氷川きよしさんをCMに起用!エックスモバイルと限界突破WiFiって何?

記事更新日: 2019/12/31

ライター: ヨッシー

格安ケータイブランド「X-mobile」を展開するエックスモバイル株式会社が、本日10月10日に、氷川きよしさんを起用した新CM

  • 「プレゼン」篇
  • 「限界突破WiFi」篇
  • 「スゴい電話」篇

の3本を一斉に公開しました。

Twitterなどで新CMの存在を知った人は、CMの採用もさることながら、その販売元であるエックスモバイル社や、スゴイ電話、限界突破WiFiについて気になった人も多いのではないでしょうか?

この記事では、これらの新CMのメイキングや、キャラクター起用が決まった裏事情についても掘り下げていきます。

この記事を書いた人
ヨッシー
元俳優。自身が芸能界にいた経験と、演出家として活躍する兄を持つため、芸能の世界の裏事情に「ちょっとだけ」精通している。
氷川きよしさんも登壇された記者会見に、ウェブメディア側としても参加。
その際に聞けた『テレビや他のメディアでは報じられなかった』氷川きよしさんの”プロフェッショナルな一面”についてもお伝えします。

 

氷川きよしさんが登場した新CM一覧

格安スマホへの乗り換えを提案!エックスモバイルのCM

「きよしの携帯、X-mobile」から始まるこのCMは、氷川きよしさんがエックスモバイル社のイメージカラーでもあるグリーンのスーツに身をまとい、格安スマホを利用することのメリットについて説明しています。

氷川きよしさんはご年配の方にもとても好感度が高いので、これを機に「格安スマホ」に乗り換える高齢者の方も増えそうですね。

振り込め詐欺撲滅を宣言!スゴイ電話のCM

さらに、「振り込め詐欺、許せません!」というメッセージとともに、振り込め詐欺を撲滅するために開発された『スゴイ電話』を訴求します。

現在、振り込め詐欺のほとんどが家庭用の固定電話にかかってくるといいます。

つまりその固定電話を無くして携帯電話にしてしまうだけで、振り込め詐欺に引っかかる確率がグンと減るといいます。

このスゴイ電話は見た目は固定電話ですが、番号自体は携帯電話番号を使い、さらに無線で使用できるため持ち運びも可能になっています。

この辺りも、氷川きよしさんのファン層の人には関心の強い分野ですよね。

モバイルWiFiの限界を突破する!限界突破WiFiのCM

一方で、「モバイルWiFiは限界が多すぎる」として、データ容量・国境・月額料金などの限界と突破したモバイルWiFi『限界突破WiFi』のCMでは一転、ロックテイストの黒衣装に身を包み登場しています。

このCMを見て「氷川きよし、印象が全然違う!」と驚いている人も多いのですが、実は、このロックテイストのメイクや衣装は、前々から噂になっていたんですよね。

 

ドラゴンボールの主題歌と限界突破WiFiの関係

これは2018年の12月に、東京国際フォーラムで開催された「氷川きよしスペシャルコンサート2018~きよしこの夜 Vol.18~」で歌唱された映像です。

この曲は『限界突破×サバイバー』という曲で、ドラゴンボール超(スーパー)の主題歌としても知られています。

演歌歌手とは思えないロックテイストな衣装に目をつつんでシャウトする姿に、YouTubeのコメントには『本人が一番限界突破している件』、『普通にカッコ良すぎる!!』、『本人、元々ロックとかV系好きだったらしいし、ビジュアルも良いし今までやってなかったのが不思議』などのコメントが寄せられていました。

限界突破WiFiと限界突破×サバイバーに繋がりはあるの?

