注目のふるさと副業!メリット・デメリットを紹介

記事更新日: 2021/06/03

ライター: めるま

めるま
副業好きな会社員マーケター

・会社勤めのマーケター
・マーケティングを生かして月6桁の副収入
・資料作成の副業で月10~20万円
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▼この記事の結論▼
  • ふるさと副業は自分の可能性を新たに発見できる副業!
  • 自分のスキル磨きや多くの経験を積みたいひとにオススメ!

最近「副業」、「兼業」という言葉を耳にすることが多くなったと思います。
大手企業の副業解禁というニュースもよく見られるようになりました。

いま副業ブームが来ています!

その中でもじわじわ人気を集め、注目を浴びているのがふるさと副業です。

「ふるさと副業ってなに?」

と思われるひともいると思います。

ふるさと副業は、大都市圏で本業をしながら地方企業の業務を副業として取り組むことです。

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地元を離れて仕事をしている人たちの、「地元に貢献したい」というニーズと、地方企業の「人材・知識・ノウハウ不足」というニーズの双方を解決し得る副業なのです!

「え、めっちゃいいじゃん」

「私もやってみたい」

と思ったひと、いると思います。

めるま

ちょっと待ってください!!

すぐに飛びついてはいけません。

労働時間や報酬に対して自分で交渉をしないと、実働に対し報酬が見合わない場合があります。

この記事では、ふるさと副業のメリット・デメリットに加え、注意点について解説しています。

これからふるさと副業を始めようとしているひと必見です!

ふるさと副業とは

大都市圏で働いているひとが、生まれ故郷や思い入れのある地域の企業に対し、自分のスキルやノウハウを生かし、企業の業務を「副業」として取り組むことを言います。

  • 大都市圏で暮らしながら地元の地方企業で副業

  • 大都市圏で暮らしながら思い入れのある地方の企業で副業

  • 大都市圏出身者がゆかりのない地方企業で副業

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この様なものすべてまとめて「ふるさと副業」と呼んでいます。

政府も推進している副業

厚生労働省では「働き方改革実行計画」を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。

平成30年1月には、厚生労働省により「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が出来ました。

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これは企業と労働者が現行の法令のもとでどういう事項に留意すべきかをまとめたものです。

その後、令和2年9月にガイドラインを改定。
企業も働くひとも安心て副業・兼業が出来るようにルールを明確化しました。

また、平成30年1月にモデル就業規則も改定しています。

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ここでは、労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という規定を削除し、副業・兼業についての規定を新設しています。

令和2年9月にガイドラインを改定に伴い、副業・兼業についての記述も改訂。

国や地方自治体から交通費支援がでる副業

政府は、2020年度に東京圏に住みながら地方で副業する人に対して交通費の支援をする制度を始めると、日本経済新聞で取り上げられていました。

対象となる地域

  • 東京
  • 神奈川
  • 埼玉
  • 千葉

以上、1都3県に住むひと達です。

交通費が往復で1万円を超える場合、その半分を国と地方自治体が副業先の企業に助成するという新しい制度です。

日本経済新聞の記事はこちら

副業マッチングサイトを使うことで始められる

ふるさと副業を始めるには、副業マッチングサイトに登録をして、地方企業が募集している求人に申し込みをする必要があります。

ふるさと副業のメリット

ふるさと副業は「副業」であり「ボランティア」ではありません。本業とは別の収入を得ることができます。

しかし、それでは普通の副業と変わりありません。

ふるさと副業ならではのメリットがあるので紹介していきます!

今の環境を変えずに地方・地元貢献

「自分の地元に貢献したい!」

と思っていても、今ある生活環境を変えてまで貢献するとなるとなかなか難しいですよね。

めるま

ふるさと副業は今の自分の環境を変えずに、地元や思い入れのある地方に貢献できる副業です。

副業なので月に数回だけのお仕事になります。
出張や転勤のように長い時間、副業先の企業にコミットするというわけではありせん。

めるま

「自分の生活環境を変えなくてもいい」というのは皆さんのハードルを大きく下げてくれるものだと思います。

最近では地方もネットワーク環境が整ってきており、Web上でやり取りしたりと、リモートワークも進んできています。

スキルの向上

自分の持っているスキルをふるさと副業を通して伸ばすことができます。

スキルを伸ばすのに一番効果的なのはやはり実践で使うことです。

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インプットしたスキルとしっかりアウトプットをして、結果を得て至らなかった部分を改善することでスキルは磨かれていきます。

ふるさと副業ではスキルを磨くのに最適です!

