・Webライターやめとけは一理あるが、やれる自信があるなら全無視でOK
・初期投資ほぼゼロで必要な勉強期間もほとんどないので、気になるならやってみればいい
Webライターになるのはやめとけなんて言われたんですけど、実際どうなんですか?
わたじろー
結論からいうと、Webライターはオススメできる仕事なので、やめる必要はないですよ!
Webライターをやめとけという人のほとんどは、実際にチャレンジしたことない人たちです。
Webライターを始めるのには金銭的・労力的に初期投資はほぼ必要ないので、迷っているならまずは試してみてはどうでしょうか。
今回の記事では現役Webライターの私が、Webライターをやめとけと言われる理由や、Webライターをやるメリット・稼ぐコツなどを徹底的に解説していきます。
このページの目次
Webライターをやめとけと言われる理由は、大きく以下の4つです。
・その人の主観や経験のみでやめとけと言われる
・文章を書くのがツライから
・全然稼げないから
・収入が安定しないから
一つひとつ見ていきましょう。
Webライターをやめとけと言ってくる人のタイプは、9.9割は以下の2つに該当します。
・タイプ① Webライターをやったことがない人
・タイプ② Webライターをやって早々に挫折した人
それぞれのタイプから言われた場合の対処法などを解説していきましょう。
Webライターをやったことがない人からのやめとけは、基本的に無視していいです。
なぜなら、Webライターという仕事を、その人があなた以上に知っている可能性も、あなた以上に真剣に考えている可能性も低いからです。
わたじろー
Webライターになりたいと考えて調べているあなたの判断は、単なるイメージやよく知りもせずに反対してくる人よりも正しいと思っていいでしょう。
経験にもとづく建設的で具体的なアドバイスであれば、積極的に参考にしていきましょう。
しかし、その人がなぜ挫折したのかは、考慮する必要があります。
会社に在籍しない限り、Webライターは個人事業主やフリーランスとして、自分で仕事を見つけて自らスケジュール管理をしていく必要があります。
必要なスキルを自分で取捨選択して身につけていかなければなりませんし、会社員とは異なり、与えられた仕事を受け身でこなしていても稼げるようにはなりません。
わたじろー
そのため、楽な仕事と安易に考えて参入した人の多くはWebライターに挫折しますし、そういった人たちは自分の経験から稼げない仕事だと断言します!
厳しいことをいうようですが、仕事をしていく上で必要な学びや最低限の案件獲得につながるような努力ができない人は、Webライターが向いていないのではなく、それ以前にフリーランスや個人事業主が向いていないです。
もしやめとけと言ってきた人が自分の苦い経験のみで発言しているだけなら、無視してもいいでしょう。
Webライターを始めたばかりの人は、時間をかけても文章がほとんど書けない症候群に、高確率で陥ります。
文章を書くのに慣れておらず、文章の流れや内容を考えるのに時間がかかってしまうからです。
わたじろー
実際に私の例でいえば、初心者のうちに3000字の文章を書くのにかかった時間は、15時間以上でした。
もっとも、文章を書く機会を増やしたり、早く書くためのコツを知ったりすれば、確実に執筆のスピードは早くなっていきます。
最初はあまりの書けなさに泣きたくなると思いますが、初心者Webライターの誰もが通る道なので、そこで諦めないようにしましょう。
ここで挫折してしまった人は、口をそろえてWebライターは辞めたほうがいいと言います。
Webライター初心者のうちは、専業で頑張っても5万円稼げればいいほうですので、生活を考えるとなかなか厳しいでしょう。
0.1円〜0.4円といった低報酬案件を提示してくる依頼者も多いので、うまくやらないと最初のうちはほとんど稼げません。
初心者のうちは、専業でずっと執筆したとしても、月に10万字書ければ頑張ったほうです。
仮に0.4円だとしたら4万円にしかならないので、時給換算するとツラすぎる状況になってしまいます。
わたじろー
もっとも、初心者であっても短期間の勉強で最初から1円単価をとるのも十分に可能なので、安易に安い文字単価のものを選ばなければ、全然稼げないということはまずありません。
Webライターの仕事は、記事を納品した分だけお金がもらえる仕組みですので、記事依頼がそもそもなければ収入はゼロです。
そのため継続して案件を受注していかなければ、ある月は30万円超えたのに、別の月は全く稼げなかったという事態は普通に生じます。
わたじろー
収入にバラつきがあり安定しないのは、Webライターをやめとけと言われる大きな要因ではないでしょうか。
