冬でもバイクに乗りたい!関東のおススメ冬ツーリングスポット10選

記事更新日: 2020/11/01

ライター: いなえ

冬は寒い。当たり前ですね(笑)
毎年この時期になると辛い寒さを嫌ってバイクに乗らない方がほとんどだと思います。

ですが、バイク乗りなら冬でもツーリングをしたい! と、ふとした瞬間に思う方も少なくないはず。


いなえ

私も冬の時期に走りたい衝動に駆られるライダーのひとりです。急にどこか行きたい!と思ってしまうんですよ。


そんな私がバイク好きにおススメするツーリングスポット10選をご紹介します!
※2020年の記事になります。

冬のツーリングの良いところ

まずは、冬だからこそ楽しめるポイントを話したいと思います。冬ツーリングは寒いだけではなく良いところはあるんです。

澄んだ空気だからこそ見れる絶景


私が冬で一番おススメしたのは“空気”です。

みなさんご存じだと思いますが、冬の空気は乾燥しており湿気が少なめです。

「肌は乾燥するし、唇は渇くから良いことない!」と思われる方もいると思いますが、空気が乾燥していると空気中の水分が視界を妨げることが少なくなるので、景色がより綺麗に見えるというメリットもあるんです。

特に日本のシンボル的存在、富士山は冬の晴れた日には雪化粧した美しい姿をくっきりと見ることができます。

また、空気が澄んだ空を見ながら海沿いを走れば、何ともいえない爽快感を感じることができるんです(あくまでも私の感じたことですが(笑))。

とにかく美味な冬の味覚

ツーリングの醍醐味と言えるのがやはり【グルメ】

冬は魚介類や肉類も脂が乗った状態になるものが多いため、普段よりも味が濃厚になる食材が多いです。

そういった食材を使った暖かいご飯は、寒いなか走って冷えた体にしみわたり、何ともいえない幸福を得られます。

冬のラーメンも格別ですよね、たまたま入った店がめちゃくちゃ美味しいと、誰かとまた行きたくなってツーリングが楽しいったらありゃしない。

冬の温泉ツーリングもあり


冬と言ったら温泉も外せないですよね。日本は温泉大国なので、源泉数は2万7000以上あり、さまざまな場所で湧き出ています。

ちょっと遠くへ行って温泉につかり、冷えた体を温めてから岐路につくツーリングも意外とありですよ。

ただ、温泉に入った後にバイクで走ると湯冷めする可能性があるので、冬の温泉ツーリングでは防寒対策を万全に。スケジュールに余裕があるときは温泉の近くのホテルや旅館で一泊してから帰るのもありです。

 

冬のおススメツーリングスポット10選

河口湖(山梨県)

冬の富士山を見たいという方におススメの場所です。天気が良い日には湖周辺の道路を走っていると富士山が必ずと言っていいほど視界に入ってきます。

また、首都圏からのアクセスが良いというのもポイント。東京からだと中央自動車道を使って片道約2時間。高速道路を降りた後は約10分で湖につくというお手軽感もあります。

河口湖で富士山を見るなら大石公園がおススメ。公園からは河口湖と富士山をセットで見ることができます。

グルメに関しても河口湖周辺は充実しており、山梨名物のほうとうや富士吉田うどんなど冷えた体にしみわたる暖かい食べ物を味わえるのも魅力のひとつです。

注意点としては、河口湖は1月から雪が降る日が多くなると言われているので、1月にツーリングされる際は路面凍結の注意が大いに必要となります。

走行距離(片道):約110キロ
高速を使用した場合:約2500円
※東京都から出発した場合で計算

江の島(神奈川県)

海沿いで海水浴場が近いということもあり、夏に行く場所というイメージのある江の島ですが、冬もおススメできる場所です。海沿いを走れば海岸沿いから富士山を見ることもできます。



グルメでは海鮮に加え、海が一望できるオシャレなカフェも多く。カフェでオシャレなご飯と風景を味わって帰るといったツーリングを楽しむのもありです。
(湘南の宝石実行委員会HPより写真転載)


夜には、関東三大イルミネーションに認定されたイルミネーションを楽しむことができます。
昨年は2019年11月/23日~2020年2月16日までライトアップされています。
アクセスも非常に良く、路面凍結等の心配も少ないという点もおススメのひとつです。

※2020年~2021年の開催は発表されていません。


走行距離(片道):約50キロ
高速を使用した場合(片道):約1000円
※東京都から出発した場合で計算

観音崎(神奈川県)

走っていて意外と楽しいのが横須賀近くの観音崎です。海沿いを走れることに加え、横須賀の市内に出ればカレーやハンバーガーなどグルメも充実しています。



そして温泉も近くにあることもポイントが高いです。特にアクセスが良いのが『横須賀温泉 湯楽の里』です。

横須賀温泉 湯楽の里HPより画像転載


お店が海沿いに面していることもあって、露天風呂で見る景色はかなり良いです。湯楽の里は日帰りセットもありますので、手ぶらで行けますよ。

走行距離(片道):約70キロ
高速を使用した場合(片道):約2000円
※東京都から出発した場合で計算

みなとみらい(神奈川県)

冬でも人気スポットとなっているみなとみらい。冬でもけっこうバイク乗りが集まっています。

みなとみらいは、赤レンガ、山下公園などなど、観光スポットも多いので、バイクを降りて街を探索するのもありです。赤レンガのバイク駐車場は無料となっているので、街を歩くときは赤レンガを中心に動くと良いと思います。


走るスポットとしては東京湾岸道路がおススメ。羽田空港からベイブリッジに抜ける道は比較的スムーズに走れます。特にベイブリッジから見るみなとみらいの夜景はかなりきれいですよ。ただ、風が強い日はご用心を。

