ヨッシー
こんにちは。フリーライターとして活動しているヨッシーです。
今でこそ、僕も1文字5円を超えるようなお仕事をいただけるようになりましたが、最初は1文字1円にもならない記事を書いていました。
その時は、
ヨッシー
これだけ時間かけてこれくらいしかもらえないのか…。
でも駆け出しだから今は我慢するしかないかな。
と諦めていましたが、今から当時を振り返ってみると
ヨッシー
俺はなんて無駄な時間を過ごしていたんだ!涙
と嘆きたくなるような気持ちでいっぱいになります。
ところで昨今、働き方改革・副業解禁の煽りもあってか、
「ライターとして生計を立てたい」
「文章を書く仕事で、月5〜10万円ぐらい稼げるようになりたい」
と思っている人が増えてきたように思います。
しかし、そのトレンドを利用して
悪徳企業
知識のないライターを安く買い叩いてやろう
と考えて求人情報を出している企業もたくさん出てくるようになりました。(本人たちは「悪徳」だなんて微塵も思っていないところがさらにたちが悪い)
ライターという仕事の給料には「何が書けるか?」も確かに大きく影響しているのですが、それ以上に「どこで書くのか?(誰と仕事するのか?)」が非常に重要です。
その探し方・選び方を間違えると、せっかく稼げる文章力を持っていたとしても宝の持ち腐れになってしまいます。
そこでこの記事ではフリーライターとしてどんなところで記事を書けば、あなたの才能を思う存分引き出せるのか、そのノウハウを余すところなくお伝えしていきたいと思います。
ぜひ、今後のライターとしてのキャリアップにお役立てください。
▼この記事に書かれていること
※2019年10月2日追記
大変ありがたいことに、この記事を読んだ方から、サイトに直接お礼のメールをいただきました。
ご本人の許可を得ましたので、一部抜粋してご紹介いたします。
私はWEBライター歴が、3年くらいですが、内容の方もとても事実が深堀りされていて、詳しく書かれ、本当に参考になる為になる記事でした。
WEBライターだから抱える悩みや、クラウドソーシングを使うにあたるメリット・デメリットなどが丁寧に書かれていて本当にありがたく感じました!
また、私のような中級くらいのレベルのライターにとっても、幅を広げてくれる参考になる内容でした!
本当にありがとうございました!(J・Y様より)
ヨッシー
WEBライターにとって反応があることほど嬉しいものはないですね…涙
このページの目次
まずは今、どんなメディアでライターを募集しているのか、その一覧をご紹介します。
各メディアの選定基準は、
を元に精査しています。
では早速いってみましょう!
※あなたがご覧になったタイミングで、掲載先のメディアが募集を終了している可能性はございます。その点はご容赦ください。
※募集が終了しても再度募集がかかることがありますので、ホームページをこまめにチェックしておくと良いでしょう。
運営元は、マザーズにも上場している信用できる会社です。
僕も契約させていただいていますが、毎月編集部の方が投げてくれるテーマが面白いので、なかなか書き甲斐があります。
同時にyummy!というサイトでも募集をかけているのですが、どちらにも占いのコンテンツがあります。
占いスキルのあるライターさんは重宝されると思うので、是非応募してみてください。
画像出典:PR Times
「モデルプレス」は、SNS月間12億インプレッション、PV数は月間1億3,000万を超えている「女性向け」メディアにおいては、国内1位・2位を争うサイトです。
恋愛だけにこだわらず美容系・芸能系の記事も配信しているので、恋愛以外の記事にもチャレンしたいと思っている人にはオススメします。
ただし毎日大量のライターさんが稼働されているサイトですので、この中でライターとしての個性を立たせるのは難しいでしょう。
どちらかというとオリジナリティーのある文章というよりも、言われたことをきっちりやることを求められるメディアです。
恋愛系のメディアの中でも異色の存在を放つ「AM」。
運営元の株式会社ダイバースは恋愛マッチングアプリの『Poiboy』や『Swish』などを開発している信用できる会社さんです。
ここはツイッターの運用が非常に上手でフォロワーが多く、記事が公開されているとより多くの人に認知されます。
ツイッター上でのブランディングにもひと役買ってくれるでしょう。
(※現在は、AM自体が会社化され、株式会社AMとして運営されています)
こちらは直接メディアに応募するわけではなく「FPWoman」というサイトにライター登録をして仕事を振ってもらうスタイルです。
代表取締役の大竹のり子さんは、金融専門書籍・雑誌の編集者を経てファイナンシャルプランナーとして独立された、お金の専門家です。
ライターとしての腕も磨きながら、自分がお金について詳しくなればまさに一石二鳥ですね!