これまで解説してきたとおり、Webライターをやめとけといわれる主な理由は金銭的なものが多いです。
しかし後述する稼ぐコツさえ押さえれば、その問題は解決できます。
稼ぐコツに入る前に、Webライターの魅力について次に解説します。
ここまでやめたほうがいいと言われる理由を解説してきましたが、その理由を補ってあまりあるくらいにWebライターの職業には魅力的なメリットがあります。
そのため、私はWebライターは人にオススメできる職業だと考えています。
Webライターをやるべきメリットは、次の4つのとおりです。
・メリット① 始めるのが簡単
・メリット② 自由な働き方ができる
・メリット③ 個人で稼ぐために必要な幅広いスキルが身につく
・メリット④ やる気や能力があれば大きく稼げる
一つひとつ、詳しくみていきましょう。
Webライターは「やろう!」と決めてしまえば、1ヶ月以内にはWebライターデビューができます。
初期投資がほとんど不要で、最低限必要な環境構築や勉強すべき内容も少ないからです。
すでにパソコンを持っている人であれば、初期投資ゼロ。
わたじろー
受注する文字単価を選ばなければ、今日からすぐに始められます。
これがたとえば、プログラミングでWeb制作を始めたいという人の場合だと、数ヶ月の勉強と数十万円の講座料が必要になるでしょう。
しかも40万くらいの講座料を払って半年勉強したのに挫折して、1円も稼げなかったという話はザラにあります。
Webライターは、始めるまでの期間が短くてすむので、仮に挫折したとしても大きな損失にはなりません。
まずは始めてみて、自分に向いているかを試せるというのは大きなメリットです。
わたじろー
ただ私は初心者の人でも、月に3万円を副業でムリなく狙える、文字単価1円以上を最初から目指してほしいと考えています。
そのため、自分はもうWebライターをやっていくんだと決まっている人は、最低限の知識を勉強してからWebライターになるのがオススメです。
なお最低限学ぶべき知識として、具体的にお伝えすると次の3つになります。
・Webライティングの基本のルールを学ぶ
・SEOの最低限の知識を知る(理解は不要)
・PREP法などの文章の型を把握する
これら3つを学んでおけば、未経験者が実績なしで文字単価1円以上の案件を受注するための下地ができているといえます。
この3つの内容は、理解までいかなくとも知識を覚えるだけで効果が見込めるものです。
そのため、その気になれば1日もかからず使えるようになります。
以下の記事で詳しく解説しているので、参照してみてください。
Webライターは、納期さえ守れば場所も時間も選ばない自由な働き方ができる職業です。
仕事終わり、スキマ時間、子どもを寝かしつけた深夜、旅行先のホテルなど、自分に合った働き方ができます。
依頼者とのやり取りはほとんどがメールやチャットで完結するので、人に会ったり、話したりするのが強制されないというのは、人付き合いに疲れた人にとって魅力的ではないでしょうか。
もちろん、人と話すのが好きな人には、取材が必要な案件や、定例ミーティングなどが実施される案件もあるので安心してください。
会社員のままではできなかった自由な生活のためにWebライターになるのもいいですし、会社員の収入に上乗せするために空いた時間に稼ぐのもいいです。
自分に合った働き方をしてみてください。
Webライターをやる最大のメリットは、稼ぐために必要な幅広いスキルが身につくことだと私は思っています。
いつかは脱サラして自由な生活をしたいと思っている会社員の人は多いですが、社内で役立っていたスキルが、世の中で稼げるスキルだとは限りません。
むしろ、社外では稼げないスキルである場合がほとんどです。
わたじろー
実際、自分が会社を辞めたあとに稼げるか不安で辞められない、という人は多いのではないでしょうか。
Webライターをやっていると、個人として稼ぐスキルや会社を辞めて独立した後に役立つ幅広いスキルが身につきます。
具体的には、大きくわけて以下3つのジャンルのスキルが手に入るでしょう。
・個人で稼ぐために必要なスキル
・正確な情報を得るためのスキル
・最低限のITスキル
一つずつ、詳しくみていきましょう。
案件にもよりますが、Webライターをやっていると、個人で稼ぐために必要な文章力やマーケティングなど幅広いスキルが身につきます。
いずれも仕事に直結するスキルですし、掛け合わせによっては大きく稼げるスキルにもなります。
個人で稼ぐためのスキルのうち、営業力について軽く補足しておきます。
営業と聞いて、「自分は口下手で営業するタイプではないから、Webライターをやっていても営業力は身につかないな」と感じた人もいるのではないでしょうか。
実は私は、こちらから声をかける営業はほとんど経験していないです。
