皆さん、この夏から「つくるをつなぐプロジェクト」という企画が人材会社大手「株式会社マイナビ」協力のもと「きもの365株式会社」によって運営されることはご存じでしたか?
めんじ
このプロジェクトは西陣織の年間出荷高が大幅に減少する等厳しい状況にある着物市場を盛り上げるために行うようで、主な仕事内容は着物の生地を使用した商品企画です。
※京都府企画統計課が調査したデータを元に作成
プロジェクトの想定運営期間は大体3カ月で、提案した企画が採用されれば毎月2万円(時間あたり単価:2,000円で10時間/月ぐらい)が想定されます。
めんじ
このプロジェクトはどなたでもエントリー可能です。また、フルリモートで完結する上に作業時間も月に10時間ぐらいが目安なので、副業としてはかなり入りやすいと思います。また、自分の考えたものが世の中で販売される喜びも体験できますよ!
プロジェクトのスケジュール詳細やエントリー方法、業務内容等は以下で説明しますので、ご興味のある方は是非最後までご覧下さい。
★この記事を見て分かること★
・つくるをつなぐプロジェクトについて
・つくるをつなぐプロジェクトの流れ
・つくるをつなぐプロジェクトの業務内容
・つくるをつなぐプロジェクトで得られる報酬
・運営元の「きもの365株式会社」について
それでは内容に入っていきましょう。
このページの目次
前段でも紹介したように、つくるをつなぐプロジェクトとは人材会社大手「株式会社マイナビ」協力のもと「きもの365株式会社」が運営する企画者である私達の「"創り"たい」と、生産者の「"造り"たい」とつなぐプロジェクトです。
そして、実際に私たちが行う業務は着物の生地を使用した商品の企画です。
<商品具体例>
・着物の帯締めの素材を使ったベルト
つくるをつなぐプロジェクトの大まかなスケジュールは以下になります。
《商品化に向けたスケジュール(予定)》
▼8/22 エントリー締め切り
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まずエントリーの締め切りが8/22までとなっています。また、企画概要の締め切りも8/24の13時までです。ご興味のある方は余裕をもってエントリーするようにしましょう。
まずはコチラからつくるをつなぐプロジェクトのエントリーページに飛んでください。
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スキイキというマイナビが運営する企業とフリーランス・副業の方をつなぐプラットフォームに登録していない方はまずそちらの登録作業に進みます。登録作業自体は難しくなく、10分程度で終わります。
スキイキ登録済みの方は、「エントリーする」を選択するとコチラの画面に移りますので、「エントリー内容を確認する」を選択してそのまま指示通り進めれば、エントリーは完了します。
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エントリーが完了すれば、スキイキのマイページに企業から連絡が来ます。ちなみに私はエントリーして翌日に連絡が来ました。
エントリーが完了すれば、きもの365側から企画概要提出の依頼が来ます。
企画する商品自体は、「着物の生地を使用した商品」ということですが、一般的な販売価格が低単価(目安3,000円程度のもの)な商品の方が生産や販売の可能性が高まるようです。
※上記以外のカテゴリーでも明確であれば提案できます。
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企画概要はスキイキメッセージチャットにて提出します。以下の例のようにどんな商品を創りたいかを文章やビジュアルを用いて伝えます。ビジュアルは手書きの画像や、他社商品のURLでもOKです。ちなみに、企画概要の数に制限は設けられていませんが、製品化できる数はお一人2タイプまでと決められています。
<具体例1>
組紐を使用して、ワンピースに合うベルトを創りたい
<具体例2>
・ギフトで喜ばれそうなシンプルなバックを創りたい
めんじ
企画概要は上記の例のように企画内容がイメージできるものであれば簡単で構いません。これぐらいなら大して時間はかからないと思います。SNS等を見てもそこまで注目されていないので、こういうのを考えたことが無い人でも案外通るかもしれませんね。
また、エントリーした方全員に着物の生地の素材サンプルが送付されますので、その素材を見て企画内容を検討したい方は、なる早でエントリーした方がいいです。
企画書概要が採用された方は次に企画書提出の依頼が来ます。
企画書のフォーマットは ppt 形式で依頼された際に送付されます。
以下の内容を守って期日(8/31)までに企画書を作成する必要があります。
1.テーマの設定(必須 ※但し、2 があれば不要)
今回のプロダクトのテーマの明文化する。
(例)手作業で生み出されるもの独自の風合いを活かした工業製品とのすみ分け/「和」を想 起できる落ち着いた色合いを活かす。等の切り口(導入)に想いも加えた形で可能な限り深めに。
