【現役が解説】Webライター未経験者がまず押さえるべき4つの文章ルール

記事更新日: 2021/11/30

ライター: わたじろー

▼記事で伝えたいこと

・Web上の記事には、紙ベースの印刷物とは異なるルールが多く存在

・Webライティングの最低限の4つのルールさえ知識として押さえれば、初心者ライター卒業

この記事を書いた人
元県庁Webライター わたじろー

県庁職員を約10年経験し、300人以上の同期中最速で県知事個人表彰を受賞後、未経験からWebライターとして独立。
副業禁止によりまったくのゼロスタートながら、独立1ヶ月目で月10万円・継続案件5件受注。
テストライティングは2社に応募して両方合格し継続案件へ。独立2ヶ月目で月15万超え。
文字単価1.0円未満の案件は、受注したことがない。
合格率5%以下の「Webライター検定1級」、「SEO検定1級」などの資格を保有。

 

Web上の記事と印刷物とは、文章のルールが違うって本当ですか?

わたじろー

本当です。

Web上の記事は、本などの印刷物とは違う特有のルールがあります。

 

今回の記事では、Web記事と印刷物との違いを明確にして、それを踏まえた上でWebライターが最低限知っておくべきルールをまとめました。

今回の記事で触れる最低限のWebライティングのルールは、下記の4つです。

・結論ファースト

・文章はできるだけシンプルに

・一文の長さは60字以内|一見出しの長さは500字以内

・同じ語尾を3回続けない

Webライティングの初心者は、上記のルールの対応がまったくできていない人がほとんどです。

この記事で紹介するルールをすべて押さえれば、それだけで初心者ライターは卒業だと考えてしまって問題ないでしょう。

 

Webライティングの上達には時間がかかりますが、今回紹介する4つのルールはすべて知識なので、知っているか知らないかです。

今回の記事で基本のルールをサクッと覚えて、どんどん活用していきましょう。

Web記事と印刷物との違い

Webライティングのルールに入る前に、その考え方の前提となるWeb上の記事と印刷物の違いについて確認していきましょう。

Web上の記事には、書籍・新聞などの印刷物に比べて以下のデメリットが存在します。

・目が疲れる

・一覧性が低い

・いつでも離脱ができる


記事を書く際には、上記の点を踏まえたWebライティングをしていく必要があります。

一つずつ確認していきましょう。

 

目が疲れる

画面のモニターは発光してさまざまな色を表現しているので、紙に比べてWeb記事を読むのは目が疲れます。

実感としても、紙の記事よりもWeb記事を長く読むほうが、目が疲れると感じている人は多いのではないでしょうか。

 

Web記事は文字情報以外にも、画像や動画などが多く使われているので、印刷物に比べて目の疲労がたまりやすいのです。

長文になるほど読み手の負担は増えるので、ムダに長い文章はWeb記事ではとくに好まれません。

 

一覧性が低い

Web記事は、印刷物と比べるとパッと見たときに一度で確認できる情報量が少なく、記事の全体を確認するのが難しいです。

Webの検索ユーザーは特定のキーワードに対する「情報を知りたい人」ですので、自分の知りたい答えがどこにあるかをわかりやすくする必要があります。

具体的には、文章の構成や見出しなどを工夫していく必要があります。

ユーザーは全体の構成が見えない状況だと離脱しやすくなるので、可能な限り全体像を示した上で個別の話しをもっていくようにしましょう。

 

いつでも離脱ができる

Web記事は、スキマ時間でも気軽に読み始められる分、印刷物よりも簡単に読むのをやめられてしまいます。

印刷物は、わざわざお金を払って見ている場合も多いので、記事を読もうという意識が強く最後まで読んでもらいやすいです。

また、印刷物は、ある程度まとまった時間を使って読んでもらえるのが期待できます。

実感としても、買った本を読むときと、調べたいキーワードを検索してWeb上で記事を読むときでは、本のほうが途中離脱されにくいのはイメージできるのではないでしょうか。

 

加えて、Web記事は検索すれば自分が知りたい情報に関連した記事が無数に出てくるので、「自分の知りたい情報がどこにあるのかわからない...」とユーザーに判断されれば、すぐに別のサイトの記事へ飛ばれてしまいます。

 

これまで説明したWeb記事と印刷物との違いを踏まえて、Webライティングで押さえるべき最低限のルールを次に確認していきましょう。

 