FPや金融関係の会社でお勤めされていた方にとってはとてもいい環境で執筆ができるのではないかと思います。
運営元の『株式会社 Money&You』はお金についての様々な事業を手掛けている会社です。
マネー系ビックメディア『東証マネ部』(東証運営)や『MONEY PLUS』(マネーフォワード運営)にも記事配信されることもあるようですので、自分の名前を露出させる大きな足がかりになりそうです。
月間PV数1,000万、ユニークユーザー数400万というとんでもない数字を叩き出しているマネー系メディアの金字塔『ZUU online』。
金融系のプロたちも愛読している「ホンモノ」のサイトです。
ライターとしてのレベルも、お金についての専門性も相応のも求められますが、このメディアで執筆できていること自体がブランディングになるほど。
自分の持ってる資格を生かしたい人にはピッタリです。
独自の視点で旅を楽しく伝えたいライターさんにオススメです。何より報酬の決め方が信用できそうです。
その算出方法は明かされていませんが、その算出基準がPV数だけではないのが信用できるメディアであることを物語っています。(報酬体系についてはこちら)
運営しているのは『株式会社スタイルフリー』。
公式のHPを覗くと、そのHPからすでに「ものづくりへのこだわりが半端ない」匂いがプンプン漂っています。
旅行系のメディアは「従量制」つまり、PVが伸びた分だけ報酬がもらえるようにする仕組みにしていることが多いです。
こうなると最初はかなり苦労します。
しかし、毎月コンスタントに記事を書いていけば、その分View数も上がっていくので毎月数本の納品でも10万円以上稼ぐことが可能なようです。
運営元の株式会社ベンチャーリパブリックは、株主があのLINEです。
企業としては信用できる企業だと言えます。
こちらのサイトは、自身を「旅人」として登録し、サイト上に出てくるお仕事情報にエントリーする形式の「旅人版クラウドソーシング」のサービスを提供しています。
文章のライティングだけでなく、動画の撮影なども案件にあることもあり、まさに「旅をしながら仕事をしたい」と思っている人にとってはうってつけのサイトと言えるでしょうか。
報酬体系は不明ではありますが、運営元がマザーズ上場企業の「株式会社インタースペース」ですので、きちんとした運営をされているはずです。
ご自身の子育て経験を記事にするのもよし、家事ライフハックを寄稿するのもよし。
初心者からでも始められるプログラムが用意されているとのことで、気軽に始められるのも嬉しいですね。
「ファッション」「コスメ」「家事や子育て」など、ジャンルのカバー範囲が広いので、特定の得意分野がない人でも気軽にチャレンジできそうです。
こちらの運営元はあの通販プラットフォーム「BUYMA」を運営している『株式会社エニグモ』です。
「BUYMA」との連携もされているとのことで、ファッションや美容が好きなママさんライターにとってはかなりドンピシャなメディアなのではないでしょうか。
以上ここまでは、いくつかジャンル別にライターを募集しているご紹介してきましたが、ここまで読んでも「自分の書きたいテーマにハマらなそうだ」と思った人もいたと思います。
そんな人に向けて、自分にあったテーマのライター募集をしているメディアをどのように探すのか、その方法をご紹介していきます。
メディアの見つけ方は大きく分けて4つあります。採用難易度順・オススメ順にご紹介していきますね。
採用難易度:易しい/オススメ度:☆☆☆
ライターとしての仕事を始めるときは、この方法が一番始めやすく一番稼ぎやすいです。
ライターとクライアントの間に委託会社が入って、仕事を振ってくれるという仕組みです。
中間マージンが発生する分、クライアント直契約よりは単価は安くはなってしまいます。
しかし、会社との直契約が怖くてよくわからない人や、ライティング能力に自信をつけたい人のはじめの一歩としては、むしろこれ一択しかないと言えます。
ライター登録サイトには
など色々なサイトがあるのですが、僕が登録してみて一番いいなと思うのはWorkshipとサグーワークスです。
ヨッシー
他のサイトは全然案件が回ってこない、ひと記事あたりの単価が安すぎて話にならない、などの理由から紹介する気になれません。
もしあなたがある程度実績があるライターさんでも、初心者ライターさんでも、まずはWorkshipに登録すると良いでしょう。
▼Workshipをオススメする理由
Workshipはフリーランスと企業をマッチングさせるサイトです。
ライターに仕事を振ってくれるわけではないのですが、自分の希望にあった非公開求人を検索でき、かつ最低報酬も明示されているので安心して応募できます。
時給換算で2,000〜3,000円での案件があるので、安く買い叩かれるということもありません。
また自分に合う求人が公開されたら、メールで自動で教えてくれます。
こんな感じで求人情報をメールに通知してくれます!便利!
