【シミ抜きSOS】汚れの判別・落とす方法を解説|完全マニュアル|

記事更新日: 2020/07/31

ライター: いなえ

衣類についてついてしまったシミは時間が経つと繊維に定着してしまい、汚れが落としにくくなってしまいます。

時間が経ってしまったシミはクリーニング業者に依頼しても『これ以上は無理です』と返ってくる事が多いです。

大切な衣類を長く使えるように【シミ抜きのコツ・応急処置】をお伝えします。

衣類にシミ(汚れ)がついてしまったら、そのまま放置せずにできるだけ早めに対処するのが理想です。

『そのうちクリーニングに出せばいいや』と思っていても、実際クリーニングに出しても完全にきれいになって戻ってくる事は実は少ないのです。

シミ抜きはクリーニングしてくれない?

泣き寝入りが多い

クリーニングに出したトラブル・クレームの内容にはシミ抜きに関する事が多いです。

・オプションでしみ抜き依頼したのに落ちていない

・無料でシミ抜きのはずなのに何も変わってない

・シミは落ちてるがなんとなく色が変わっている。

なぜトラブル・クレームに繋がることが多いのかというと、クリーニング屋としては衣類を自分達の手でダメにしてしまうのが怖いから。

なので簡単なシミは処置して、なかなか落ちないシミは早々に諦めるのがクリーニング業界では当たり前なのです。

 

本当にシミ抜きしたの?

クリーニングにに出して、何も変化がないような状態で返ってくる時もあります。

 

何も処置してないのでは?

と思ってしまうほどです。

しみ抜きはクリーニングサービスの中で手間のかかる工程です。
そしてシミ抜きに失敗して色が抜けてしまったり繊維が弱って素材に風味が損なわれるなどリスクもあります。

なので、お店側としても強い汚れや原因が特定できない汚れは可能であれば受け付けたくないのです。

シミ抜きに関する注意事項として【完全にきれいになる保証はありません】といった内容が恐らくどのサービスにも書いてあるはずです。

クリーニング会社

頑張ったけど、これ以上は落ちません!

と言っておけば、利用者は諦めるしかありません。

安い価格でクリーニングを受け付けている会社は、シミ抜きを本気にでやってない印象ですので、期待しないほうが良いです。
(個人的感想です。)

 

シミ抜きをしっかりお願いしたい場合は、シミ抜きを売りにしている会社や少し値段が高い<高級クリーニング店>にお願いするのをお勧めします。

汚れの判別方法

シミ抜きの判別方法はとても簡単。
数滴の水をかけるだけです。

シミ抜きは【科学のチカラで汚れを落とす】ので、汚れの原因がわかっていると比較的簡単にきれいにすることができます。

いつの間にかできていたシミだと、なにの汚れかわからないのでまず【汚れの原因】を判別する事から始めましょう。
(原因が特定できてれば必要ありません)

 

大きく種類を分けると5つに分類されます。

  • 水溶性(調味料など)
  • 水溶性の色素付き(紅茶・ワインなど)
  • 油溶性(チョコレート・口紅など)
  • 油溶性の色素付き(ソース類・カレーなど)
  • 固形物などの汚れ(墨汁・鉄さびなど)

 

水溶性(調味料など)

水溶性のシミは水に溶ける汚れなので、水をかけるとにじみます。

注意点は汚れをゴシゴシこすって摩擦を与えないこと。
繊維の奥深くに入って汚れが落ちにくくなってしまいます。

乾燥させると酸化してしまうので、水につけておくのも重要です。

 

長時間放置しなければ自宅で比較的簡単に落ちる汚れになります。

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水溶性の色素付き(紅茶・ワインなど)

水溶性の汚れで色素がある種類になります。これも水をかけると滲みます。

時間が経てば立つほど色素が生地(繊維)に定着してしまうので、放置せずになるべく早めに処置しましょう。

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油溶性(チョコレート・口紅など)

油溶性は油が主成分のため、水をかけるとはじきます。

油なので、水でもお湯でも繊維から汚れを除去することはできません。

何の汚れかによって使う洗剤も異なるので、依頼する時は<何の汚れか>伝えてお願いするときれいになって戻ってきやすいです。

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油溶性の色素付き(ソース類・カレーなど)

家庭の汚れで強い汚れになるのが油溶性の色素がある汚れです。

原因がはっきりしていれば、専用の洗剤&技術で簡単に落とすことができますが、家庭できれいにするには難易度が高いです。

諦めてそのまま速やかにクリーニング屋さんにお願いするのも賢明な判断かと思います。

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固形物などの汚れ(墨汁・鉄さびなど)

時間の経過で固形物に変化する汚れです。

きれいにするにはかなり根気を要する汚れになります。

鉛筆やゲルインキのボールペンはこの【固形物】の種類に分類されます。

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以上の5つの種類に分類されますが、複合的にあわさった汚れもあるので自宅で簡単にできるものではありません。

