この仕事の先に、新しい依頼が待っている」ということを念頭に置いて、全力で取り組みましょう。

 

具体的なアップセルの手順

アップセルは、以下の2ステップに従うと、スムーズに提案できます。

▼アップセルの手順

  • 商品購入後にビデオ会議を開く

  • ビデオ会議で、アップセルを前提とした提案をする

手順1:商品購入後にビデオ会議を開く

まず最初に、提案の場として、ビデオ会議を開くことが大切です。

ココナラならビデオチャット、その他のサービスならZOOMがお勧めです。
※ココナラの場合、ZOOMなどの他社サービスを使うことが禁止されています。

「出品サービスの設定」の、「購入にあたってのお願い」で、

「質の良いサービスにするため、事前にビデオチャットでヒアリングさせてください」

と書いておきましょう。

めるま

ヒアリングは方便ではなくて、本当にやってくださいね。

 

手順2:ビデオ会議で、アップセルを前提とした提案をする

ビデオ会議では、依頼者が今回の依頼を通じて、何を実現したいのかを聞きましょう。

例えば、キャラクターのアイコン作成を依頼されたのであれば、twitterでフォロワーを集めたいとか、Youtubeチャンネルを立ち上げたいとか、裏にその人なりの目的があるはずです。

そして、それを実現させるうえで、あなたが持っている知見が生かせるポイントがあれば、それをアップセル商品として提案しましょう。

めるま

この時点で、アップセル商品がサービスとして形になっていなかったとしても、問題ありません。

この時点では、あくまで提案するだけです。

もし、「それもお願いしたい」と言われたら、具体的な提案日を設けて、それまでに準備すればいいのです。

 

ただし、相手の目的を実現するために、自分の知見が役に立たない or 役に立つ確証がない場合は、提案を控えましょう。

あくまで、相手の目的を実現させることが第一です。

 

最後に

今回はアップセルをメインにお伝えしましたが、購入直後にビデオ会議をすることは、リピーターの獲得にもつながります。

詳細はこちらの記事に記載していますので、興味があればご覧ください。

 

 

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この記事を書いたライター

めるま

・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。

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