こんにちは!めるまです。
今回は、売上を倍増させるビデオチャットの使い方を紹介します。
めるま
私自身、ココナラを依頼と出品の両方で利用していますが、同じ方法をとっている出品者に会ったことがないので、間違いなく有益な情報だと思います。
それでは最初に、売上が倍増する理由についてお伝えしますね。
▼収益が倍増する理由
あなたのサービスを購入した人が、次々とリピーターになり、しかも高単価の依頼をしてくれるようになるから。
つまり今回の話は、質の高いリピーターを獲得するためのビデオチャットの使い方です。
めるま
どんなビジネスでも、稼げる人は強固なリピーターを獲得しています。
逆にリピーターを獲得できなければ、新規顧客の獲得に追われ、収益を増やすことができません。
個人で仕事を受けて収益を増やすには、仕事の効率化は必須要素です。
なので、高単価の案件をリピートしてくれる依頼者の獲得は、収益を増やす上で欠かせません。
そして、強固なリピーターを獲得するには、ビデオチャットの活用がとても効果的なんです。
めるま
例として、私が獲得したリピート案件の一部を紹介します。
▼めるまが過去に依頼されたリピート案件
ここで注目していただきたいのですが、リピートには、単純に同じサービスを依頼するパターン(アップセル)もあれば、違う案件を依頼するパターン(クロスセル)もあります。
そして、「違う案件の依頼」を獲得できるようになれば、あなたの仕事の単価はどんどん上がっていきます。
めるま
単なるリピートだけじゃなく、単価を上げていく仕事の取り方について解説するので、最後までしっかり読んでくださいね。
このページの目次
最初に、最も重要で、多くの人が勘違いをしているポイントについてお話ししますね。
まず、リピートは、自然発生的に起きるのを待つものではありません。
自分から、意図して掴み取りに行くものです。
めるま
新しい人からの依頼が来た時点で、この人を必ずリピーターにすると決めるんです。
そしてここが、多くの人が勘違いしているポイントなのですが、リピートを取りに行った場合、リピートの相談を持ち掛けられるタイミングはいつだと思いますか?
少し読むのを止めて、考えてみて下さい。
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答えは出ましたか?
正解は、商品を購入した直後、仕事の詳細をヒアリングするタイミングです。
めるま
「え?なんで?依頼が完了して、サービスに満足してくれた時じゃないの?」と思う方もいると思うので、理由を説明しますね。
これについては、依頼者と出品側それぞれについて分けて考えると分かりやすいです。
依頼側からすると、ココナラは匿名でも出品できる分、信用できる相手かどうかが気になるのです。
これは、私だけではなく、これまで関わってきた多くの依頼者様も、同じことをおっしゃっていました。
依頼者
信用できる実名を公表しているWebデザイナーを探しています。
ココナラはアカウントだけで対応します。
何となく心配です。
実名を公表している、相場価格のWebデザイナーを教えてください。
なので、依頼する時点で「この人は信頼できる人だ!」と感じれば、他の依頼者に取られる前に、唾はつけておきたいのです。
依頼が完了すると、納品物が良かろうが悪かろうが、依頼者とのコミュニケーションは一度途切れます。
そして、一度途やり取りが切れると、出品側から再度アプローチするのは、心理的にも技術的にもハードルが高いのです。
また、リピートされることが前提で仕事が進んでいない場合、成果物が期待値を大きく上回らないと、ほとんどリピートされません。
要するに、自然発生的なリピートは、基本的にハードルが高いのです。
めるま
私は仕事を依頼することも依頼されることもあるので、それらの経験と、実際に試した結果から、この結論に辿り着きました。
これまでの内容から、リピーターを獲得するには、依頼者の心を早期に掴む必要があることはご理解いただけましたか?
依頼を完了して初めて心をつかもうとしていては遅すぎ。
依頼が始まったタイミングで、依頼者の心をつかめるかが、リピーター獲得の分かれ目なのです。
めるま
そして、心の距離を縮めるには、チャットよりも音声、音声よりも画像が効果的。
だから、依頼者の心をつかみたければ、作業に入る前に、依頼者とのビデオチャットをすべきなんです。
ビデオチャットの本当のメリットは、ビデオ形式でサービスを提供できることでも、仕事の内容を詳しく聞けることでもありません。
音声と動画を通して、あなたに関する情報をできる限り依頼者に与えることで、あなたという存在を理解させ、信用してもらうことこそが、本当のメリットなのです。
あなたに関する情報を、できる限り多く依頼者に与え、あなたと言う存在を信用してもらう事。
めるま
以下は、私が不動産業を営む依頼者様から実際に言われた言葉です。
依頼者
私も、チャットだけのドライなやり取りじゃなくて、こうして顔を合わせて、深い関係を築きながら仕事をしていけるのは、とても有難いです。
一度きりの仕事ではなく、できれば継続的にお仕事をお願いしたいと思っています。
その後、この方はリピーターとなってくれました。
このような言葉を頂くのは、一度や二度ではありませんでした。
めるま
事前打ち合わせをビデオチャットでしっかりやれば、まだ最初の仕事が始まっていない段階でも、次の依頼の話をしてもらえるんです。
それではここから、リピートしてもらうためのポイントを、より具体的に解説していきます。
基本的な事項になりますが、以下の4つのポイントを押さえることが重要になります。
