こんにちは!めるまです。
今回は、近年注目されているパラレルキャリアの特徴や始め方について、私の体験を交えながらお伝えします。
めるま
パラレルキャリアは百利あって一害なし。
個人的には、やらない理由がないと思っています。
ここまで言い切るのは、私自身が、パラレルキャリアの恩恵を受けているからです。
※先に断っておきますが、本記事はパラレルキャリア肯定側の視点で書かれています。
本記事の具体的な内容は以下の通りです。
興味のある部分だけ読んでいただければOKです。
▼本記事の内容
このページの目次
パラレルキャリアは、『明日を支配するもの』(P・Fドラッカー著)で以下のように定義されています。
本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと
明日を支配するもの(P・Fドラッカー著)
要するに、本業の他に仕事をすることをパラレルキャリアというのですが、副業やWワークとは少しニュアンスが異なります。
副業・Wワーク:収入を目的とする
パラレルワーク:やりがいや社会貢献、スキルアップを目的とする
本業以外の活動を通じて、自分のやりたいこと、在りたい姿を見つけ、生きがいを感じること。
これが、パラレルキャリアの醍醐味だと、私自身強く感じます。
めるま
「仕事=金を稼ぐための手段」とは全く違う概念です。
パラレルキャリアが副業になったり、スキルアップで本業の収入が増えることはありますが。
また、収入を目的としないといっても、趣味ともまた少しニュアンスが違います。
趣味:自分のためにやること
パラレルキャリア:他者や社会の貢献になること(仕事)
自分で楽しむレベルなら趣味ですが、それが他人の役に立つものにレベルアップすると、パラレルキャリアになります。
フットサルを楽しむのは趣味。
フットサル好きで、地域の小学生にサッカーを教えるのはパラレルキャリアです。
「好きなことを仕事に」という言葉をよく耳にしますが、生活が懸かった本業を、やりたいことだからという基準だけで選ぶのは、簡単ではありません。
めるま
だから、金に縛られないパラレルキャリアは、まさに「好きなことを仕事に」の第一歩なのです。
めるま
パラレルキャリアのメリットは、挙げたらキリがないんですが、特に以下の点は外せません。
学生は学校、社会人は職場が生活の主軸になりますが、それ一つの世界で生きていると、そこでうまくいかなかった時のダメージが半端ないです。
あなたも経験したことありますか?
仕事や職場の人間関係が上手くいかないと、人生路頭に迷ったような感覚に陥り、全てがうまくいかなくなるんです。
めるま
自分も、吐きそうなくらい辛い思いをしたことがありました。
そういう時は、なぜか悪いことが重なって起きたのですが、その理由は、心が沈んでいるからだと、後々気づきました。
沈んだ心が覇気のない自分を作り、悪い結果を引き寄せる、という悪循環を引き起こしていたのです。
めるま
結論、こういう時は心を安定させるのが一番。
うまくいっている人を良く観察してみると、悪いことがあってもメンタルがブレない(ように見える)という特徴があります。
心を安定させるには、自分が所属する場所を一つに絞らないことが大切です。
テストの点数は悪かったけど、部活はうまくいってるからOK!みたいな感じです。
パラレルキャリアで所属先を増やしておけば、一カ所でうまくいかなくても、それほどダメージは受けません。
めるま
パラレルキャリアを「逃げ」とか「中途半端」と言う人もいますが、結果的にパフォーマンスが出るのだから、私は全然アリだと思います。
「自分が本当は何がやりたいのか分からない」ということに悩む人は多く、転職理由の一つとしてもよく挙がります。
やりたいことが、就職先で運よく見つかる人もいますが、それは本当に稀なケース。
稀であることは、あなたが一緒に働く同僚10人に、「きみの本当にやりたいことは何?」と聞いてみれば、裏付けが取れるはずです。
めるま
なぜ、やりたいことが見つからないかというと、やりたいことは本来、そう簡単に見つかるものではないからです。
もし、あなたの周りに、やりたいことができている人がいたら、どうやってやりたいことを見つけたかを聞いてみて下さい。
多分その人は、色んなことやってきたのではないかと思います。
色んなことに手を出して、続かなくて、最終的にやりたいことに出会った、という感じ。
めるま
やりたいことって、やってみるまで分からなかったりします。
私も、文章を書くのは大嫌いでしたが、ブログを始めてみたら好きになった、という経験があります。
やりたいことは、トライ&エラーで能動的に探さないと、99%見つかりません。
めるま
だから、一つの仕事だけを通して、やりたいことが見つかる可能性は、限りなく低いんです。
そこで、パラレルワークです。
パラレルワークは、以下の2点により、あなたのやりたいことや価値観を見出すのに最適なのです。
▼パラレルワークがやりたいことや価値観を見出すのに最適な理由
本業を選ぶ際、生活がかかっている分、「収入」は外せない要素ですよね。
そうすると、「好きだけどお金にならない趣味のような仕事」では生活できないので、選択肢が極端に狭くなります。
パラレルキャリアは、本業で生活保障された上で選択する活動なので、本当の意味で自分のやりたいことを見つけやすいのです。
趣味であれば、自分が楽しめればいいので、趣味を通じて自分の価値観を考えることって、そう多くありませんよね。
一方で、パラレルキャリアは「他人のためになる活動(仕事)」なので、自然と「自分はどのような形で社会貢献したいのか」という価値観を考えるようになります。
自分の価値観を知ることは、自分のやりたいことを見つけるために大切なポイントです。
めるま