わたじろー
営業は、こちらから「仕事がほしい」と声がけして行うものだけを指すわけではありません。
仕事をもらうために、信頼の得られる仕事をする力や丁寧なやり取りをする力も立派な営業力。
Webライターとして稼ぐためには、どのようなタイプかは別として、何かしらの営業力が必要になります。
わたじろー
営業力を例にして詳細に解説しましたが、Webライターの業務には幅広いスキルが関係してくるので、思いもしなかった自分の得意なスキルが見つかるかもしれませんよ。
世の中の情報に、意図的かそうでないかは別として誤りはつきものです。
Googleの上位記事がそろって間違った数値を記載しているのは日常茶飯事ですし、新聞でさえ誤った情報を流す場合もあります。
Webライターとして記事を書いていく場合、自分でリサーチして記載していくので、情報の本質を見抜くために必要な以下の力が身につきます。
自分でリサーチをして、その中から必要な情報を見極める力。
とくにWeb上の記事は玉石混交ですので、これからの時代において重要なスキルです。
わたじろー
Webライターをやっていると、表面的な情報に惑わされずに、物事の本質にまで踏み込んだ物の見方ができるようになります。
Webライターとして仕事をしていると、クライアントとのやり取りをChatWorkで行ったり、WordPressなどでHTMLなどをいじったりするので、自然とITスキルが身についてきます。
Webライターで必要になる場合が多い、ITに関連する知識やツールは以下の5つです。
IT関係の知識は事前に知らなくても、必要になったらそのときに調べて対応すれば十分です。
今後の仕事や生活に必須であるIT分野の知識が身につくというのも、大きな魅力ではないでしょうか。
Webライターは、自分で稼ぐために必要なスキルが幅広く身につきます
これからの令和時代は、会社だけに頼らない個人で稼ぐ力が必要になる時代です。
個人で稼ぐために必要なスキルが網羅されたWebライター、ぜひいろいろなことを学んでみてください。
Webライターは稼げないといいますが、そんなことはありません。
たしかに、副業解禁やコロナの影響で始めたばかりの初心者Webライターは飽和状態となっています。
しかし、ある程度のスキルを身につけた上級スキルをもつWebライターであれば、いまでも十分稼ぐことが可能です。
Webライターを頑張った先の未来には、以下のような選択肢があるからです。
・文字単価の高いライターを目指す
・構成やディレクションの立場を目指す
・Webマーケターを目指す
・企業などに対してメディアの立ち上げサポートをする
・ライティング講師になる
上記はほんの一例ですが、Webライターでは幅広いスキルが身につくので、自分の選択に応じた働き方を選べるようになります。
わたじろー
現役Webライターの私としても、Webライターはオススメできる仕事だと思っています。
Webライターにはメリットが多くあり、やめとけと言われる理由のほとんどは次に説明する稼ぐ3ステップさえ押さえれば解決できるものだからです。
次に、Webライターで安定的に稼ぐための3ステップを確認していきましょう。
Webライターをやめておいたほうがいい主な理由は、金銭的な問題でした。
しかし、以下の稼ぐための3ステップさえ押さえれば、その問題は完全に解消されます。
STEP① 最低限の勉強で文字単価1円以上の新規案件をとる
STEP② 当たり前のことを当たり前にやって継続案件にする
STEP③ 継続案件の単価交渉・別の高単価案件にチャレンジ
一つずつ、詳しく解説していきます。
ほとんどの人は最初に文字単価1円未満の案件をとりますが、最低限の勉強をしておけば、初案件から文字単価1円以上を受けるのは難しいことではありません。
繰り返しになりますが、下記の内容を学んでおくと、最初から中級者ライターレベルの案件にチャレンジできます。
・Webライティングの基本のルールを学ぶ
・SEOの最低限の知識を知る(理解は不要)
・PREP法などの文章の型を把握する
初心者の人でこの3つの内容を押さえている人はほとんどいません。
そのため、大きな差別化ができるのです。
具体的に学ぶ内容については、以下の記事に詳しく書いておいたので参照してみてください。
最低限の勉強をすませたら、まずはクラウドソーシングなどを通してテストライティングに挑みましょう。
テストライティングときくとハードルが高く感じるかも知れませんが、覚えた内容を実践すれば十分合格できます。
わたじろー
実際、私もまだ案件を受けたことがない段階で、文字単価1.5円のテストライティングに応募して、合格しました。