Webライティングで押さえるべき最低限のルール

Webライティングで押さえるべき最低限のルールは、以下の4つです

・結論ファースト

・文章はできるだけシンプルに

・一文の長さは60字以内で一見出しの長さは500字以内

・同じ語尾を3回続けない

 

一つずつ、確認していきましょう。

 

結論ファースト

Webライティングの基本は、結論を最初に書くことです。

検索でたどり着いたユーザーが知りたいのは、検索キーワードに対する答えだからです。

どういう話なのか分からない文章は、最後まで読まれる確率が下がります。

 

もっとも、記事や人によって、常に結論を先に書くべきかについては意見が分かれます。

たとえば、記事冒頭の最初の文で、結論を持ってくるのがいいのか、それとも共感や問題意識を持ってくればいいのかは意見が分かれるところです。

これは客観的な正解があるわけではないですし、あったとしてもSEOのアルゴリズムの変更によって変動していきます。

ひとまず自分が書きやすいと感じる方を選んでみてください。


本文中にある見出しの最初の一文には、基本的に結論をもってくるという点は徹底してください。

Webライティングで慣れていない人は、結論を先に書くのがなかなかできません。

慣れてきたらあえて崩すのはもちろんありですが、初心者の段階では結論ファーストを心がけましょう。

 

文章はシンプルに

Web上で読まれる文章は、頭を使わずに見られる文章です。

以下のポイントを意識して、シンプルに文章を作成するようにしてください。

・余計な言葉は削り、平易な言葉を使う

・主語と述語は近づける

・一文一義(一つの文では、一つの情報を伝える)

・指示語(「これ」「それ」など)は減らす

・「こと」は具体的な言葉で置き換える努力をする

 

基本的にWebの文章は、短くて平易な言葉を使っている文章が読まれます。

Webの記事は、スキマ時間にザーッと読まれる場合が多く、そこまで時間をかけて読んでもらえません。

そのため、上記のポイントを押さえ、読みやすいシンプルな文章にしていく必要があります。

 

一文の長さは60字以内|一見出しの長さは500字以内

一文の長さがどれくらいの長さがいいかについては意見が割れるところですが、60字以内がいいとする人が多いです。

100字未満なら良いと指南する有名な書籍などもありますが、80字を超えると長すぎるという人もいます。

基本的には60字以内、長くても80字以内にしておきましょう。

 

また、一見出しの長さもあまり長くなりすぎてはいけません。

長ければ長いほど、ユーザーが見出しに対しての内容を探すのが難しくなるからです。

基本的には、一見出し200〜500文字を基本にするのが良いでしょう。

ここでは詳細に解説しませんが、Webライティングを行う上で必ず覚えておきたいPREP法の書き方をする場合も、基本的にはこの文字数になります。

 

同じ語尾を3回続けない

文章を書く際には、同じ語尾をできる限り続けないという点を意識するのは重要です。

2回まではやむを得ないとして、3回以上続けるのは絶対にNGだと考えておきましょう。

文末を意識せずに書くと、「〜です」「〜だ」が何度も続いて、単調な文章になってしまいます。

 

Webライティングの初心者かどうかを見分ける大きなポイントは、文末表現です。

ライターを探す依頼者の中には、最初に文末だけを見てライターのレベルを把握するという人もいます。

とくに、「です・ます調」は「だ・である調」に比べて語尾のバリエーションが少なく、文末だけでライターの実力をおおむね判断することが可能です。

ですます調のバリエーションは知っておかないとなかなか使えないので、以下で簡単に確認しておきましょう。

 

ですます調の語尾の例

【断定・共感系】

・〜です

・〜ます

・〜ですね

・〜ですよね

・〜ますよね

・〜ですよ

【その他】

・〜でしょう(〜しましょう)

・〜でしょうか

・〜しません(ありません)

・〜しかねません

・〜でした(〜ました)

・体言止め(名詞や代名詞で文を終える)

 

Webライティングの最低限のルールさえ覚えれば初心者ライターを卒業

Webライティングには、通常の文章とは異なるルールが多くあります。

Webライティングのルールに共通する考えは、時間のない人に対して記事の内容を、必要な順番で伝えるにはどうしたらいいかです。

ゆっくり読めばわかるレベルではなく、時間がなくて焦っている人や疲れた頭の人でも読める文章にする必要があります。

 

徹底的にユーザーに寄り添った文章を書く。

今回紹介したルールはすべてそのために必要である、というのはぜひ覚えておいてください。

この記事で紹介したルールにもとづいた文章を書けるようになれば、初心者ライターを卒業したと考えてよいでしょう。

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