ヨッシー
トライズの無料カウンセリングってどんなことするんだろう?
高いって聞くけど、いきなりクロージングとかされない?
エリートが受けるイメージがあるけど、自分が行ってもいいの?
最近、トライズの無料カウンセリングに興味があって体験談の検索をしていたのですが、なかなか詳しく書いている記事にたどり着けませんでした。
そこで「これは行かないとわからないな」と思い、トライズの無料カウンセリングに行くことにしたんです。
そして実際に行ってみると、ネットでどれだけ調べても出てこなかった情報が出るわ出るわ!
やはり行かないとわからないことがたくさんありますね。
この記事では、トライズの無料カウンセリングの中身を全部包み隠さずお伝えしていきたいと思います!
具体的なトライズのプログラムや料金はこちらの記事にまとめています。合わせてご覧いただくとより理解が深まります!
【受講者に聞く】トライズの評判と口コミを徹底検証!【体験談有り】
更新日: 2019.01.15
このページの目次
僕が無料カウンセリングを受けたのは、新宿駅から徒歩五分の新宿センタービルの30階にある東京新宿センターでした。
電話を取って、「今日の15時から予約したヨッシー(実際に口にしたのは本名)ですが」と話すと、ものの数秒でトライズのコンセルジュの方が、カウンセリングルームに案内してくれました。
新宿センターの中はこんな感じになっています。
写真正面がコンサルティングルーム兼レッスンルーム、左手側がオフィス、右側がカウンセリングルームとグループディスカッションルームになっていました。
トライズのブランディングのイメージから、もっとカッチリした雰囲気なのかと思っていたのですが、中はすごくカジュアルでアットホームな雰囲気です。
この日は左端に写っているソファに、生徒さんと思われる方が自習していました。
レッスン以外の日でも、仕事帰りに立ち寄って自主学習の場所として活用できるようになっているようです。
そういう生徒さんは意外と多いらしく、生徒同士の情報交換の場所として活用したり、すぐ近くにコンサルタントやネイディブ講師がいるので、質問があればその場で聞けるというメリットもあるようです。
奥にはボードが立てかけてあり、右側に各コンサルタントが紹介する「受講生のここがすごい!」ポイントが並べられ、左側には過去の卒業生のインタビューなどが掲載されていました。
こういうのを見ると「実際にいろんな生徒さんが通っているんだなぁ」というのがリアルにわかりますね。
こればっかりはネットを調べても出てこない情報なので、やっぱり無料カウンセリングを受けにきてよかったなと、カウンセリングを受ける前にすでに感じました。
(※ここに載せている場はあくまで新宿センターの取材時点での情報です。支店によってはない可能性があります)
カウンセリングルームに入るとコンシェルジュの方が、カウンセリングシートに記入するように指示してくれます。
今回担当していただいたのは、元美容部員である江原美景(みかげ)さん。
ヨッシー
名は体を表すと言いますか、さすが美容部員をやられていたというだけあって、佇まいが凛とされていてかっこよかったです。
コンシェルジュはコンサルタントとは違い、トライズの学習内容などを説明してくれる人です。コンシェルジュの人と一緒に学習するわけではないので、そこは注意してください。
また無料カウンセリングでは、自分のカウンセリングシートにそった話をしてくれるものの、実際の学習プランを策定してくれるわけではありません。
それは入会後にコンサルタントの方とみっちり時間を取ってやる作業になります。
とはいえコンシェルジュとの会話だけでも、入会後に自分が何をするのかイメージは十分に沸きますので、そこは安心してくださいね。
こちらが実際のカウンセリングシートです。どんなことを書くのかを予め準備しておくとカウンセリングがスマートに進みますよ。
※特別に掲載の許可をいただいています
Q:今までの英語学習について聞かせてください。
Q:固定でのレッスン希望日程
→月曜日から日曜日の6-23時の中で固定のレッスンが入れられる時間帯を選択(大体でもOK)
