どんなときもWiFiの評判は信じるな!口コミに隠れた秘密を暴露

記事更新日: 2019/10/06

ライター: ヨッシー

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届きました〜!どんなときもWiFi!

今、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れに売れているという『どんなときもWiFi』。佐藤二朗さんのCMでも話題になっていますね。

  • 速度制限なし、容量制限なしでネット使い放題
  • 月額3,480円で利用可能(2年縛り・クレジット支払いの場合)
  • 海外でも端末一つで利用できる

というのは大きな特徴です。

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ところがこのどんなときもWiFi、評判が良すぎて若干怪しいんですよね。

Twitterなんかをみても絶賛の嵐で「本当か?」と疑いたくなるレベルなんです。

きっとこの記事を読んでくれているあなたも、本当に信用していいのだろうか?と不安に思っているのではないでしょうか?

まずどんなときもWiFiは広告手法として「アフィリエイト」を利用しています。

これによって、各ブロガーさんやYouTuberさんたちが、積極的に宣伝しているという裏側があります。

とは言え、その人たちがデメリットを隠すような伝え方をしているか?というとそんなことはありません。

今は、消費者も賢くなっていますので、そういう「ステマっぽさ」はすぐにバレてしまうんです。

ところが、口コミに関しては(特にTwitterは)一部の悪質なアフィリエイターがステマのように、自分の書いたブログのツイートをしまくっているために、一般人の口コミが探しにくい状態になってしまっているのです。

 

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まさにこの状態!

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インスタはインスタで、 #契約してみた、みたいな投稿が多くて参考になりません。

ということで最終的に「試してみないとわかんないっしょ!」と結論づけて買ってみました。

実際に契約してみてわかったこと、体感したことなどを完全中立の立場で書いていこうと思います。

家族のスマホを総動員した速度テストも行ったので、「速度制限なしなのはいいけど、肝心の速度は大丈夫なの?」という人の疑問にもバッチリ答えます。

さらにこれがこの記事の根幹でもあるのですが、どんなときもWiFiは「違約金」の基準が非常に厳しいので、そのポイントを知らないまま購入すると損することにもなりかねません!!

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ここのデメリットは結構でかいのに、声を大にして注意喚起している人が結構少ない印象です。

この記事に書かれていることまとめ

・どんなときもWiFiは「違約金ビジネス」である一面がある

・違約金に注意しながら契約しないと2年後に大損ぶっこく

・速度制限なし、容量制限なしは本物なのですごく便利で快適

・どんなときもWiFiの悪い口コミも良い口コミも両方掲載

・評判から考えられるメリットやデメリットも徹底検証

・どんな人にオススメで、どんな人にはオススメできないのか?も明記

 

【注意喚起】どんなときもWi-Fiは「違約金ビジネス」です

ヨッシー

どんなときもWi-Fiの機能は確かに素晴らしいです。

 

しかし、そこにはとんでもない落とし穴があります。

どんなときもWiFiの落とし穴
  • 2年縛りであり、2年以内に解約した際の違約金が14,000〜19,000円
  • 端末は無料ではなく「レンタル」。解約時に「キレイな状態で箱ごと一式で」返却しないと罰金18,000円。
  • 前月25日までに解約し、解約月翌月の5日以内に会社に端末が届かないと違約金18,000円。
  • 返却時の端末送料は自己負担。

つまり何も知らないまま解約してしまうと、最大で55,000円+送料がかかるリスクがあるということです。

この事実に気づいた時に、僕は「どんなときもWiFiは違約金ビジネスだな」と思いました。

仮に1万台の違約金が5万円発生したとすれば、それだけで5億円の売上になりますからね。

「気をつければ良い」だけかもしれませんが、2年あれば引っ越しもするし、地震被害にだって会うかもしれません。

ヨッシー

「レンタルしたものをそのままの状態で返却できる」人ってどれだけいるのでしょうか。

僕は、会社がレンタル端末一式を揃えられない人が溢れることを見越して、「違約金払いたくなさに解約しないんじゃないか」という予想のもとにビジネスをしているように感じました。

どんなときもWiFiの購入を検討している人は、以下の詳細をよく読まれた上で、購入をすることをお勧めします。

2年以内に解約した時の違約金がクソ高い

どんなときもWiFiはケータイでいうところの「2年縛り」を採用しています。

しかし2年以内にその縛りを破った時の違約金が、通常の2年縛りの倍の料金がかかります。

例えば2019年9月に契約した僕は、2019年9月が0ヶ月目になります。この場合、

  • 12ヶ月目(2020年9月25日)までに解約すると19,000円
  • 24ヶ月目(2021年9月25日)までに解約すると14,000円
  • 25ヶ月目(2021年9月26日〜10月25日)までに解約すると無料
  • 2021年の10月26日以降の解約は9,500円

かかるということになります。

※どんなときもWi-Fiは解約の締め日が25日。26日以降の解約は翌月の解約とみなされます。

「レンタル端末一式」を返却できないと罰金

さらに要注意なのが、「無料」と謳われている端末が実は「レンタルである」ということです。

レンタルするということは、いずれ返さなくてはなりません。その返却の条件がとても厳しいんです。

契約解除時は解約月の翌月5日までに当社指定の宛先まで端末一式(本体/USBケーブル/取扱説明書/個装箱)の返却が必要です。(送料はお客様負担)

