【洋服収納術】衣替えで活躍・理想の収納方法|長持ちさせるコツは?

記事更新日: 2021/01/03

ライター: いなえ

何気なくしまっている洋服の収納方法についてあまり深く考えず保管していませんか。

いざ着ようと取り出した際にカビや虫食いで悲しい思いをした経験がある方に特に知っていただきたい【衣類にとって良い保管状態】についてできるだけ簡潔にまとめました。

 

衣替えシーズンは特に意識すると思いますが【高温多湿の夏・暖房で温められた室内】は虫食い・カビの発生しやすい環境なのでご注意ください。

収納前には洗濯を! ~しまい洗い~

洋服をダメにしてしまわないために何より大事なのは一度洗ってから保管する事が大事です。

衣替えなどで長期間収納すると分かっているときは、必ず洗濯しましょう。

この保管する前(収納する前)に洗う事を〔しまい洗い〕と呼ぶのですが、
しまい洗いをする理由は【目に見えない汚れを落とすため】です。

 

虫食い(穴あき)やシミの原因には食べカス・汗・皮脂などがあり、普段の生活で洋服を選ぶとき・移動させるときに付着している可能性があります。

また、触っていなくても埃がある場合も虫食いの原因になります。
家の中にある埃には人間のフケや垢なども含まれており、動物性のたんぱく質=虫の大好物です。

一度も着ていない新品でも決して清潔な状態ではありませんので必ず洗ってから収納しましょう。

 

洗濯を繰り返すことで洋服にダメージを与える事は避けたいのですが、虫食いやシミ・黄ばみができてしまっては台無しです。

自分が知らないうちに虫食いされてもおかしくない状況になっている可能性があるので、洋服を長持ちさせる為には【しまい洗い】はとても重要です。

 

収納時に考える【カビ・虫食い】

タンスや収納ケース・圧縮袋など様々な保管方法がありますが、どの収納方法にしても【カビ・虫食い】この2つに関しては特に配慮する事を推奨します。

カビ対策は乾燥・風通し

カビは高温多湿の場所に発生します。
カビの栄養源は無機質な物から有機物まで多岐にわたるので、栄養を断つことは難しいので【カビを発生させない】事がとても重要です。

カビを発生させないためには乾燥している事が重要です。

洋服にカビが生えやすい環境

・洗濯して乾燥が不十分で水分が残っている

・アイロンがけ(スチーム)の水分が残っている

・保管場所がしけっている

以上3点が保管の際に気を付けたい事です。
これらは自宅で洗った時だけでなく、クリーニングに出して戻ってきた洋服でも同じです。

クリーニングから戻ってくる際にビニール袋に包まれて渡されますが、ビニール袋から必ず取り出して収納するようにしましょう。

ビニール袋は配送時の摩擦防止や汚れを防止する為なので、保管するためのビニール袋ではありません。

クリーニングに出した物として区別しやすいですが、ビニール袋は通気性も悪く水も通さない為、洋服が十分に乾燥していなければカビとって最高の環境になってしまいます。

クリーニングは期日が決められた中で作業を進める為、乾燥できていないこともありますので、収納する前に干して乾燥させる事を推奨します。

カビの防止策

・クリーニング後のビニール袋は必ずとる

・十分に乾燥させる

・保管場所の除湿or定期的な空気の入れ替え

 

虫食い対策も清潔・乾燥が大事

洋服の【虫食い】は蛾の仲間の「イガ」「コイガ」の幼虫が衣類を食料として食べているのが原因です。

虫は夏でも冬でも1年中被害にある可能性があります。

虫に取って住みやすい環境は【暗くて暖かく、湿度が高い環境】なので夏物をしまっている冬の期間は暖房で温度・湿度は高くなりがちなので注意が必要です。

虫の食料は【動物性のたんぱく質】なので洋服の生地であることもありますが、洋服についてい皮脂汚れ・食べ物のカス・調味料などのシミが虫食いの原因になる事もあります。

また部屋に舞ったり溜まっているホコリも栄養源になるのでキレイな部屋にしておくことも大切です。

 

