マルチタスクが苦手な人に朗報!経営者から学んだ4つの方法

記事更新日: 2020/12/05

ライター: めるま

社会人

仕事が忙しくて、マルチタスクをこなさないといけないけど、逆に効率悪くなってる気がするんだよなー。

 

こんにちは!メルマです。

今回は、マルチタスクをこなせるようになる方法についてお伝えします。

めるま

私自身、勉強中の身です。

ただ、仕事柄、経営者など、仕事がめちゃくちゃ出来る方と接することが多かったので、仕事のイロハについて教わることは多かったんです。

今回は、私がいろいろ教わった中でも、実践してみて体感があった方法に絞ってご紹介します。

毎日忙しくて、自分の時間が取れないという、例えば以下のような方に、ぜひ読んで欲しい内容です。

▼こんな人に役立ちます

  • 会社の仕事が忙しい方

  • 家事や子育てなど、会社以外の多忙な仕事を抱えている方

  • 副業など、本業以外の仕事をやりたい・やっている方

マルチタスクの実態

めるま

マルチタスクの方法に入る前に、まず、マルチタスクがどういうものかを知っておきましょう。

「マルチタスク=複数の仕事」

というのは、言葉のイメージからなんとなく分かりますが、気をつけなければならないのは、

「マルチタスク=複数の仕事を並行してこなすこと」ではない

ということです。

 

複数タスクの並行は効率が悪い

複数のタスクを同時並行すると、処理速度が下がることが科学的に証明されています。

手をつけるタスクが変わるたびに「思い出す」という行為が発生するからです。

あなたも、仕事をしている最中に、急な依頼をされたり、急に返さなければいけないメールが来たりしたら、それに気を取られた後、「あれ?何しなきゃいけないんだっけ?」となった経験、ありませんか?

めるま

「思い出し」に時間がとられる上、頭が疲れるので、繰り返すたびにどんどん効率が落ちるんです。

特に、「頭が疲れる」というのが厄介で、疲労感とが激増します。

複数のタスクを並行すればするほど、効率は下がり、疲れやすくなるんです。

 

マルチタスクの実態は超絶早いシングルタスクの連続

ここまで読んでいただいた時点でお気づきかもしれませんが、マルチタスクの実態は、シングルタスクの連続です。

つまり、「タスクを素早く終わらせること=マルチタスクへの道」

マルチタスクをこなすには、一つのタスクをいかに早く終わらせるかが勝負なのです。

めるま

これは、今までお話しさせていただいた経営者や、年収1000万円超えのサラリーマンが、口を揃えて言っていたことです。

 

マルチタスクな人の共通点

これまで私がお会いした、マルチタスクな方々に見られた特徴をまとめました。

▼マルチタスクな人の特徴

  • 「やる・やらない」について迷う時間がない(少ない)
  • 一つ一つのタスクをこなすスピードが早い
  • 時間に対する意識が強い
  • 忘れやすい
 

●「やる・やらない」について迷う時間がない(少ない)


マルチタスクな人は、行動までの時間がとにかく短い。

マルチタスクな人で、「やる・やらない」に長く悩んでいる人を見たことがありません。

めるま

以前、私が勤めている会社で、こんなことがありました。

「突然ですが・・・会社を移転します!」

朝礼の第一声、よく通る声で、社長が言い放ちました。

「え・・・あ、はい。」

私を含む社員全員が、唖然としました。

『え?昨日まで、このオフィス最高!って言ってたじゃん』

心の中でそう思いながら、私は「どうしていきなり移転することにしたんですか?」と聞きました。

「いや、そうなんだけどね・・・」

そう前置きしながら、社長は理由を語ってくれました。

  • 昨晩、とある先輩経営者(著名な方)と食事をしたこと
  • 会社の状況を踏まえて相談に乗ってもらった結果、移転した方が良いというアドバイスをもらったこと
  • 一晩悩んだけど、最終的にやった方が良いと判断したこと

この話を聞いたとき、この決断を一夜でしたことに、驚きを隠せませんでした。

しかし、筋は通っており、私を含め誰も反対はせず、むしろ賛成。

結局、この決断と行動が評価され、投資家や銀行の評価が鰻登り。

移転前よりも格段に、資金を集めやすくなりました。

その後、コロナが流行り、資金が足りずに移転する会社が続々と現れました。

資金が足りないから移転するのと、資金があるのに移転するのは大違い。

移転の決断が1ヶ月遅ければ、今ほどの世間からの評価は、得られてはいなかったかもしれません。

めるま

これは少し事が大きい話ですが、私たちの仕事でも、決断を早くすることは、とても大切なことですよね。

 

●一つ一つのタスク処理が早い


同じ仕事をしても、マルチタスクの人は一つ一つの仕事の速度が早い。

新卒だった私が、メール一通の返信内容を考える横で、当時33歳会社員で年収1000万円を超えていた友人は、7通分のメールの処理を終わらせていました。

「いちいち考えなくても、体が勝手に動くようになる」までスキルを熟練させる王道も、大切ですね。

めるま

「いちいち考えなくても、体が勝手に動く」までスキルを熟練させる王道も、大切ですね!

