Webライターはブログやった方がいいってよく聞くけど、実際どうなんですか?
Webライターとブロガーの違いが、よくわからないのですか?
これから始めようとしているのですが、ブログとWebライターどちらを先にやったほうがいいのか知りたいです!
わたじろー
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
現役Webライターで、ブログもやっている私が解説します。
結論からいうと、Webライターであるならブログはマストでやるべきです。
これに異論をとなえる人は、私が知る限りでは聞いたことがありません。
ブログをやるには手間やある程度のお金も必要なのにもかかわらず異論がないのですから、Webライターがブログをやるべきメリットはそれだけ大きいということです。
この記事では、Webライターにブログがオススメする6つの理由に加え、ブログの活用方法や注意点などを徹底的に解説していきます。
Webライターとブロガーは、同じWebの記事を書く仕事ですが、実際の活動内容は大きく違います。
以下の表でWebライターとブログ(ブロガー)との違いを簡単にまとめておきましたので、確認してみてください。
Webライターとして書く記事とブログの最も大きな違いは、クライアントがいるかどうかです。
Webライターは、クライアントからの依頼で記事を作成します。
そのため、記事の内容・書き方はクライアントの指示に従って執筆しますし、収益もクライアントに記事を納品することで発生します。
求められるスキルの範囲も、Webライターよりブログの方がせまいです。
ブログは、クライアントがいないので、記事の内容や書き方も自由。
しかし、実際にWebページを見に来てくれた人に、商品を売って広告収入を得ない限り、1万記事書いても収入はゼロ円です。
Webライターの記事とブログの執筆は共通する部分も多いですが、異なる面もあります。
両者の違いは、明確に理解しておきましょう。
私自身Webライターとして活動していて、ブログは絶対にやるべきだなと感じています。
時間や手間はかかりますが、Webライターとして稼ぐ場合に、長期的にみれば必ずプラスになるからです。
具体的に、Webライターにブログがおすすめな理由は、以下の6つです。
・ポートフォリオになる
・Webライティングスキルを実践的に学べる
・SEOの実績ができる
・ブログから仕事が入る
・WordPressやWebマーケティングなどの知識がつく
・資産になるストック収入が得られる
一つずつ確認していきましょう。
ブログは、クライアントに提示して実力を証明できる最も有効なポートフォリオになります。
なぜならブログは別の人の手が入っていないので、構成から画像選定、執筆などのクライアントが依頼する上で重要視する要素のスキルレベルを確認しやすいのです。
実際、ブログをやっているかどうかをチェックしているクライアントは意外に多くいます。
Webスキルだけではなく、自分の得意ジャンルや人柄も積極的にアピールしていきましょう。
ブログを日々更新して積み上げていくことで、ポートフォリオという自分の資産作りにつながるのです。
Webライティングスキルは、自分のブログなど実践的なアウトプットをしていかなければ伸びません。
なぜなら、Webライティングは本を読むだけで身につくスキルではないので、実践を通して学ぶ必要があるからです。
たとえば、Webライティングの理論的な知識だけあっても、実際に執筆したことがなければ上手なライティングはできませんよね。
また、Webライターは、それぞれのクライアントの指示に従った書き方をしないといけないので、Webライティングスキルが伸びにくいのです。
自分のやり方で自由に執筆し、自分で考えてトライアンドエラーを繰り返していかなければ、Webライティングは上達しません。
ブログをやる最大の魅力は、私はSEOの実績ができることだと考えています。
SEOを深く学びSEOに強い記事が書けるようになったとしても、ブログをやっていないとそのスキルを証明できないからです。
クライアントからの依頼だと、ポートフォリオとして公表できないものが多いので実績につながりません。
そもそも公表できたとしても、依頼で書いた記事の場合は編集や画像など自分以外の手が入っているので、自分だけの力でSEOで上位表示ができたとはいえないのです。
自分のブログで「Webライター 始め方」のキーワードで1位をとれたなどのSEOの実績があると、その人だから依頼する理由につながるので、ほかのWebライターとの大きな差別化になります。
Webライターは、ブログをきっかけとして仕事が入ることがよくあります。
なぜならブログにはWebライターとしてのスキルをアピールできる要素がつまっているからです。