さて、上記の限界突破WiFiですが、氷川きよしさんがこの商品のCMをするということを知ったファンは、すぐにピンときたはずです。

『同じ”限界突破”という言葉には何か意味があるのか?』と思った人も多いのでは。

それもそのはず、エックスモバイル社が新しいモバイルWiFiを『”限界突破”WiFi』と名付けたのも決して偶然ではないのです。

実はこの限界突破WiFiは、商品自体が企画されたのが今年の夏でした。

エックスモバイルの木野社長が、『何か画期的な製品が作れないか』と思案していた時に訪問した深センのIT企業で、このスマホ+Wi-Fiの『限界突破WiFi』の商品化を思いつきました。

その時にすでに『エックスモバイルCMキャラクターは氷川きよしさんに!』と考えてきた木野社長は、氷川きよしさんのイメージを最大限に活かしたCMを作るため、限界突破サバイバーの曲を1日中エンドレスリピートしていました。

そこで閃いたそうです。

『、、、あ、”限界突破Wi-Fi”だ』と。(木野社長ご本人談)

それで、氷川きよしさんのロックなイメージで限界突破WiFiのCMを撮ることに決まったのです。

ヨッシー

エンドレスリピートしていたからこそ、このネーミングなんですね。

氷川きよしさんのプロフェッショナリズムを感じるCM制作の裏話

【異例中の異例】1日3本CM撮影は、氷川きよしさんの体力あってこそ

このCM撮影には丸々1日をかけたそうです。それはもう早朝から深夜までまるまる。

普通、CM撮影を1日で3本撮るなんてことはしません。2本でも多い方です。

もちろん予算的な問題やスケジュール的な問題もあるのですが、何より「タレントさんの体力が持たない」から。

案の定、3本目の限界突破WiFiの撮影に入る頃には(撮影からすでに13時間が経過した19時)、氷川きよしさんも『限界突破WiFi』のワイファイがうまく言えないほど、ろれつが回らなくなっていたそうです。

それでもなんどもリテイクを重ねて、撮り切ったのがこの3本のCMなんですね。

ちなみに、氷川きよしさんはライブで1ステージ30曲のセットリストを回す体力の持ち主です。

ヨッシー

氷川きよしさんの、恐ろしい体力と精神力があって成り立っていた撮影ということですね・・・

本気で良いものを作ろうとするプロフェッショナリズム

これらのCMは木野社長が構成を全て考えたこともあり、撮影中は木野社長と氷川きよしさんのすり合わせが何度も行われました。

全部で30カットほどもある撮影を、1カット1カット丁寧に木野社長が「ここはこういう理由でこういう意味があって」と説明し、氷川さんがそれを理解した上で撮影に望むということが繰り返されました。

例えば『プレゼン編』の中にある、『北海道から沖縄まで全国に広がるエックスモバイルは、格安スマホ業界店舗数No1』というセリフ。

僕も俳優の経験があるのでわかるのですが、姿勢・表情・歩くスピード・歩き方・最後に止まる位置、などを全部頭に入れながらセリフを喋らないとけないので、この1カットだけでもかなり大変なんです。

そこに、木野社長が「エックスモバイルは全国に代理店がいて、その人たちのおかげでここまでこれたんです」といったシーンの背景まで説明しているわけです。

そこで氷川きよしさんは、何度も何度もセリフの練習をし、しかも木野社長や撮影監督がOKを出したテイクでも、「もっといい表情が作れると思うのでもう一回やらせてください」と自らリテイクを志願してまで、いい作品作りをしようとしていたそうです。

エンターテイナーとしてのサービス精神も忘れずに

それだけ切り詰めたスケジュールですから、さぞ現場を切り詰めていたのだろうなと思うのですが、ここはエンターテイナーです。

スタッフの中に、直近で結婚した人がいることがわかると生歌をプレゼントするなど、終始和やかな雰囲気で撮影を進めていたのだとか。

ご自身も(演歌の自分とロックの自分の)『2つの自分を表現することができて楽しかった』と仰っていましたが、とは言えそれだけのヘビーな撮影の中で、しかも真夏の空調の効かせられないスタジオで、スーツ姿で撮影をやり切る姿は、まさにプロフェッショナルという感じですよね。

メイキング映像はこちら

そんな情報を知りながら、このメイキング映像を見ると、そんな苦労を微塵も感じさせていないことがよくわかりますね!

 

この記事を書いたライター

ヨッシー

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