2.顧客ニーズの設定(必須 ※但し、1 があれば不要)
今回のプロダクトについて、企画者の想いや顧客のニーズの明文化する。
(例)良くマーケットに出回っているものでは、特にほしいとは思わないが、〇〇な感じのも ので、〇円くらいなら持っている事で意味のある物なら買いたいと思う。等顧客視点でイン サイトを文章化。
3.ターゲットの設定(非必須)
基本はきもの365のゾーンがメインとなるが、それ以外の年齢・性別等のデモグラフィック的なターゲットがある場合は、ターゲットイメージを記載する。
(例)20代後半・忙しいビジネスウーマン/30代前半・大忙しの新米ママ等
4.競合商品の設定・研究(非必須)
企画したプロダクトで、既にマーケットにあるものであれば、 そのプロダクトの情報をまとめる。
(例)該当プロダクトの「強み」/主な販売チャネル/プレイスレンジ/想定される購買層/ 商品イメージ(写真)/「売れている」乃至は「売れていない」想定できる理由等々。
5.商品ビジュアライズ(必須)
商品パース。(商品パースが作成できない場合、)商品パースを作成するために必要なイメー ジ図。
(例)サイズ・手書きの商品イメージ・プロダクトが想起できる写真等。
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企画書概要提出の時点で上記を想定できていると概要も通過しやすいですし、概要通過後から企画書提出までの期間は短いですが、焦らず対応できると思います。ちなみに企画書を提出した方全員に企画書制作業務として5,000円が支給されます。
企画書の通過者は今後の商品化のための確認・修正・打ち合わせを数度行い、11月の商品販売を目指して進めます。
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ちなみに今回も生産に向けた打合せ等の稼働分の報酬として2万円/月が支給されます。
企画が採用され、商品化されれば、上段でお伝えした報酬に加え、以下で紹介する2つのフィーが支払われます。
インセンティブフィーとは、企画した商品が実際に生産されたときに支払われるお金のことです。具体的には、生産された商品上代(小売価格)合計額の3%~5%が支払われます。(フィーが2万円を超えた場合のみ)
<具体例>
商品上代(小売価格) 10,000円
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生産ミニマムロットが50個なので、小売価格にも依りますが、売れなければ1円ももらえない可能性があります。ただ、逆に売れて生産し続けられれば、ストック収入となります。
販売支援フィーとは、自身で企画した商品や当プロジェクトの商品を自身のSNS等でPRすることで支払われるお金です。具体的には、自身のSNS等から送客された販売額×5%が支払われます。(きもの365の発行するURLから「きもの365」のページに飛ばして購入された場合のみ)
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こちらは、自身で提案した商品でなくても送客して売り上げに繋がれば収益になります。そのため、きもの365のアフィリエイトと考えれば良いでしょう。自身のSNSやホームページで集客できそうな人なら期待できます。
最後にこのプロジェクトの運営会社であるきもの365株式会社について紹介します。
きもの365株式会社とは、オンラインにおける着物レンタル・販売の最大手企業で、これまで10万人以上と取引実績のある信頼できる会社です。
きもの365株式会社は業界最大手の会社として、着物市場のシュリンク等の理由で加速度的に進んでいる生産者の廃業に歯止めをかけるべく、このようなプロジェクトを立ち上げたそうです。
めんじ
このプロジェクトに参加することは日本文化の体現に必要な技術を守ることにもつながります。こうしたプロジェクトの意義に賛同して、マイナビはプロジェクトに必要なプロモーション業務・運営を担当することとしたようです。
つくるをつなぐプロジェクトは、誰でもエントリーでき、デメリットも見つからない点から、現在副業を探している方にとってすごくおススメな仕事と言えます。
めんじ
もし採用されれば、たとえ売れなくても、約3カ月間は2万円ほどの収入を月10時間労働ほどで得られますし、もし売れればストック収入まで期待できます。また、日本文化を守ることにもつながりますし、自身考案の商品を世に在庫をかかえるのリスクなしで出せるのも魅力的です。
エントリーの締め切りは8/22までなので、ご興味のある方は是非挑戦してみて下さい。
某食品メーカー勤務。
老後2,000万円問題を知り、今の稼ぎだけだと不安になった結果、自分にあった副業を探す毎日を送っている。
既に20種以上の副業を試し、現在は「フランチャイズ経営」が一番良いのではと思っているが、より自分にあった副業探しは現在も継続中。