ブログを提示することで、Webライティングスキルのみならず、WordPressスキル、画像の選定、SEOなどさまざまなスキルをアピールできます。
クライアントから見ても、用意されたポートフォリオなどよりも、ブログの方がはるかにWebライターとしての実力を図りやすいのです。
ブログ経由の依頼の場合は、クラウドソーシングで受ける案件と違って手数料などもかからないので、積極的に受けるようにしていきましょう。
ブログを運営していると、「WordPress」や「Webマーケティング」の知識が自然と身につきます。
ただ記事を書いて提出できるWebライターよりも、WordPressの入稿までできるWebライターの方が仕事をとりやすいです。
また、クライアントは執筆を依頼した記事から収益を発生させたいと考えています。
そのため、収益を出す記事作成につながるWebマーケティングの知識をもっている人は、ライターとしての立場であっても重宝されるのです。
単なるWebライティングのスキルだけではなく、クライアントが求めるプラスαの知識が得て、需要のあるライターを目指しましょう。
ブログはWebライターと違い、書いた記事が収益を発生する資産になります。
良い記事を書けば書くほど何もしなくても入ってくるストック収入が得られるのです。
Webライターの仕事は記事を納品すればすぐにお金になりますが、自分が動かなくなったら何もお金が入ってこなくなるフロー収入。
ブログで稼げるようになっていると、自分が病気などで働けなくなったときでも、収入がまったくゼロになるという事態が防げます。
「他人の資産」を作る即金性のWebライターの仕事だけではなく、「自分の資産」になるブログの運営もあわせて行っておくと、収入面で安定するでしょう。
Webライターがブログを活用する3つの方法は、以下のとおりです。
・自分の得意ジャンルを設けて書く
・人間性や実績をアピールするためにWebライターとしての活動報告をする
・プロフィールにお問い合わせフォームやSNSのリンクを貼る
自分の得意ジャンルがある人は、Webライターとして大きく稼ぐことができるので、得意ジャンルに特化して書くのをおすすめします。
なぜなら、特定のジャンルを執筆することで周りからその分野に強い人だと認識され単価が上がりやすくなるからです。
また、慣れたジャンルだと執筆が早くなるので、時給で考えれば収益が伸びます。
得意ジャンルのサイトとして伸びていけば、権威性にもつながるでしょう。
Webライターとしての活動報告を継続的にすると、クライアントからの信頼性につながり仕事を獲得しやすくなります。
なぜなら、公の場で定期的に発信をできている人であれば、途中で仕事を放り投げたりしないという推定が働くからです。
クライアントがWebライターを選ぶ上で絶対にしてほしくないことは、途中で連絡がとれなくなること。
日常的に活動報告をしている人であれば、その人がどんな人かという人間性が把握しやすく、何も言わず連絡がなくなることはないだろうと判断されます。
ブログをきっかけに仕事の依頼が届くようにするには、ブログのプロフィール欄に問い合わせフォームやSNSのリンクを貼っておく必要があります。
できれば、以下の情報も合わせて載せておくと、さらに依頼が来やすくなるでしょう。
・経歴
・得意なジャンル
・仕事の実績
・文字単価の目安
経歴。得意ジャンルや仕事の実績は、クライアントからすれば依頼をしてしっかりやり遂げられる人か判断する上で重要です。
文字単価の目安は、連絡が来た後に値段交渉をするのは骨が折れるので、先にこちらから提示しておくとスムーズにやり取りが進むでしょう。
Webライターが必ずやるべきブログですが、いくつか注意点があります。
場合によっては逆に仕事がなくなるケースもあるので、以下の3つの注意点はしっかり押さえておきましょう。
・Webライターとの両立はハード
・クライアントには常にチェックされていると考えよ
・WordPressでやるべし
一つひとつ、確認していきましょう。
Webライターとブログの両立はハードなので、ある程度Webライターの仕事に慣れてきてからブログに挑戦しましょう。
案件の記事を必死で書きあげて終わったーと達成感を感じたすぐあとにブログを書くのはなかなかしんどいので、文章を書くことが嫌になってしまう可能性があります。
Webライターの人は全員ブログをやったほうがいいのは間違いありませんが、そのためにムリして挫折してしまっては意味がありません。
Webライターかブログのどちらか優先する方を決めて、優先しないと決めた方はムリのない範囲でやることを意識しましょう。
ブログを自分の実績やポートフォリオで利用するなら、そのブログは常にクライアントから見られているものだと認識しておきましょう。
とくに、以下の点は注意しておいてください。
・雑な記事は投稿しない
・他者を傷つけるような言動をしない
