「メルマガがウザい」と思われる主な理由の一つが「欲しくもない商品の紹介ばかりをされること」。
メルマガの真の目的は「顧客との関係構築をすること」にあり、それを頭では分かってはいるのですが、その実「売りたい」「集客したい」という意識が強すぎて、相手が引くくらいの売り込みメールを書いてしまっているケースが少なくありません。
めるま
興味喚起とか、育成とか、そういうことを考えながら作ったメールは総じて売り込み感が強くなります。
そういうメールがダメというわけではありません。
これらに当てはまる場合は、むしろ売り込んだ方が有効である場合があります。
しかし、一度名交換をしただけの相手など、あなたやあなたの扱う商品、サービスに対して興味を持っていない相手に対して売り込み色の強いメールは、嫌悪感を誘発しかねません。
りょうすけ
日本人って特に売り込まれるの嫌いですもんね。。。
とはいえ、商品やサービス、あるいはイベントなどの告知をしなければ、収益に繋がらないのも事実です。
毎回のメルマガでサービスやイベントの告知をするのはNGですが、それでも、お役立ち情報ばかりというわけにもいきません。
ところが、満を持してサービスの告知メールを書くぞ!と意気込んだはいいものの、出来上がったメールを見て「あれ?なんかこのメール胡散臭い・・・大丈夫かなこれ?」となるのがまず最初の関門です。
めるま
売り込み感を出さずに何かを紹介するって結構難しいんです
売り込んだら嫌がられる。
でも商品を紹介しなくてはいけない・・・
この苦しみ、メルマガ運用したことのある方であれば共感いただけるんじゃないでしょうか?
そこで今回は、売り込み感を和らげた文章の書き方についてご紹介します。
このページの目次
結論から述べると、売り込み感を消すためには「なぜお勧めするのか(やるのか)」の部分をしっかり説明することで、売り込み感を消すことができます。
りょうすけ
「なぜ」ですか?
あんまりピンとこないです・・・
めるま
そかそか!
じゃあ、わかりやすいように例文を出してみよう!
例文1
いつもご利用いただきありがとうございます。
○○です。
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お読みいただき、ありがとうございました。
めるま
どうだった?
りょうすけ
うーん、いきなりこんなメールが送られてきたら、売り込みたいんだなって思いますね。
内容をちゃんと見ずにメールを閉じちゃうと思います。
めるま
じゃあ、次の文はどうだろう?
例文2
お世話になっております。
○○です。
記録的な猛暑が続きますが、○○様は体調など崩されておりませんでしょうか。
今回は、新サービス【○○】をリリースすることになりましたので、そのご報告となります。
これまで私達は、精度に徹底的に拘り抜いた人材紹介を行い、数多くのマッチングを果たしてきました。
お客様からもお喜びの言葉を頂くことができ、
ところが、採用担当者様がいつまでも帰宅できない現状を目の当たりにして、理由を調べてみました。
その結果、管理業務にものすごく時間が取られている、という事が分かりました。
特に、現行のツールではかゆいところに手が届かないというケースが多く、なかなか業務が楽にならないとのこと。
そこで私達は、お客様へのヒアリングを重ね、「こんなのあったらいいな」を実現しました。
詳しくは以下のページに記載しましたので、宜しければご覧になってみてください。
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今後とも、宜しくお願い致します。
りょうすけ
こっちは、売り込まれている感じを受けないですね
興味があればどうぞみたいな
めるま
うん、背景を説明して、サービス内容をあれこれ書いてないから
「見たい人はどうぞ」っていう感じに仕上がってるんだよね。
商品紹介をする場合、その詳細ではなく背景を丁寧に説明するようにしてみましょう。
なぜそのサービスを手掛けることにしたのか。その理由をしっかり説明することで、商品よりもあなたの(あなたの会社の)想いの方に意識が向くため、売り込み感が消えるのです。
そして、あなたの想いに共感した人は、自然とあなたが扱っているものに興味を持つようになるのです。
りょうすけ
ちなみに、商品の内容はどこで説明すればいいんですか?
めるま
細かな内容はメール内のURLをクリックした先にあるwebページや資料ですることをお勧めします
メールの内容が商品説明だと嫌厭されるのは、読む側がその情報を求めていないからです。
あらかじめ、「商品の詳しい内容がこの先に記載されていますよ」と記載しておけば、嫌なら読まなければ良いだけですから、感情がマイナスになることはありません。
サービスの紹介をする場合は、メールの先のページや資料で紹介する、ということを意識して運営してみて下さい。
・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。
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