逐一サイトを開いて確認しなくて良いのでとても楽です。
またここのサービスが良いのは、エージェントが職歴の見せ方などをアドバイスをくれるところです。
僕も、一度面談していただいてポートフォリオを見直したところ、その職歴を見た方からご連絡いただき、記事一本2.5万円という高単価の仕事を受注することができました。
このサイトはライターの他にも、フリーのデザイナーやエンジニアの求人も掲載されています。
もしそちらの職歴があるならさらに優遇されるかもしれません。
ヨッシー
実績がある方が採用はされやすいのは確かですが、未経験可能な求人もあるので登録だけしておいて、実績をどんどん追加していくと、キャリアアップにつながっていくと思います。
しかし、初心者でもプロフィールはきちんと埋めないとWorkshipとしても推薦をしづらいですし、企業としても採用の検討をしづらいので、企業へのエントリーシートだと思って、しっかり書くようにしましょう。
※類似サービスにWantedlyというマッチングサイトがありますが、給与条件が掲載されていないので、いちいち採用担当者に話を聞きに行かないといけないのがめんどくさいです。
昔はライターの求人もたくさんあったのですが、今は限定的です。(どっちかというとマーケッターやディレクターの求人が多い)
1point=1円換算で、現金にすることもできるし、Amazonの商品券にすることも可能
僕が、ライター経験の浅い人にサグーワークスをオススメするのは、
だからです。
裏を返せば他のサイトだと
ことが多いんです。
中には文字単価0.1円でライターに仕事を振っているケースもあり、「ライターなめてんのか」と激昂したくなることもありました。
登録は無料ですぐに初心者向けの記事を書き始めることができるのですが、僕は「いきなりプラチナライターテストにチャレンジした方が良い」と思います。
このテストは
が必要とされる、WEBライターとしての基礎が問われるテストです。
「プラチナ」と銘打ってはありますが、どちらかというとWEBライターとして「一般的に認められる」ための登竜門的な立ち位置にあるテストだと言えるでしょう。
言うなれば「このテストに受からないとWEBライターとして生計を立てるのは難しいと言える」レベルに設定されているテストなのです。
ヨッシー
仮にテストに不合格になっても、「どこがダメだったのか」きちんと添削して返してくれるのがポイント。(こんなに丁寧な運営は本当に他のサービスにはありません)
そしてダメだったところ書き直して提出すれば、再受験ができるので何度でも挑戦しましょう。
晴れてプラチナライターになれば文字単価1円以上の記事に取り組めるようになる、というわけですね。
ライターとして経験値を積むのはそこからでも全然遅くありませんし、むしろいきなりプロの現場に放り出された方が確実に力がつきます。
もうすでに1円以上の単価で仕事を取ってる人も力試しに受けてみてはいかがでしょうか?
ちなみに僕は文字単価5円の時に受講しましたが、落ちたら超ダサいと思って、結構まじで取り組みました。
なかなか、チャレンジしがいのあるテストでしたよ。(もちろんちゃんと受かりました)
採用難易度:易しい/オススメ度:☆
次に難易度が優しいのは、クラウドソーシングを使う方法です。
しかしクラウドソーシングからのライターとしてのステップアップはオススメできません。
なぜなら、「まともな案件がびっくりするぐらい無い」からです。
日本におけるクラウドソーシングの二大巨頭は、クラウドワークスとランサーズですが、その2社でさえ本当に良い案件が無いのです。(※ライターに限った話ですので、エンジニアさん、デザイナーさんなどの他の職種はこの限りではありません)
実は僕のライターとしての経歴はクラウドワークスから始まっています。
当時はまだウェブメディアの勃興期で、玉石混交のなかを丁寧に探せば良さそうな案件を見つけることができました。
しかしGoogleのアルゴリズムの変更に伴い、「大量のライターを抱えて記事数をぶち込む」方法が通用しなくなってしまった今、どの会社も「安い単価でよくわからないライターに書かせるのは悪」だという認識を持っているのです。
ですからまともな会社ほど、クラウドソーシングでライターを探さないのです。(誰でも書ける記事ならもうAIが書いてくれる時代ですからね)
では、実際にクラウドソーシングでライティングの案件を発注しているのは誰なのか?