・人間性を疑われる記事を書かない
クライアント目線で考えると、ブログは抜き打ちでその人の記事のレベルやWebライタースキルを確認できる点にメリットがあります。
一つだけ提示された良くできた記事よりも、たくさんある記事の中から一つ選んで確認したほうがその人のレベルを判断しやすいのです。
もっとも、たまたま確認した記事が雑に書かれた記事だったら、その人に頼もうとは思わないでしょう。
また、当然ながら人を傷つけるような記事や、自分の人間性を疑われるような過激な発言の記事の公開は控えるべきです。
クライアントは、この人は長くやり取りを続けていける人か・信頼できる人かなど、Webライティングスキル以外の人柄もしっかり確認しています。
この人と一緒に仕事をしたいと思ってもらえるような、記事の執筆をしていきましょう。
はてなブログやアメブロなどでブログを始める人がいますが、必ずWordPressでやるようにしましょう。
なぜなら、クライアントが使うブログの99%がWordPressだからです。
WordPressの入稿作業までやってもらいたいというクライアントは多いので、その希望に添えるようにWordPressは普段から使い慣れておきましょう。
また、WordPressなら自由度が高いのでSEOやWebマーケティングなども実践しやすく、収益化につながりやすいです。
WordPressに使い慣れているというだけで、他のWebライターとの差別化になるので、Webライターがブログを始めるならWordPress一択でしょう。
Webライターとブログ、どちらを先に始めるべきかはその人の性格や置かれた状況によります。
以下の3つの始め方に分類して、解説していきましょう。
・最初から稼ぐWebライターから始めるタイプ
・気軽にブログから始めるタイプ
・両方同時に始めるチャレンジャータイプ
一つずつみていきましょう。
Webライターから始めるのは、最初からお金をしっかり稼いでいこうという人にオススメです。
最初は大変だと思いますが、早い段階でお金を稼げるので、モチベーションを維持しやすいでしょう。
Webライターは、クライアントからの要望に沿った内容や書き方をしなければなりません。
そのため、制約のない中で書くブログは、非常に書きやすい状態で始めることができるでしょう。
ただし一点注意なのは、Webライターで実際に稼いでいる人の中には、収入に直結しないブログのモチベーションが大きく下がる人が意外に多いです。
Webライターで稼いでいこうと思うならブログは必須なので、モチベーションを高めてしっかりやっていきましょう。
ブログから始めるのは、時間をかけてでもいいから、しっかりお金を稼いでいこうという人におすすめです。
最初のお金を稼ぐまでの道のりは長いですが、一度稼げるレベルにまでなれば、ブロガーとしてもWebライターとしても稼げます。
ブログ続けてきたことによって、WebライティングスキルやSEOの実績、ポートフォリオもある状態でなので、未経験者よりはるかに有利な状況でWebライターを始められるでしょう。
実際、Webライターになったばかりで大きく稼ぐ人は、ブログをやっていた人が多いです。
最初は地道な作業でつらいと思いますが、波に乗ればその後は順調に進むのがブログから始めた人の傾向です。
Webライターもブログもどちらも共通するスキルがあるので、相乗効果により両方伸ばすことが期待できますが、とにかく忙しくなります。
前述のとおり、クライアントからの依頼の記事を書き上げてすぐに、ブログを書くというのはなかなかツライ作業だからです。
もっともその分、大きく成長できる可能性があるので、Webライティングスキルを伸ばしたい人や時間に余裕がある人はチャレンジしてもいいでしょう。
ただし、まだ文章に慣れていないのにムリをすると高確率で挫折するので、その点は注意するようにしてください。
Webライターをやっていてブログをやっていないのは、大きな損失でしょう。
なぜなら、Webライターにとってブログはやるべきメリットばかりだからです。
Webライターの案件受注につながったり、大きく稼げるスキルが身についたりするだけではなく、作業をやめれば稼げなくなるWebライターのデメリットを補えるのがブログの魅力。
Webライターとして活動するなら、ブログは必ずやっておきましょう。
県庁職員を約10年経験し、300人以上の同期中最速で県知事個人表彰を受賞後、未経験からWebライターとして独立。
副業禁止によりまったくのゼロスタートながら、独立1ヶ月目で月10万円・継続案件5件受注。
テストライティングは2社に応募して両方合格し継続案件へ。独立3ヶ月目で月20万円突破。
執筆をしているブログでは、多数のキーワードで検索1位を獲得。
合格率5%以下の「Webライター検定1級」、「SEO検定1級」などの資格を保有。