走行距離(片道):約30キロ
高速を使用した場合(片道):約1000円
※東京都から出発した場合で計算

富津岬(千葉県)

千葉方面も東京からのアクセスも良く、また冬でも比較的暖かくて走りやすいのでおススメです。その中でも東京湾アクアラインから近く、パッと行けるツーリングスポットが富津岬です。

富津岬と言ったら、富津公園にある明治百年記念展望塔です。


塔の頂上から眺めはかなり良く、晴れていれば海沿いからは神奈川方面や富士山が、陸側を向けば千葉県の京葉臨海工業地帯を一望することができます。

グルメでは富津名物の貝柱丼や磯ラーメンがおススメですよ! 特に貝柱丼の小柱は食感も良く美味です♪

走行距離(片道):約60キロ
高速を使用した場合(片道):約1500円
※東京都から出発した場合で計算

野島崎(千葉県)

冬のロングツーリングでおススメなのが野島崎です。走るスポットでは、富津館山道路から安房グリーンラインで野島崎に抜けるルートがおススメです。

安房グリーンラインは峠道となっていますが、海が近いということもあってか、凍結はほとんどしておらず、走りやすいです。ただし、雨が降った翌日にツーリングする際は注意です。

野島崎についたら『朝日と夕日の見えるベンチ』を見に行ってはいかがでしょうか。岩の上にポツンとベンチがある景色はなかなか不思議な雰囲気。ベンチに座って記念写真を撮れば、かなりのネタになりますよ。



お昼ご飯は野島崎近くの定食屋でお刺身定食を食べるのもいいですが、道の駅三芳村ー鄙の里ー(ひなのさと)にビンゴというお店のビンゴバーガーもおススメです。
ハンバーガーはボリューム満点で、国産牛100%パティの肉の味が最高です。ガッツリ系が好きなライダーはぜひお試しを。

道の駅三芳村ホームページはこちら

走行距離(片道):約120キロ
高速を使用した場合(片道):約1500円
※東京都から出発した場合で計算

銚子(千葉県)

冬の新鮮な魚を食べたいというライダーにおススメなのが銚子です。銚子港が近いので、刺身や丼ものが比較的リーズナブルに食べれます。

ガッツリした丼ものを食べたい人なら『浜めし』です。いろいろな刺身が乗った五色丼は新鮮なネタが山のように乗っているのでインパクト大です。ちなみに、『浜めし』ネタがなくなったら閉店となるようなので、お店には早めに行くのがいいでしょう。
浜めし(食べログ)ページはこちら>>

ご飯を食べた後は犬吠崎の展望台を目指したり、海沿いの温泉に入ってから帰るものありですよ。

走行距離(片道):約130キロ
高速を使用した場合(片道):約2500円
※東京都から出発した場合で計算

川越(埼玉県)

川越市HPより画像転載

小江戸の町並みが人気の川越。都心から1時間ちょっとと気軽に行けるのがおススメです。このツーリングでメインとなるのは食べ歩き! 名物のさつまいもを使った焼きいもやまんじゅう、大学芋など冬に美味しい食べ物があふれています。

帰りは川越温泉で体を温めてから帰るのもありですよ。

注)川越の温泉に猿はいません。


走行距離(片道):約70キロ
高速を使用した場合(片道):約1000円
※東京都から出発した場合で計算

河津(静岡県)

河津桜発祥の地としられる伊豆の河津。オススメは何と言っても河津桜です。河津川沿い約4キロの桜並木は一見の価値ありです。夜になれば、一部でライトアップが行われるので夜桜も見ることができます。

並木沿いには出店も多く出店しているので、たこ焼きや焼きそばを食べながら桜を見るのもありですよ。

河津桜の見ごろは2月末から3月中旬と言われています。この時期の山道は、路面が凍結している場合も考えられるので、河津へツーリングする場合は、なるべく海沿いを走るのがおススメです。

走行距離(片道):約200キロ
高速を使用した場合(片道):約3000円
※東京都から出発した場合で計算

大洗(茨城県)

茨城の海岸岸にある大洗。最近では某アニメの聖地としても有名だ。都心からだと常磐道と東水戸道路で約2時間で到着。凍結の心配も比較的少ない。

おススメはやはり冬の味覚の代表的存在のあんこう鍋だ。大洗名物のあんこうを余すところなく食べられ、味噌仕立の濃厚なスープがツーリングで冷えた体を芯から温めてくれる。

あんこう鍋は、お店によって独自の味を持っている。筆者がおススメするのは『親潮』のあんこう鍋。価格もリーズナブルで、一人前から注文できるあんこう鍋定食があるのも魅力です。

走行距離(片道):約120キロ
高速を使用した場合(片道):約2000円
※東京都から出発した場合で計算

 

最後に

いなえ

冬の関東ツーリングスポットをご紹介してきましたが、候補は見つかりましたか?


とにかく冬のツーリングは寒いです。バイク用の防寒グッズを使えば寒さはかなり和らげることができますので、装備は万全に。

また、高速道路などをうまく使えば、山へ向かう場合でも凍結の心配はほとんどありませんが、油断せず、安全運転で走ることをお忘れなく。

グルメや温泉を満喫しながら、冬のツーリングを楽しみましょう!

※2020年の記事になります。
最新の情報を確認したうえでプランを立ててください!

この記事を書いたライター

いなえ

好奇心旺盛の32歳。

ライター兼ライフスタイルアドバイザーとして活動。

みんなが右を向いていると左を向きたくなるアマノジャク。

時に毒舌。

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