発注者のほとんどはアフィリエイトサイトの運営者です。「企業」というより「個人」であることの方が多いです。
そのためせっかく記事を書いても、そのサイトがなくなってしまうこともありますし、自分の名前が署名に入らないことも多いんですね。
これだと後々自分の実績を売るときに「こんな記事を書きました!」「SEOでランキング上位になりました!」というポートフォリオを作ることができないんです。
ちなみに「SEOの勉強になるなら」と思う人もいるかもしれないですが、やめておいた方がいいです。
自分がSEOの勉強を始めてわかりましたが、SEOの本質は実際に自分でサイト運営しないと身につかないし、発注者側に知識がないと誤ったSEOの知識をつけることになりかねません。
採用難易度:普通/オススメ度:☆☆
まずは王道の方法、Google検索です。すごくシンプルでネット環境さえあれば誰にでもできる方法です。
やることは3つしかありません。
STEP1:「自分の好きなテーマ webメディア」で検索する
STEP2:実際に書いてみたいメディアに目星をつける
STEP3:「気になるメディア名 ライター募集」で検索する
これだけです。
今回は一例として「ビジネス系 webメディア」と検索してみましょう。
ズラっと並んでいますね。この中で気になるタイトルのものをクリックしてみましょう。
今回は一番上の『ビジネスメディア一覧』を選びます。
https://okan-media.jp/useful-business-media/
こんなに親切に情報をまとめてくれている記事がちゃんとあるんですね。(感謝)
こういう網羅的にまとめてくれているサイトに出会えれば、「あ、このメディア知ってる!」とか「こんなところで書けたらいいなぁ」とか、メディア名が具体的に絞られますよね。
そうしたら今度は「気になるメディア名 ライター募集」で検索してみましょう。
例えば「BUSINESS INSIDER ライター募集」で検索すると?
早速ヒット!!募集してるっぽい感じですね!(追記:2019年10月現在募集ページが機能してないことを確認)
それでは実際の記事をみてみましょう。
募集要項にたどり着きました。
雇用形態や必須スキル・歓迎スキル、求める人物像などをよく読んで「イケそうだ」と思えれば応募してみましょう。
というより「イケそうだ」と思えなくても、書きたいと思うならとりあえず応募しておいた方がいいです。
一度応募に外れたら二度と応募できなくなる、なんてことはまず起こらないので、自分の力量を確かめるためにも応募すべきです。
ヨッシー
「このメディアには選ばれなかった、ということがわかること」は実はすごく大事なことなんですよ。
あとはご縁があるメディアが見つかるまで、ひたすらいろんなメディアに応募爆撃です。
もちろん応募してないメディアもあるのですが、人気のメディアほどいきなりひっそり募集開始したりするので、気になるメディアはちょくちょく検索をかけるようにしましょう。
このようにして、Google検索で、自分に合いそうなメディアを探す方法が一番手っ取り早いです。
手順をもう一度おさらいしておきますね。
STEP1:「自分の好きなテーマ webメディア」で検索する
STEP2:実際に書いてみたいメディアに目星をつける
STEP3:「気になるメディア名 ライター募集」で検索する
採用難易度:難しい/オススメ度:☆☆
なんだかんだ言っても人の紹介がもっとも確実で、もっともいい案件にたどり着く方法です。
ただしそのためには「紹介してもらえるほどの実績」がなくてはならないですし、実績がなくても何か強烈に尖った個性が無いと難しいでしょう。
それと社交性や人付き合いも必要とされる方法ですので、向き不向きがあります。
ただ、ライターの勉強会や交流会は(都内であれば)たくさんあるので、そういったところにちょっとずつでも顔を出しておくだけでも、全然違います。
ライターは孤独な作業が多いので、ライター友達を作るだけでもモチベーションが違いますよ!
以上、「ちゃんと稼げる」メディアの探し方をご紹介してきました。
これから政府のフリーランス政策が加速してくれば、WEBライターの数はどんどん増えてくることでしょう。
ただし、競争がこれ以上激化するか、と言われると僕個人的にはそうは思いません。
どんな仕事であっても誠実に丁寧に地道に努力をしていけば、「自分にしか頼めない仕事」を作っていくことができます。
この記事があなたにとってその過程の第一歩として役にたれば嬉しいです。
最後までご精読くださり、ありがとうございます。
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