この中で特に事前に準備しておいたほうがいいのは、「一年後、どのような状況で英語を利用したいか?」という質問です。
もちろんカウンセリングやコンサルティングを通して明確になることもあるので、事前にガッチリ決まっていなくても良いのですが、ある程度のビジョンが定まっていない中でシートに向かうとその場で固まってしまうこともあります。
僕は、自身が恋愛コラムニストとしても活動しており、将来は英語での発信もしていきたいと考えていたので、「英語での情報発信・セミナー開催」を目標に据えました。
実際にビジネスにおいての必要性に迫られて受講を考えている人は、自分のビジネスで英語を使うシーンを想定して書くと良いと思います。
実際のカウンセリングルーム
コンシェルジュとの話は、基本的にカウンセリングシートに基づいて進められていきます。
カウンセリングシートの質問内容には恥ずかしがらずに正直に書いたほうが良いです。
というのも背伸びせずにありのままの状態を書いた方が、自分にあった提案をしてもらいやすいですし、自分の悩みや状況に近い他の受講生の事例を聞かせてもらえるからです。
例えば、医療関係者の方だと日本語が使えない外国のお客さんの来院が増えたからという動機があったり、弁護士の方であれば海外のクライアントを獲得したいなどの要望があったりしたそうです。
中でも驚いたのは、外資のエアラインへの就職を希望している学生さんが、「就活に必要だから」という理由で受講しにきたこともあったそうです。(料金は親が出したそう…うらやましい)
英語を必要とするシーンは本当に人それぞれで、トライズはその使用シーンを明確にイメージして、そこからの逆算でプログラムや教材なども選びます。
自分の学習効果を高めるためにも、カウンセリングシートに書く内容は正確で正直なものの方がいいでしょう。
なお、カウンセリングシートを書いている間はコンシェルジュの方は席を外してくれるので、書く時間はしっかり取ることができます。
実は日本人が英語を習得するためには、合計で2,200時間の学習が必要だと言われています。(※Foreign Service Institute調べ)
そのうちの1,200時間を学校教育で教わるため、それ以外の1,000時間をどこかで確保しないとなりません。
美景さん
英語学習には
「リーディング(読む)」
「ライティング(書く)」
「スピーキング(話す)」
「リスニング(聞く)」
の4つがありますが、学校教育では「リーディング」と「ライティング」に当ててしまっているんですね。
ですから、トライズでは残りの1,000時間を「スピーキング」と「リスニング」にあてた学習プログラムを用意しているんです。
この説明を聞いたときに「だから日本人は英語を話せるようにならないのか」とものすごく腑に落ちました。
実際に、トライズにはTOEICは900点代なのに全く話せないという人も受講しに来ているほどです。
トライズの学習内容は「映画のセリフ本を使ってのリスニングとシャドーイングを自主学習」と、「徹底暗記した英語フレーズをアウトプットして定着させるためのスピーキングレッスン」に分けられます。
学習プログラムにはリーディングもライディングもほとんどありません。
徹底的に耳と舌を慣れさせ、英語を話すための筋力を養うための時間にあてているんですね。
実際にどういうプログラムなのかを予習してからカウンセリングに行ったこともあり、改めてそのプログラム内容になっている理由を聞いてものすごく納得しました。
年間で1,000時間確保するには、週6日の1日3時間の学習時間を確保する必要があります。
「そんなまとまった時間は取れない!」と思うことなかれ。上の写真にあるように、実際の生徒さんのスケジュール例を見ると、スキマ時間・ながら時間を活用すると、案外1日3時間は捻出できることがわかります。
特にリスニングの「ながら」時間の確保は重要です。料理をしながら、お風呂に入りながら、通勤しながら、ジムで走りながら、など毎日のスケジュールの中でどれだけの「ながら」時間を作れるかが鍵になります。