衣類の素材では動物性の素材、つまり人工物ではなく天然の素材カシミヤ、ウール、絹、麻などを好んで食べます。

虫食いしやすい環境

・汚れている洋服・収納スペース

・湿気が高い収納スペース

・天然の素材でできた衣類

虫は暗い場所や湿度が高い環境が好きなので、収納している空間に隙間があれば侵入して暮らし始めたり卵を産み落としたりします。

 

収納する前の干している洋服に虫が張り付いていたり、卵を産み落としてることもあるので収納する前、家に入れる前に洋服をはたいたりブラシで落とすなどすると効果的です。

虫食いの防止策

・洗って清潔な状態にする

・十分に乾燥させる

・保管場所の除湿or定期的な空気の入れ替え

 

おすすめの収納方法は?

収納する方法にはタンスや衣装ケース、ハンガーにかけて保管するなど様々な方法があります。

長期間保管する際にどの方法が適しているか気になるところですが、洋服の素材・造りによっておすすめの収納方法は異なるので一概に〔コレが1番!〕と優劣をつける事はできません。

使い勝手で万能なのはプラスチック製の収納ケースですが、それぞれメリットデメリットがあるのでご自身の生活環境に合わせた収納方法を選んでください。

▼収納する衣類は清潔であり十分に乾燥している場合の評価です。

布製収納ケース

布収納ケースは使わないときは折りたたむことができたり、色味や模様などオシャレな商品が多いので人気ですが虫食いにあいやすい保管方法になってしまいます。

通気性があるので保管している部屋(空間)の湿度が高くなければカビは発生しにくい状態は保たれます。

しかし気密性、密封性は保たれない為ホコリなどの汚れが入ってしまいます。

ホコリは虫の餌にもなりますし、収納ケースが住処にもなってしまうので衣替えなど入れ替えのタイミングに洗えるケースが理想です。

 

気密性が保たれてないので、室内に侵入していた虫がきづけば卵を産み落としているという事もあります。

布製の収納ケースを利用する場合は必ず虫食い対策として防虫グッズを利用しましょう。

 

プラスチック製 収納ケース

プラスチック製の収納ケースは横幅や高さまで幅広い種類があり、衣類の保管にも適しているので迷う事があればプラスチック製の収納ケースをおすすめします。

スペースはとりますが、丈夫で長く使えるので使用されてる方も多いと思います。

 

タンス(桐製)

タンスは昔より使われてきた優れた収納方法です。

重量があるので移動させることは困難ですが、衣類を守る事に関しては気密性が保たれており他のどの収納方法より優れています。

【タンス】といっても値段の安いタンスはタンス本来の機能を持っていませんのでご注意ください。

木材は呼吸をする素材なので、温度や湿度調節する機能が備わっています。
この調湿機能によりカビや虫食いしやすい環境になるのを防ぐことができるのです。

 

この呼吸をするのは安価な物で使用されている合板などにはには備わっていません。
他の木材を張り合わせた素材ではなく、木をそのまま利用している無垢材である必要があります。

ご自宅で使用されているものが桐製の無垢材を使用しているものでなければ、気密性が保たれているだけであり調湿機能には期待できないのでプラスチック製収納ケースと同じ機能であると思ってください。

 

スーツケース(キャリーケース)

スペースを有効に使うためにスーツケースを利用している家庭が増えてきていますが保管する為に設計されたものではないので長期間の保管には適していません。

気密性は保たれているので、外部から虫が侵入する事は防ぐことができますが、外気温に左右されやすく夏場など高温になると非常にカビやすい環境になります。

スーツケースの内部は清掃しにくく、外で持ち歩いたり洋服以外の物もいれていたりと気づかないうちに汚れがたまっている場合がほとんどなので衣類にとって良い状態ではありません。

もしスーツケースに保管したいのであれば、定期的に空気の入れ替えをして乾燥・新鮮な空気に入れ替えましょう。

 

