TOP > 人生100年時代の副業 > 【Webライターに不要なのは?】月3万円を稼ぐのにやらなくていいこと4選を現役が解説
・副業で月3万円を目指す上で不要なのは、ツールなどの操作・細かいSEO・コピーライティングや取材能力などの応用スキル。
・まずは基本スキルから定着させましょう。
Webライターになる前にやっておくことが多すぎてどれから手を付ければいいのか迷う...
WordPressは必要だっていうし、SEOもしっかり学んでおいたほうがいいですよね...?
この記事ではこんな疑問に答えます。
わたじろー
結論からいうと、実際にやっておくべきことは少ないです。応用スキルや実案件を通して覚えれば十分なスキルは後回しでOKです。
今回の記事では、Webライター初心者に不要なことを明確にして、その後、覚えるべき基本スキルを解説します。
初心者のうちは覚えた方がいいスキルは山程あるので、まずは「やらなくいいこと」を知りましょう。
初心者のうちに必ず覚えなければいけない知識は本当にわずかなので、そこに集中すればWebライターの副業で月3万円はすぐに達成できますよ。
このページの目次
Webライターを始める前によく言われるのが、WordPressなどのツールの使い方を事前に覚えておくべきという助言。
・ChatWork
・ZOOM
・WordPress
・HTML
・CSS
私の結論は、事前に覚えておく必要はなく、必要になったときに調べれば十分だということです。
多くの依頼者は、納品や編集をWordPressに指定してきますし、WordPressの装飾にはHTML・CSSの知識が必要になります。
また、連絡手段としてChatWorkやZOOMなどのツールの指定がある場合も多いです。
そのため、これらの知識を覚えていた方がスムーズなのは間違いないのですが、わざわざ事前に学ぶのは非効率です。
なぜなら、WordPressの装飾などは依頼者によって指示される内容が異なったりしますし、ChatWorkなどが不要な依頼も多く存在するからです。
せっかくツールの使い方を覚えたのに使用しない案件の場合は時間が無駄になります。
依頼主から指定された段階で、その都度リサーチして学んでいくという対応で十分です。
文字単価1円までの案件には、細かいSEO知識まで求められるケースはほとんどありません。
募集要項の記載にSEOについて触れているものもありますが、細かいSEO知識まで必要になる場合はないといっていいでしょう。
なぜなら、文字単価1円までの案件でSEOが求められる場面は非常に限られた範囲だからです。
記事作成において、SEOのスキルが必要になる場面は次の3つ。
・記事の構成を決める場面
・記事のタイトルや見出しを決める場面
・記事の内容執筆場面
文字単価1円までの案件で多いのは、事前に依頼者がつくった構成やタイトルなどに沿って執筆するケース。
仮に見出しなどの作成が必要になる場合でも、用意されたマニュアルに沿って書く程度で十分に対応できます。
そのため、初心者が受ける案件でSEOの知識が必要になるのは、記事の内容を執筆する場面のみです。
そして、記事の執筆段階のSEOで唯一押さえてほしいのは、「ユーザーのことを考えた内容」にするという点だけ。
具体的には、自分の書きたい内容ではなく、ユーザーの知りたい内容を書く。
難しい表現や見づらい文章にせず、ユーザーがさっと見て理解できる内容にする。
そういった点を踏まえた記事作成ができれば、最初の段階では十分すぎるレベルです。
コピーライティングやセールスライティングも、最初の段階では不要です。
コピーライティングとは、読んだ人に行動させる文章術。
セールスライティングとは、読んだ人に行動させる文章術で、とくに商品を販売するためのライティングテクニックです。
もちろん、Webライターを続けるならいずれは覚える必要があるのですが、1円までの案件でこれらのスキルが求められる場合はまずありません。
また、コピーライティング・セールスライティングは応用的なスキルなので、まずはWebライティングの基本を身につけてから習得したほうが効率よく学べます。
取材スキルも1円までの案件には不要です。
取材スキルが必要な案件は、単価は高いのですがそのぶん工数も多くなるので、初心者にオススメできる案件ではないからです。
取材が入った案件の場合、一般的に以下の手順が必要になります。
①情報収集・取材のゴールや構成を決める
②アポ取り
③取材のための機材を準備
④取材(写真撮影を含む場合あり)
⑤取材した内容から執筆
Webライターとして習得しておくべきスキルとして、取材スキルを挙げる人は意外に多いイメージです。
取材スキルを持っている人は少ないので、高単価で受けられるからだと思います。
しかし、まだ執筆にも慣れていない段階で、最初から取材スキルまで得ようとするのは時期尚早です。
文字単価1円以上の案件を目指す段階では不要の応用スキルなので、習得するのは後回しにしましょう。
これまで不要なスキルを挙げてきましたが、月3万円を目指す初心者Webライターが覚えるべき基本スキルはどのようなものがあるのでしょうか。
次に、みていきましょう。
月3万円を目指す上で覚えるべきスキルは、次の3つです。
・Webライティングの基本のルールを学ぶ
・SEOの最低限の知識を知る(理解までは不要)
・PREP法などの文章の型を把握する
Webライターの副業などでムリなく月3万を狙える文字単価1円を目指すなら、事前の勉強は必須です。
とはいっても集中すれば1日で覚えられる内容なので、仕事を受ける前に休日などを利用して一気に覚えてしまいましょう。
詳細については、下記の記事を参照してみてください。
最初からあれもこれもと学ぼうとすると、ただでさえ負担が大きい初心者Webライターの人の挫折する確率が上がってしまいます。
「覚えた方がいいこと」は無数にあるので、最初は「覚えなければいけないこと」を念頭において必要なスキルを習得していきましょう。
まず覚えるべき基本的スキルの3つを押さえておけば、それだけでも他のライターとの差別化は十分にできます。
応用スキルが必要な案件の話がすでに来ている場合は別として、まずは基本スキルをある程度マスターしてから応用スキルに挑戦していきましょう。
県庁職員を約10年経験し、300人以上の同期中最速で県知事個人表彰を受賞後、未経験からWebライターとして独立。
副業禁止によりまったくのゼロスタートながら、独立1ヶ月目で月10万円・継続案件5件受注。
テストライティングは2社に応募して両方合格し継続案件へ。独立2ヶ月目で月15万超え。
文字単価1.0円未満の案件は、受注したことがない。
合格率5%以下の「Webライター検定1級」、「SEO検定1級」などの資格を保有。