自分で落とす場合には≪ダメもとで挑戦してみる≫感覚で実践してみてください。

 

応急処置・自宅で落とす方法

汚れはなるべく早めに処置するのが理想ですが、間違った方法で汚れを落とそうと強くこすったり、適切ではない洗剤などで落とそうとすると逆効果になり繊維の奥に閉じ込めてしまう事があります。

またたんぱく質の成分が入った汚れだと温めると固まってしまうのでお湯での作業は厳禁です。

水溶性の汚れではない場合は特に注意が必要ですので、自分で汚れが落とせないと判断したら、なにもいじらずにそのままクリーニングに依頼するのをお勧めします。

 

水溶性汚れの落とし方

家庭でも比較的簡単にきれいにすることができる汚れです。
使うものは中性洗剤(台所用洗剤の裏面を確認)です。

①やわらかいタオルの上に衣類を裏返す。
②中性洗剤を3~5倍程に水で薄める。
③汚れの上に薄めた中性洗剤をたらし、浸透するまで少し待つ。
④汚れの周囲から中心に向かって叩きます。

 

色素付き水溶性の落とし方(紅茶・ワインなど)

上記の水溶性汚れと処置は同じですが色素があるので、家庭で完全に落とし切るのは難しいもしれません。
繰り返しても落ちない場合は違う洗剤で成分を分解する必要があります。

①やわらかいタオルの上に衣類を裏返す。
②中性洗剤を3~5倍程に水で薄める。
③汚れの上に薄めた中性洗剤をたらし、浸透するまで少し待つ。
④汚れの周囲から中心に向かって叩きます。

 

油溶性(チョコレート・口紅など

水に溶けない油性の汚れの原因は、皮脂・植物性の油・動物性の油・化粧品用の油などです。

主に酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使い中和させます。
(台所用洗剤でアルカリ性の商品を探しましょう)

①やわらかいタオルの上に衣類を裏返す。
②アルカリ性洗剤を3~5倍程に水で薄める。
③汚れの上に薄めたアルカリ性洗剤をたらし、浸透するまで少し待つ。
④汚れの周囲から中心に向かって叩きます。


【しみ抜き】をお願いするのではなく、ドライクリーニングに出すと汚れが落ちている事もあります。

 

油溶性の色素付き(ソース類・カレーなど)

マヨネーズ、ケチャップ、ソース、機械油などはより強力な洗剤の力が必要です。

家庭でできる限界は【アルカリ性洗剤+重曹】です。

①やわらかいタオルの上に衣類を裏返す。
②アルカリ性洗剤を3~5倍程に水で薄める。
③汚れの上に重曹を少々ふりかける。
④重曹の上に薄めたアルカリ性洗剤をたらし、浸透するまで少し待つ。
④汚れの周囲から中心に向かって叩きます。<

 

重曹がアルカリ性を強め、細かい粒子として汚れを落としやすくなります。

他にもベンジン、アルコール(エタノール)、クレンジングオイルなども有効とされますが、適切な順番で使わないと色素を定着化させてしまう恐れがあるので、なるべく使わない方が良いでしょう。

 

固形物などの汚れ(墨汁・鉄さびなど)

鉄さび(金属の微粒子)・粘土・泥・砂・墨汁などの汚れは粒子が大きければ、裏側から丁寧に叩き続ける事で汚れが落ちます。

歯磨き粉を使いますが、水分が多くならないようにドライヤー(冷風)を当てながら作業しましょう。

①やわらかいタオルの上に衣類を裏返す。
②汚れの上に歯磨き粉を少量たらす
③はみブラシで優しくたたく
④反対側から掃除機で吸

強く叩きすぎると繊維をいためたり、汚れを繊維の奥深くに押し込む事に繋がるので優しく根気よく叩き続けるのがコツです。

時間が経ってしまったものは酸化・炭化してしまい専用の洗剤で成分を分解しないと落ちません。

汚れがついてすぐ処置できなかった場合はクリーニング業者にお任せしましょう。

シミ抜きしてくれるクリーニング屋

自宅で落ちない場合は信頼できるクリーニング屋にお願いするのが1番です。

筆者が今まで利用した中で1番信頼できるのは【プラスキューブ】と宅配クリーニングです。

あまり聞いたことのない会社だと思いますが、広告をたくさんだしてないので、1着1着丁寧に時間をかけて作業をしてくれます。

 

過去に他社で落ちなかった汚れもきれいに落としてくれたのでお勧めです。

よろしければ参考にしてください。

プラスキューブ公式HPはこちら

この記事を書いたライター

いなえ

好奇心旺盛の32歳。

ライター兼ライススタイルアドバイザーとして活動。

みんなが右を向いていると左を向きたくなるアマノジャク。

時に毒舌。

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