さらに1週間のどこかで「調整日」というのを設けて、週間で18時間(3時間×6日)がいかない場合は、その調整日で巻き取るという保険もかけるという徹底ぶり。
写真ではOLさんの例が載っていますが、経営者さんの例などいくつか事例をみせてくれます。
ヨッシー
僕も自分の日々のスケジュールと照らし合わせて「これならできそうだ」というイメージを沸かせることができました。
トライズでは、英会話レッスンを行うネイティブ講師と、学習をサポートするコンサルタントと一緒になって学習を進めていきます。
それぞれが担っている役割が違うので、その役割の違いを見ておきましょう。
1年間の学習計画を構築するコンサルティング
学習開始時に行うネイティブ講師とのレベルチェックとテストの結果を元に、受講生の英語力を測定します。
その英語力を踏まえて教材やスケジュール、学習の目標設定などをし、1年間の学習計画を組み立てます。
週5回のフィードバックメール
受講生はトライズ専用のアプリを使って、日々の学習内容をコンサルタントに報告します。
その中で備考欄などに、学習でつまづいているところや、モチベーションについての相談を書いて送信します。
それを見たコンサルタントは生徒の状況を見ながら、適切なチアアップや学習アドバイスなどを返信します。
こちらの記事でも書いたのですが、気になったことをすぐに聞ける環境がある、というのは英語学習においては非常に大事なことです。
2週間に1度のプログレスチェック
1年の目標を決めるものの、1年だと遠い目標になってしまうので、トライズでは2週間ごとに細かい目標設定を行います。
コンサルタントは自己学習の達成状況や内容をマンツーマンでチェックして、必要な改善案を提案してくれます。
美景さん
受講生の学習状況に合わせた目標設定をその都度行うため、「コレ」という目標設置はありませんが、例えば「この2週間はフレーズを何個覚えよう」や「〜までリスニングテキストを進めよう」などがあるでしょうか。
前回のプログレスチェックからの進捗状況などを聞くこともあります。
ヨッシー
なるほど。
これはちょっと意地悪な質問かもしれませんが、日々の学習報告の時間って、受講生は嘘もつけてしまいますよね。
それってどう判断するんですか?
美景さん
もし仮にそういうことがあっても、報告されている学習時間に見合った結果が出なければ、プログレスチェックで(その報告内容の真偽が)わかると思います。
ヨッシー
なるほど。
この「コンサルタントに見られている」という状況が、生徒をやる気にさせ学習継続率90%以上という好成績に結びついているのだなと感じました。
週2回×25分のオンラインレッスン
受講生の目的に合わせたリスニング教材とスピーキング教材をまずは2冊決めて、それを集中的に学習します。
基本的には毎日のリスニング(及びシャドーイング)教材に沿って行われますが、講師が「必要だ」と判断すれば普段学習している教材とは別の教材を使うことになります。
リスニング教材には映画のセリフが全て文字化されているようなテキスト、スピーキング教材にはその人のビジネスシーンを想定した専門教材を使うことが多いようです。
『プラダを着た悪魔』のスクリーンプレイ
カウンセリングルームにあった実際の使用教材
週1回×50分のグループレッスン
ネイティブ講師1人に対して、最大4人までの少人数制のグループレッスンを行います。
グループレッスンは実際の英語活用シーンを想定したアウトプットの場になっていて、講師から事前に「次のレッスンはこういうテーマで話すから予習ヨロシク」という指示が飛んできます。
メンバーは英語力が同じ程度のレベルをトライズ側で調整し、1年間固定のメンバーで行います。
そこで生まれる仲間意識も英語学習をやりきるための加速装置になっているようです。
※ネイティブ講師とのレッスンに抵抗がある人は、日本人講師のレッスンも受講が可能です。
※グループレッスンが定期的に通えない人は、プライベートレッスンを週3回受講することも可能です。
以上が、コンシェルジュの美景さんから聞いたレッスン内容のあらましです。
具体的な金額の説明もありましたが、金額が妥当かどうかは無料カウンセリングを受けるかどうかでものすごく印象が変わりますので、ここでは簡単な料金の表だけ載せておきます。