私がテストライティングに受かったコツなどについては、以下の記事に具体的にまとめておきましたので参考にしてみてください。
継続案件をとる最も重要なのは、できて当たり前のことを当たり前にやることです。
具体的には、下記のような点です。
・コミュニケーションをこまめにとる
・納期を守る
・頼まれた作業をやる
・一度指摘を受けた部分を改善する
ディレクターの人やライターに発注する人が口をそろえて言うのは、上記のような当たり前のことができない人が多すぎるのです。
連絡しても全然返ってこない人や、何度指摘しても同じミスを繰り返す人。
事前の連絡なく当然のように納期に遅れて来る人や、ひどい人だとそのまま連絡が取れなくなる人もけっこういるようです。
わたじろー
当たり前のことをこなすだけでも大きな差別化になるので、まずはその部分をしっかり押さえて、継続案件につなげていきましょう。
なお、品質の高い記事の納品をしたり、相手が求める以上の仕事をするのも、継続案件を取る上で非常に有効ですので、余裕があればやっていきましょう。
今の案件を問題なくこなせるようになったら、単価アップの交渉か、別の高単価案件の受注にチャレンジしていきましょう。
単価アップは基本的に相手から言ってきてはくれないので、こちらから交渉する必要があります。
その際、下記の点を意識して提案してみてください。
・自分が貢献している客観的な数値をアピール(記事数、記事の品質、納品スピードなど)
・受けている別の会社の料金と比較して交渉
・追加提案をする(納品をペースを早めたり、記事構成、画像選定、WordPress入稿などを引き受ける)
・具体的な金額を提示する
だいたい30記事以上の執筆をこなせば、当初よりこちらの記事のレベルがあがっているはずなので、積極的に単価交渉をしていきましょう。
もし上げてくれない場合には、別の高単価案件への乗り換えを視野に入れるのも必要となります。
相手としても、貢献してくれていたライターがいなくなるのは痛手です。
お互いWin-Winの関係になるためにも、適切な交渉をしていきましょう。
Webライターのデメリットは次の4つです。
・最初はツライ
・最初はライバルが多い
・Webライターの仕事だけだとフロー収入
・自己管理能力がないと厳しい
Webライター初心者が必ず苦しむのは、思ったより文章が書けない症候群です。
また、初心者Webライターは飽和状態なので、最初はライバルが多く思ったより稼げないと感じると思います。
さらに、自分の時間や労力を使った記事作成で収入を得るので、Webライターとしての活動が止まれば収入はゼロです。
納期までのスケジュールを立てて、記事を計画的に仕上げていく必要があるので、自分や仕事を管理する能力も必要になります。
わたじろー
デメリットが多くあるので、Webライターがツライ仕事のように感じたかもしれません。
しかし、上記に挙げたデメリットは、Webライター以外の副業にも当てはまるデメリットばかりです。
最初が一番ツライのは当たり前ですし、副業の多くはフロー収入の形態。
仕事なので、自己管理能力も当然求められます。
わたじろー
Webライターのデメリットを踏まえた上で、それでもやってみようと思った人はまずは一度挑戦してみましょう。
Webライターの辛い部分やデメリットの詳細については、以下の記事に詳しく書いてありますので、興味のある人は確認してみてください。
わたじろー
Webライターのデメリットは、他の副業にも同じように当てはまる程度のものです。
そこまで過度に気にする必要はないでしょう。
「Webライターの仕事は甘くないからやめたほうがいいよ!」という人もいますが、基本的に仕事で甘いものはないと私は思っています。
Webライターは、初期投資不要で大きな勉強時間も必要ないので、リスク少なくチャレンジできる職業です。
受けた仕事は必ずやりきるという責任感は最低限もってほしいですが、プログラミングなどど比べても、勉強不足でどうしようもない事態に陥る危険が少ない業務内容です。
最初の一歩は不安だと思いますが、一度も触れずに一生を終えるにはもったいない仕事がWebライターだと思います。
わたじろー
自分に合うかどうかを試してみるために、まずは一つ案件を受けてみて、Webライターの世界に飛び込んでみましょう。
県庁職員を約10年経験し、300人以上の同期中最速で県知事個人表彰を受賞後、未経験からWebライターとして独立。
副業禁止によりまったくのゼロスタートながら、独立1ヶ月目で月10万円・継続案件5件受注。
テストライティングは2社に応募して両方合格し継続案件へ。独立2ヶ月目で月15万超え。
文字単価1.0円未満の案件は、受注したことがない。
合格率5%以下の「Webライター検定1級」、「SEO検定1級」などの資格を保有。