自分のスキルを使う場所が増えますし、普段とは違う環境で自分のスキルを試すことが出来ます。

経験の先取りができる

地方企業は人材不足もそうですが、ノウハウ不足というのも悩みであることが多いです。

それに比べ、大都市圏の企業で働いているひと達のもっているノウハウはたくさんあります。

めるま

自分の持っているノウハウを地方で生かすことは、「経験の先取り」ができるのです。

本業だけで仕事をしている場合、自分で何かをブランディングしたり、コンサルティングする立場になるには数年かかります。

ふるさと副業での私の立ち位置は?

ふるさと副業では自分が地方企業に対し、自分の持っているノウハウを提供すの立場になるので、自然とアドバイスをする立場になります。

仕事でこういった立場を早く経験をすることは自己成長に大きく繋がります。

めるま

そこで出来た人との繋がりは本業をしているだけではできない経験になります!

ふるさと副業のデメリット

ふるさと副業はまだまだ手探り状態なのが現状で、ふくさと副業を導入している企業もまだまだ少ないです。

ふるさと副業をはじめるデメリットを紹介していきます!

マッチングの困難さや、受け入れ態勢の悪さ

ふるさと副業はまだまだ広がっていないのが現状です。

  • 自分が貢献したい地方の企業がふるさと副業を導入していない

  • 自分の提供したいものと、企業の求めているものが違う

  • マッチングできたとしても副業人材の受け入れ態勢が整っていない

企業によっては副業人材に慣れていないところもあるので、受け入れ態勢の悪さを感じてしまう可能性があります。

めるま

副業人材と地方企業とのマッチングが課題ですね。

すべてリモートで行えるわけではない

仕事の内容によっては現地に赴いて仕事をすることもあります。

めるま

今はコロナ禍ということもあり、オンラインでのやり取りが多いかと思われますが、実際に顔を合わせて仕事をしたいと思う企業もあります。

仕事相手と信頼関係を築くことはとても大切なことです。将来、その地方で何か自分の仕事をしたいと思っているならなおさらです。

実際、副業している地方に通って仕事をすことも想定しておきましょう。

休日が少なくなる

当然ですが、自分の休む時間が少なくなります。

ふるさと副業の場合、副業先の地方企業に通うことも想定されます。

地方となると移動距離もあるので、身体的に疲れるため本業に影響を及ぼす可能性があります。

めるま

実際、ふるさと副業を始める前にどのくらいの頻度で通う必要があるのかを確認しておくのがいいですね!

ふるさと副業を始める時の3つの注意点

ふるさと副業の募集内容を見ると、大まかなことしか書いていない場合があります。

詳しくは相談となっている場合は、しっかり自分で確認しましょう。

業務量と実働時間の確認

募集要項の「期待すること」に企業からの要望が記載されていますが、ほとんど抽象的なことしか書かれていないません。

具体的に、いつまでにどうするとは書かれていないのです。

募集内容の仕事経験がある場合は、

書かれている仕事内容からどのぐらいの業務量かを想定し、そこから実働時間を予想しておくといいでしょう。

そうでないひとは、始めてから「割に合わない」では遅いので、事前に具体的な内容を聞きましょう。

めるま

細かく業務量や実働時間が書かれていても、実際はそれ以上に働かないと業務が終わらない場合も考えられます。

募集要項を鵜吞みにしないで、事前に確認しましょう。

報酬の確認

報酬は色々な書かれ方をされています。

  • 月〇万円と決めてれている場合

  • 月〇~〇万円と幅がある場合

  • 月〇万円~と最低金額が決められている場合

  • 現物支給の場合

と、様々です。

経験や実績によって報酬が変わります。

自分をアピールして報酬金額を高くしてもらいましょう。(ウソはダメです!)

めるま

副業と言っても自分の時間と労力を使っています。

自分の能力を相手企業にしっかりと伝えて、報酬金額の交渉をすることはとても大切です!

勤務スタイルの確認

勤務スタイルも募集している企業によって様々です。

  • 全てオンライン

  • オンライン+現地

  • 現地のみ

  • 要相談

ふるさと副業は地方副業なので、現地で仕事となれば負担は大きくなります。

本業もあるので、本業に影響が出ない勤務スタイルを選ぶことをオススメします。

ふるさと副業は自分の可能性を見つけられる副業

ふるさと副業は自分のスキルを磨きたいひと、たくさんの経験を積みたいひとにオススメです!

ふるさと副業は新しい働き方なので、まだまだ参加している企業は少ないです。

しかし、地方の人材不足問題を考えると、これから参加する企業が増えていくことが十分考えられます。

副業人材のニーズの幅が広がり、仕事の幅も広くなりことで、自分が思っていた以上の経験が出来るのではないでしょうか。

自分の可能性を新たに見つけることで、仕事が楽しいものになると考えています。

この記事を書いたライター

めるま

・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。

このサイトでは、仕事で活躍されたい方、ご自身で何か始められたい方向けに、経験を基にした情報を発信しています。

twitter→https://twitter.com/mailmarketing41

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