この表を見て「月額98,000円は高いよ!」と思われた人はぜひこちらの記事をお読みください。
トライズの料金はよくよく考えると実は割安になっているということを説明しています。
実際に入会をしたあとの具体的流れは以下のようになっています。
コンサルタントの予定や他のお客さんの予定の関係で、申し込みから初回のコンサルティングまで2週間ほど空く事もあります。
申し込み後にすぐに学習開始したいという場合は、無料カウンセリングの時点で要望を出しておくとトライズ側も調整しやすくなります。
また申し込み後にコースを変更する事や、通うセンターを変更する事ももちろん可能です。
より具体的な質問は、無料カウンセリング時にコンシェルジュにぶつければ丁寧に答えてくれますよ!(僕はクロージングが怖かったので「その場では決められない」ことを事前にコールセンターの人に伝えておきました。)
僕が無料カウンセリングに行ってみて一番よかったと思ったのは、具体的な資料や教材などを見せてもらいながら、自分がトライズの学習プログラムを受けるイメージが明確に沸いたことです。
中でも受講生の「受講を決めたキッカケやVersantのスコアの推移」が載っているインタビュー資料をもらえたのが一番大きな収穫でした。
これを見た時「これー!一番ホームページとかに載せて欲しいやつー!」と心の中で叫びました。
やはり受講生の生の声を見るとリアリティが違います。これをもらいに行くだけでも無料カウンセリングに行く価値があると思います。
実際に僕がもらってきた資料の中で、参考になった箇所をいくつかピックアップして紹介します。
これから英語を勉強しようと思っている人に一番伝えたいのは、時間は絶対捻出できるということ。
僕の場合は、起床時間を1時間早めたり、新聞などを読んでいた往復1時間半の通勤時間も英語学習に当てたりという工夫をしました。
とにかく不要なものを削っていけば、3時間はなんとか作れるというのが、1年間やり遂げたあとの感想です。
トライズを受講しようかどうか迷っているなら、まずは無料体験に行ってその臨場感を体感することが大事だと思います。
そこでスクールの雰囲気を感じ、自分にやれそうかどうかの検証材料を手に入れられれば、その迷いにYES or NOの意思決定が出るはずです。
無理やりなクロージングなどもありませんので、気軽に行かれてみるといいですよ!
これまで紹介してきた資料からも、トライズはむしろ「本気じゃない他力本願な生徒はお断り」とでも言わんばかりのマーケティングをしているように感じます。
ですから無料カウンセリングをうけてもしあなたが本気になれなくても、トライズ側が困ることは特にないのだと思います。
100万円以上のお金と1,000時間の資源を投下するわけですから、じっくり考えた方が自分にとってもトライズにとってもいい結果になるのではないかと、無料カウンセリングを受けて思いました。
2018年10月現在では、東京・横浜・大阪にしかスクールがありませんが、距離的にそこに通えない人でも「コンサルティング、レッスン、プログレスチェックなどの全てのサービス」をスカイプのみで受講することも可能です。
実際のスクールの場所の一覧はこちらです。自分の通いやすい場所を選んで申し込むといいでしょう。
最後までご精読くださり、ありがとうございます。
ご要望・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。
このサイトをキッカケに「何かが変わった」という感想も募集しています。
トライズのネイティブ講師は、他のスクールなどとは異なり、受講生の発音について指摘することや、受講生が使った表現について他のフレーズで言い換えを教えることはしません。
応用言語学にもとづき、受講生が自分の英語知識の中から、自分自身で判断して、よりネイティブに伝わる表現を獲得していく、その成功体験を重要視しています。
この成功体験の積み重ねによって、非ネイティブ話者としての限界を認識した上で、慌てずに会話できる能力と自信を養っていきます。