段ボール

引っ越ししたままの状態や節約のために段ボールで保管する人を多くみかけますが、段ボールでの衣類保管は最悪です。

段ボールは粗い紙でできているので【空気・水分・小さな虫】全て通すので段ボールは衣類だけでなくすべての物の長期保管に適していません。

段ボールの素材自体が衛生的なものを使用しているわけではないので、ダニの住処になる事も。
衣類がどんなに良い状態であっても段ボールから汚れや臭いなどを移す事もあります。

 

段ボールは大きさも揃えやすく、運びやすい、ごみ処理も楽。
利便性には大変優れていますが保管には適していませんのでご注意ください。

 

畳むか・ハンガーにするか

衣類には【伸びやすい編み物】と【伸びにくい織物】がありセーター・レース・トレーナーなど冬服の多くは伸びやすい編み物で製作されています。

アウター・インナーに限らず生地の造りによって特性は決まるのでぜひ覚えておいてください。

 

ハンガーの収納は注意が必要

畳んでしまうとセーターやカーディガンなどシワになるのでハンガーにかけて収納している人もいます。

空間があくので通気性も保たれていいのですが、その代わりに素材が伸びてしまうので長期間の保管はお勧めできません。

 

ハンガーにかかっている間は常に重力と服の重みが負荷になっているので伸びていきます。

ハンガーの形状が太かったり、滑り止めで分散させることはできますが負荷を0にする事はできませんので半年以上のハンガー利用はおすすめできません。

ハンガーでの長期間保存は編み物ではなく、織物だけにしましょう。

 

おすすめの畳み方

ハンガーではなく畳んで収納するときは、洋服の重さつぶれてしまうのも嫌ですよね。

お店で並んでいるような畳み方ではない特殊な畳み方で洋服が潰れるのを防ぐことができるのでぜひお試しください。

おすすめの畳み方 ~縦に並べる畳み方~

[自立型]と呼ばれる畳み方で、縦に並べられる事もできとてもコンパクト収納する事が出来ます。

柄や色なども一目でわかるので、自立型の畳み方には愛好者が多いです。

▼インスタグラムの写真で畳み方も紹介されています。

ゆか(@yuka.no.kurashi)がシェアした投稿

 

おすすめの畳み方 ~軍隊式の畳み方~

続いて超コンパクトに収納できる方法で、軍隊の人が持ち運ぶのに実際につかっている方法だとか。

とても小さくなるのでスペースを有効的に利用できるのですがシワになりやすいデメリットがあります。

旅行の帰りなどはとても有効活用できるのでこちらもぜひお試しください。

▼インスタグラムの写真で畳み方も紹介されています。

Ryosuke Nozawa(@ryoooo41)がシェアした投稿>

 

好日山荘おとな女子登山部 公式アカウント(@otonajoshitozanbu)がシェアした投稿

 

保管をプロにお任せする方法も?

自宅で保管せずに貸し倉庫や、クリーニングに出してそのまま保管してもらうという選択肢もあります。

貸し倉庫は段ボールや専用のBOXに好きなものを詰め合わせて、任意の期間預ける事ができます。

貸し倉庫を利用するメリットは好きな商品を気軽に出し入れできる事です。

1番人気のポケットサマリーは手軽な値段と、管理のしやすさが特徴です。

温度や湿度管理がされた環境で保管してもらうので衣類にとっては良いし、場所をとらないのが人気です。

しかし段ボールでの長期保管になるので、もし利用される場合は防カビ剤・防虫剤は一緒に入れておくのを推奨します。

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他にもクリーニングに出して、そのままクリーニング屋に保管してもらう事も可能です。

こちらは衣類のスペシャリストにお願いすることになるので、安心して任すことができます。

お値段も手ごろで人気ですが、保管スペースに限りがあるのですぐに申し込みが終了してしまうのが残念なところです。

衣替えシーズンに比較的空きがでやすいのでこちらもぜひご検討ください。

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この記事を書いたライター

いなえ

好奇心旺盛の32歳。

ライター兼ライススタイルアドバイザーとして活動。

みんなが右を向いていると左を向きたくなるアマノジャク。

時に毒舌。

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