 

●時間に対する意識が強い


マルチタスクな人は、時間にシビアです。

やる事が多いので、時間を区切って、決めた時間内にそのタスクを完了させる仕事術をとっているケースが多いからです。

以前、前の予定が長引き、約束の時間に10分遅れてしまう事がありました。

事前に連絡を入れたところ「だったら、他の日にしよう」とリスケに。

めるま

タスクを多く抱えている人ほど、時間にシビアな傾向があるなと、私は感じます。

 

●忘れやすい


以外かもしれませんが、マルチタスクな人は、意外と忘れっぽい人が多いです。

これは、年収1億円の経営者に実際に聞いた話ですが、考える事に集中するため、記憶に頭を使わないようにしているそうです。

記憶はスマホやメモ帳などの外部ツールにまかせ、自分の頭は思考に集中させる。

これが、高速に、かつクリエイティブな仕事をするコツなのだそうです。

めるま

この話を聞いたとき、元から記憶力が鶏並みの私は、救われた気がしました。

記憶力が良ければ、学校のテストではいい点を取れます。

しかし、何でもありの社会では、成功へのルールが全く違うという事ですね。

 

今すぐできるマルチタスクをこなすための4つの方法

めるま

「マルチタスク=一つの仕事を早く終わらせる」方法をお伝えします。

▼マルチタスクをこなすための4つの方法

  • 迷う時間をなくす

  • 制限時間を意識する

  • 時間を決めて一つのタスクに集中する

  • 記憶は外部ツールに任せる

 

迷う時間をなくす

タスクをこなす上で、最も無駄なのが、やる・やらないに迷う時間です。

さらに言えば、「やらない事を決める事」が、効率を最も向上させます。

何かを依頼された時、反射的に「わかりました」と言ってしまうのを止める事。

これが、「やらない事を決める事」の第一歩です。

めるま

新人のうちは「何でもやります!」という姿勢も大事ですが、効率を上げたければ「なぜそれをやるのか」「本当にやる必要があるのか」「もっと良い方法はないのか」を検討する事が重要です。

やらない事を決めることは、簡単ではないかもしれません。

ただ、何かのタスクを受ける際、その背景を知る意識を持つことは、今すぐできます。

その上で、これはやるべきだと思ったら、「やる」と即断して、すぐに実行に移すのです。

 

制限時間を意識する

タスクと期限を決めていても、それらをどれだけの時間で完了させるのかを決めていなければ、タスク処理のスピードは上がりません。

タスク処理を早くするには、以下の手順を踏む必要があります。

▼タスク処理速度を上げる手順

※①〜③を繰り返します

①現時点で、各タスクにかかる時間を計測

②各タスク目標時間を定め、その時間でこなせるようにやってみる

③目標時間と実際にかかった時間のズレを確認し、対策を考える

これをやると、「タスクを早く終わらせるには」という思考が働き、「ひたすら頑張る思考」から「工夫する思考」に頭をアップデートできます。

めるま

「ひたすら頑張る」では、せいぜい2倍のタスク処理が関の山。

飛躍的に効率を上げ流には、「どうすれば効率が上がるか」を考えるのが効果的です。

 

オススメは、Googleが採用している10倍思考。
目標設定を現在の10倍にするというやり方です。

10倍なんて「ただ頑張る」では絶対に達成できないので、強制的に「どうやるのか」を考える事になります。

めるま

以前、複数の事業を並行して経営している方に、「どうしたらそんなに多くの仕事をこなせるようになるんですか?」と質問したところ、「予定を、これでもかというくらいにパツパツにするんだよ」と教えてもらいした。

これも、同じ事なのでしょうね。

 

時間を決めて一つのタスクに集中する

タスクを途中で変えると、元のタスクに再び取り掛かる際に、思い出すための「時間」と「労力」で脳が疲弊します。

タスクを早く終わらせるには、よほどのことがない限り、今やっているタスクを中途半端にしないことが大切です。

めるま

オススメは、Googleカレンダーに、タスク名を入れた予定で時間をブロックしてしまうことです。

その時間は、連絡などがあっても、重要なもの以外対応しないという鉄の意志を持ちましょう。

 

記憶は外部ツールに任せる

頭の容量は、考えるために空けておく。

決して、記憶に使わない。

だから、メモ帳や、スマホのメモツールは肌身離さず持ちましょう。

特に、時間をブロックして一つのタスクに集中している時、他のタスクが降ってきたら、それはすかさずメモに残すよう習慣づけましょう。

めるま

キャプテン翼が「ボールは友達!」であるように、社会人は「メモは友達!」と言えるようになると最強です!

補足ですが、メモ帳を使う利点は他にもあります。

それは、一日が終わった時「今日はこれだけ頑張ったんだな」と、自分を褒めてあげられることです。

これ、意外と大切なことなので、もしあなたがまだメモ帳を使ってないのであれば、今すぐ買いに行くか、アプリをダウンロードする事をオススメします。

 

マルチタスクについて思う事

「マルチタスク=すごい事」のような風潮がありますが、私はその考えに少し危惧していることがあります。

それは、「タスクを素早く処理することが絶対的な正義」だと思われている節があることです。

タスクをガシガシ終わらせることはもちろん大切なのですが、「簡単なタスクを完了させる」ことだけに重きをおくと、今の時代、すぐにコンピュータに仕事を取って変わられてしまいます。

マルチタスクの真髄は、「頭を使ったクリエイティブな作業に時間を使えるようにすること」だと、私は思います。

マルチタスクの真髄は「頭を使ったクリティブな作業に時間を使えるようにすること」だと、私は思います。

コロナを経て、仕事の効率化に使えるツールは、どんどん出てくるようになります。

その中で、人にしかできない、クリエイティブな仕事をすることで、あなたの人材価値を高めていきましょう!

この記事を書いたライター

めるま

・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。

このサイトでは、仕事で活躍されたい方、ご自身で何か始められたい方向けに、経験を基にした情報を発信しています。

twitter→https://twitter.com/mailmarketing41

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