▼リピートしたいと思ってもらうための4つのポイント
1と2は、依頼者をあなたに惹きつけるための攻めのポイント。
3と4は、成果物が微妙だった場合をカバーする守りのポイントです。
これは、これまでお伝えしてきたことの振り返りになりますが、依頼者は、何より信用できる人物に仕事を依頼したいのです。
成果物がいくら素晴らしくても、どこの誰か分からない人や、まずいことがあると音信不通になる人とは、長期的な仕事はできません。
めるま
信用を得るには多くの方法がありますが、少なくとも以下のポイントは抑えると良いです。
▼信用してもらうために押さえるポイント
→ビデオチャットを使い、名前や声、見た目を相手に見せることで、依頼者は安心します。また、精一杯仕事に取り組む意思を言葉で伝えることで、相手も心を開いてくれます。
これはビデオチャットでの打ち合わせ以外の話になりますが、相手が送ってきたチャットに対して素早く返信することは、ビジネスの基本中の基本であり、大きな信用に繋がります。たとえ答えにくい質問であっても、「調べて後ほど連絡します」の一言をすぐに返すか返さないかで、信用は大きく変わります。
2つ目のポイントは、打ち合わせの中で、こちらが上手であると相手に思わせることです。
めるま
これができると、「アドバイザーになってほしい」という追加依頼が発生することがあります。
例えば、あなたがとある商品を紹介するパンフレットの作成を依頼されたとします。
その時、依頼者にはパンフレットに盛り込みたい情報が既にあるはずなので、それをヒアリングするわけですが、その通りに作ったのでは、どれだけ綺麗なパンフレットを作っても、相手の期待値を超えることはありません。
肝心なのは、相手の要望を聞いた上で、自分なりの意見を提案することです。
めるま
例えば、次のような意見は、依頼者の心に刺さります。
これは、あくまで私の場合ですが、あなたなりの意見は必ずあるはずです。
依頼された仕事の結果、依頼者の目的が達成されないと思うのであれば、依頼そのものの破棄を促すことも、とても大事なことです。(提案したところで、多くの場合、「とりあえずやってみよう」ということにはなるのですが・・・)
ポイントは、相手の知らない情報を付け加えること。
めるま
相手の知らなかったor思いつかなかった情報を基に、あなたなりの意見を伝えてあげれば、あなたに対する信用がグッと高まりますよ!
ここからは、納品物に対して不満を持たれることを防ぐ、守りのポイントです。
リピートうんぬんの前に、納品物に対する評価は、自分が望む価格をなかなか提示できない人がぶつかっている心の壁でもあるので、そういう人にとっても役立つ内容です。
めるま
そしてこれは、私がコンサル業で失敗した経験から学んだ内容でもあります。
具体的には、仕事を受ける時に、その仕事の成果の責任が、依頼した側とされた側の両方にあるということを伝えるのです。
例えば、商品紹介のパンフレット作製を依頼されたとき、あなたのサービスの宣伝文句が「絶対売れるパンフレットを作ります!」だったら、依頼者は、パンフレットを作るだけでなく、その後の売上まで少なからず期待するでしょう。
しかし、どんなにいいパンフレットを作っても、あなたが売り上げまで保証することはできません。
かといって、「きれいなパンフレットを作ります」という宣伝文句では、あなたのサービスを買う人は現れないでしょう。
めるま
だから、最初の打ち合わせで、以下の断りを入れておくことが大事なんです。
あなた
「私は今回のパンフレット制作を、単に作るだけでなく、ちゃんと成果が出るものにしたいと思っています。ただ、私よりも依頼者様の方が業界について詳しいと思いますので、依頼者様のご意見を頂きながら、一緒に良いものに仕上げていきたいと思っています。ご協力のほど、宜しくお願いします!」
これを言わた依頼者からすると、あなたの前向きに仕事に取り組む姿勢が見えるのと同時に、このパンフレットで売り上げが立つかどうかは、自分にもかかっているんだという意識が生まれ、依頼者だけの責任だと思わなくなります。
めるま
言い方がストレートすぎて誤解を招きそうですが、要は「チームとして一緒にやっていきましょう!」という意思を伝えるということです。
最後のポイントは、ポイント3と似ています。
「あなたの作ったパンフレット使ったら、私の商品が必ず売れるんでしょ?」
とか思われていると、成果が出なかったときに不満も出ます。
なので、何も言われなくても「成果は出る時もあれば出ない時もある」ということをちゃんと伝えてあげることが大事なのです。
めるま
そんなこと言って大丈夫?と心配になるかもしれませんが大丈夫です。
何事も100%うまくいくものはないということくらい誰でも分かっていますし、実際に文句が出たこともありません。
ここまでの話をふまえ、ビデオチャットでの打ち合わせの注意点について触れておきます。
基本的に、あなたが話すというよりも相手の話を引き出すことに注力してください。
打ち合わせ全体を通して、あなたと相手が話した割合が
あなた:相手=1:9
になっていることが理想です。
めるま
そのためには、トークスキルよりもヒアリングスキルが必要になります。
具体的なヒアリングの内容については、別記事にて紹介します。
いかがでしたでしょうか?
本記事の内容は、ココナラに限らず、あらゆるビジネスにおいて有効な方法であると、私は確信しています。
「本当かな?」と思ったあなたも、騙されたと思って一度試してみて下さい。
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