私には、「発信を通じて自分と自分の周りの人の人生を彩りたい」という価値観がありますが、これも、パラレルキャリアを通じて見つけたものでした。
今の本業で、「お金以外に働く理由」が分からなくなっているようなら、パラレルキャリアは、それを見つけ出す最高の手段です。
本業とは違う仕事をするので、スキルアップは当たり前なのですが、副業との大きな違いは「金にならなくてもOKだから何でもできる」ということです。
副業だと「お金がもらえるレベルのスキル」か「お金がもらえる分野での活動」でないと成り立たちませんが、パラレルキャリアにはその縛りがありません。
めるま
そうすると、以下の流れに乗って、スキルが飛躍的に上がります。
例えば、私も、パラレルキャリのおかげで、新しいスキルと仕事を得ています。
めるまのスキルアップ例
↓本業で営業(トークスキルUP)
↓パラレルキャリアで記事作成(ライティングスキルUP)
↓本業でセミナー講師に(ライティングスキルによる原稿作成力が掛け合わさった)
上記の「飛躍的にスキルアップする」でお伝えした内容と一部被りますが、本業との掛け合わせで、スキルも、仕事も、自分の可能性も大きく広がります。
めるま
パラレルキャリアを始める時に、最初から本業との相乗効果を意識すると、より多くのメリットを得られます。
一つのキャリアや一般的なスキルしかなければ、あなたの価値を大きくするには「ナンバーワン」を目指すしかなくなります。
それが好きな人はその方向で頑張ればいいと思いますが、あなただけの「オンリーワン」を目指したいのであれば、スキルを幾重にも掛け合わせるのが効果的です。
スキルアップについては、以下の記事にも書いてますので、興味があれば読んでみて下さい。
パラレルキャリアにデメリットというほどのデメリットは無いと、私は思います。
会社で副業が禁止されている、という場合も、年間の収入が20万円を超えなければ、発覚することはありません。
もし仮に、年間20万円を超えるレベルまで行けたとしたら、その時は、上司とちゃんと話合えば、だいたい分かってくれます。
めるま
副業を指摘されることを恐れるより、スキルアップしてあなたの人材価値が高まる機会を損失する方が、よっぽどリスキーです。
めるま
パラレルキャリアを始められない2大理由「やりたいことが見つからない」と「何から始めたらいいか分からない」について触れながらお伝えします。
先にお伝えした通り、やりたいことは、ただ漫然と生きていても、高い確率で見つかりません。
見つけるには、具体的な行動が必要です。
行動さえすれば、何かが変わりますが、どのような行動したら良いか見当がつかない場合は、以下を試すことをお勧めします。
私は以前、経営者の方とお話しした時
「知識が無ければ、やりたいことは見つからない」
と教わったことがあります。
知識が無いと、視野が広がらず、自分が興味あるものを見つけることができない、という意味ですが、それを最も手軽に解決してくれるのが読書です。
めるま
読書の面白いところは、自分が興味ないと思っていたことでも、読書後には興味が湧くケースがあることです。
興味を持っていないことについては、そもそも知識が無いので、知識を入れることで興味が湧くことがあるんです。
私の友人も、発展途上国の教育事情に関する本を読んだことで、著者の行動に感銘を受け、教育関連の仕事について調べるようになりました。
読書に抵抗がある場合は、友人にオススメの本を聞いてみるのが吉。
あなたに確実に刺さるかは分かりませんが、少なくともあなたと気の合う人がオススメする本なので、あなたが好きになる可能性も高いからです。
もう一つ、やりたいことを見つけるために視野を広げるお勧めの方法が、新しいスキルを習得することです。
新しいスキルを習得すると、以前は「自分には無理だ」と思ってたことが、「できるんじゃね?」と思うようになり、視野がグンと広くなるからです。
めるま
私は、ライティングの勉強をした時、それまでは無理だと思っていた「発信」が、できて当たり前だと思うようになりました。
出来て当たり前と思うようになると、それに紐づく様々な選択肢が、視野に入ってくるようになります。
私はその結果、「発信を通じて自分と自分の周りの人の人生を彩る」をやりたいこととして見出しました。
続いて、パラレルキャリアの始め方ですが、様々な情報が飛び交う中で、私は以下の2つが非常に有効だと感じています。
もし、自分一人でやりたい、という願望が無く、自分がやりたいことをやっているグループや団体があるのであれば、そこに所属するのがオススメです。
同じ方向を志す仲間の存在は、何物にも代え難く、あなたの人生を豊かにしてくれます。
めるま
昔、一人でやっていた時は、辛くて心折れそうなことが多かったですが、グループに所属してからは、「この人たちのためにも頑張りたい!」と、頑張る理由が増えました。
もし、あなたのやりたいことと合致したグループがあれば、騙されたと思って一度所属してみて下さい。
何はともあれ、スキルが無ければパラレルワークになりません。
勉強は、独学でもいいですし、スクールなどに通うのもアリです。
自分の合う方を選べばよいと思いますが、お金のかかるかからないだけで判断するのは、止めた方が良いと思ます。
独学では、確かにかかる費用は少なくなるかもしれませんが、習得に時間がかかったり、途中で投げ出してしまったりしては逆効果です。
それより、サッと学んで、その分、早く仕事を始めてしまった方が良い場合もあります。
自分に合った方法を選びましょう。
・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。
このサイトでは、仕事で活躍されたい方、ご自身で何か始められたい方向けに、経験を基にした情報を発信しています。