クリーニング後の正しい保管方法とは|カバーや虫食いには要注意

記事更新日: 2020/07/30

ライター: いなえ

クリーニングが終わった洋服をそのままタンスやクローゼットにしまっていませんか?

保管方法にも【良い悪い】があるので、せっかくクリーニングしたのに状態を悪くして、いざ着たいときにダメになってしまう可能性があります。

洋服をダメにしない為にぜひ正しい知識を覚えて明日から活用して下さい。

簡単なまとめ
クリーニング後のベストな保管方法は
    • 状態確認は必ずしましょう。
    • ビニールのカバーは外した方が良い。
    • ハンガーは取り替えるか畳んで収納。
    • 虫食い・カビ対策も忘れずに。

このページでは大事な洋服を長く使い続ける為に、正しい保管方法をお伝えします。

状態を再確認

油断は禁物

クリーニングから返ってきたらそのまま保管するのではなく、一度自分の目で検品(状態確認)することをお勧めします。
お店の人も検品しているはずですが、人間がおこなっているので見落とししている可能性があります。

よくあるトラブル
  • ボタンが欠けている
  • 汚れや傷がついている
  • ほつれが広がっている
  • フードなどの付属品がない
  • そもそも違う物(白シャツ・喪服に多い)

多くのクリーニング店では【再仕上無料】であり、期限が受け取ってから1週間~10日がほとんどです。

もし破れていたり、色が抜けていたりしていて、弁償してもらうにも早めに連絡する必要があるので【自分に非がない】という事を証明する為にも受け取ったら自分の目で確認しましょう。

しみ抜きについて
『しみ抜きが全くされていない』『十分に落ちていない』というトラブルも多くありますが、染み抜きに関して私たち利用者は【完全に汚れが落ちない事もある】という事に同意して、預けている事になっています。

店側の内情として、しみ抜きは手間のかかる行為&生地を傷めてしまうリスクがある為、ほとんどのクリーニング店では簡単な汚れしかしみ抜きしません。
問い合わせても『最大限尽くしました、これ以上はできません』と返答されるだけなので、諦めてしみ抜きに強いサービス・高級クリーニング店に依頼しましょう。

 

万が一賠償問題に発展した場合は購入した時の金額や時期の証明を求められることがあるそうです。

購入してから年数がたっていると価値(値段)がつかなくて わずかな金額しか戻ってこないケースも多々報告されています。

依頼した会社の規約で確認したり、どうしても困った場合は【消費者センター】や【市役所の担当部署】に相談してみてください。

 

カバーは外した方が良いの?

クリーニングが完了して受け取る際に、ビニールか不織布(ゴワゴワした紙)のカバーで包まれて渡される事が多いはずです。

状態を確認し終えたら外したカバーを被せるか悩むと思います。

カバーに入れて保管しておくとクリーニング完了したと一目でわかるので、良いように感じるのですが、洋服の事を思えばカバーは外した方が良いです。

 

透明なカバーは必ず外す事

透明なカバーは保管目的のカバーではありません。
配送途中に洋服同士が絡み合ったり、摩擦・衝突によるダメージを抑えるための物なのです。

クリーニングの工程で乾燥が不十分であったり、スチームアイロンを使って仕上げる工程で衣類に水分が残っている事もあります。
そのまま保管するとカビや臭いの原因に繋がるので必ずカバーは外しましょう。

※数日陰干ししてから保管すると良いです。

 

不織布製ならそのまま保管! 

不織布のカバーも存在しますが、表も裏も不織布ならそのままつけておいてもOKです。

【不織布】は空気を通すので、ビニール製カバーの "湿気を閉じ込める欠点" を補えている事になります。

 

注意点として、使いまわしはNGです!
不織布の表面は繊維が粗いため汚れを吸着しやすく、小さな虫が住みやすい場所でもあります。

表面に汚れが付着していると不織布自体が菌や虫の住処になってしまうので、保管していた服を着るタイミングで処分するのをお勧めします。

 

片面のみ不織布は自己判断で

通気性不織布カバー包装ーリアクアHPより画像引用

カバーの中には片面だけ不織布の物もあり、そのまま保管しておいても洋服が見えるので便利なように作られています。

しかし保管については業界の中でも意見が別れており、不織布は片面(背面)のみでは、空気の通気性が不十分なので、外す事を推奨する会社も多数あります。

 

たしかに背面だけだと風通しはよくない意見には納得いきます。

これに関しては正解はないと考えられますので、片面だけ不織布の場合はご自宅の保管状態が良いかどうかによって判断するのがよいかと思います。

 

ハンガーは取り替えるか畳んで収納

返却された時のハンガーは、そのまま保管せずより良い物に取り替えて保管するのが理想です。

少々もったいない気もしますが、返却時のハンガーは細いため衣類の重さを分散できず負荷がかかってしまうため生地が伸びる原因や、せっかく整えた形を崩してしまいます。

セーターやTシャツなど柔らかい素材、スウェットやパーカーなど編み物は伸びやすいので畳んで保管し、アウターやジャケット類は木製のハンガーなど、摩擦があり、幅に厚みのあるハンガーと取り換えるのが良いです。

 

虫食い・カビ対策

クリーニングに出した=虫食いしない・カビが発生しない という事ではありません。

虫食いの原因は言葉通り<虫が食べてしまった状態>なのですが、何を食べているかというと、細かい食べカスや調味料類のシミだけでなく、衣類の生地そのものを食べ物である事もあるのです。

動物性の繊維であれば汚れてなくても虫にとっては食べ物なので、クリーニングに出した後でも虫食いになる可能性は十分あります。

虫食いにあいやすい 動物性繊維
  • 羊毛
  • アルパカ
  • アンゴラ
  • カシミヤ
  • モヘア

虫食いを防ぐためには通気性の良い環境が理想なので、クローゼットにしまう場合にも定期的に開けて換気すると良いです。
(カビも環境が悪ければ発生します)

また防虫剤・防湿剤・防カビ剤等を利用するのが効果的ですので、使用期限に注意しながら保管場所と一緒に置いておきましょう。
(※ラメ製品は防虫剤でラメが損なわれる事があるので、注意しましょう)

 

まとめ

このページの総まとめ
クリーニング後のベストな保管方法は
    • カバーを外し、状態を必ず確認する事。
    • 透明のカバーなら捨てて、不織布製ならそのまま保管OK
    • 衣類によって畳んで保管
    • ハンガーの場合は摩擦・肩幅&厚みに注意
    • 虫食い・カビ対策も忘れずに。

この記事を書いたライター

いなえ

好奇心旺盛の32歳。

ライター兼ライススタイルアドバイザーとして活動。

みんなが右を向いていると左を向きたくなるアマノジャク。

時に毒舌。

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