返却期限までに返却がない場合、返却時に故障が見られる場合、返却物に欠品がある場合は機器損害金として18,000円(税抜)を請求させて頂く場合がございます。

引用:どんなときもWi-Fi 公式HP

ヨッシー

5日以内・レンタル端末一式、というところがミソです。

この「5日以内の発送」とは、5日以内に端末が向こうに届いていることを意味しています。

配送業者の都合や台風などによる遅延は考慮されていません。

25日にまでに解約すれば、その月の月末まで端末は使用できるのですが、5日までに配送されなくてはならないことを考えると、解約して即返却くらいのスタンスでいた方が良さそうです。


箱を開けた時に入っているものは全部保管しておきましょう・・・

この厳しい条件には、ツイッターでも不満の声が複数見られました。

 

ヨッシー

「ほんとそれ」なんですよねぇ。。。

 

バッテリーは2年も使っていればどうしても経年劣化していきます。このツイートのように「実際は端末代を払っている」と考えた方がいいです。

1年間は端末保証がついているので、自然劣化であれば新品と交換してもらえますが、1年以降は有償(18,000円)になります。

なおオフィシャルアカウントは次のように回答しています。

 

なお、補償サービス料金は月額400円です。

2年間使うと仮定しても端末に結果として400×24=9,600円(税別)は払うことを覚悟しておいたほうがいいと思います。

どんなときもWi-Fiの悪い口コミ・デメリットを徹底検証

今度は、端末の返却がある以外にどんなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

ヨッシー

違約金ペナルティ以外では、そこまで悪い口コミは目立ちませんでした。

どんなときもWiFiの悪い口コミまとめ

・速度が遅い

・急に繋がらなくなる時がある

・口座振替は2ヶ月分請求で割高(200円の手数料)

・端末が異様に熱を帯びて不安になる

・サポート対応が悪い

実際にあった悪い口コミ一覧

悪い口コミから考えるどんなときもWi-Fiのデメリット

ヨッシー

ではこれらの口コミから考えられるデメリットを検証していきます

デメリット1:エリアによっては速度が遅い

まず速度についてです。

どんなときもWiFiのスペックは、ベストエフォート方式で、下り150Mbps・上り50Mbpsです。

僕が実際にいくつかのスマホで検証した際には、下り10Mbps〜44Mbpsというバラツキが出ました。

これは、各種スマホがどの通信規格を選択しているのかが違うためです。

どんなときもWiFiのD1という端末は、最大100Mbpsまで速度が出る「IEEE802.11b/g/n」というWi-Fi規格を採用しているのですが、スマホ側でIEEE802.11bの規格にチャンネルが合わさっていると11Mbpsまでしか速度が出ません。

こういう時は、どんなときもWiFiを再起動することで大体解決します。

とはいえ、5台同時接続した際に3Mbpsしか出なかったにも関わらず、それでもYouTubeの動画は問題なく閲覧することができました。

この結果からすると、数字上は低い値が出ていても、体感は必ずしも遅くならないということがわかります。

口コミの中に「サクサク動く〜!」という声もあれば「なんか遅くない?」という声も出るのは、どちらかというとエリアの違いではないかと思います。

どんなときもWiFiはau・Docomo・SoftBankの4G・LTE回線の中から、その場所で最適な回線を選んで繋がるようになっています。

そのため、通信を行うエリアのキャリアの回線が遅くなれば、当然どんなときもWiFiの速度も遅くなってしまうのです。

急に繋がらなくなる、といった声も聞きますが、これも端末の再起動で解決します。(回線の切り替えが行われます)

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どんなときもWiFiの速度は、大手キャリアの4G・LTE回線(主にSoftBank)の速度に依存します。

 

自分の周囲の3キャリアの速度をチェックしておきましょう。(都市部ならほぼ問題ありません)

デメリット2:端末がやたらと熱を持つ

どんなときもWiFiは長時間使用していると、端末が熱を持ち始めます。

どのくらい熱くなるかというと、「ちょっと心配になるくらい」にまで熱くなります。

これも端末の再起動をすることで、溜まった熱を放射することでき、解決することができます。

とはいえポケットWi-Fiですからね、日中はずっと使い続けていたいという人も多いかもしれません。

外に持ち出すときには、バックの奥底などにしまいこまず、風に当たる場所に置いておくことも熱対策になります。

デメリット3:口座振替はクレジット支払いより700円高い

契約してからの2年間は3,480円で使用できるどんなときもWi-Fiですが、これはクレジット支払いを選択した時の金額です。

口座振替での支払いを希望すると月額の使用量が3,980円になります。

加えて、口座振替手数料が200円発生するため実質4,180円かかることになり、クレジット支払い選択時より700円も高くなってしまいます。

また口座振替にすると、初月と次月の2ヶ月分が2ヶ月目にまとめて請求されるのでそこも注意する必要があります。

デメリット4:サポート体制が不十分

どんなときもWiFiの運営元である、株式会社グットラックは従業員数650人(アルバイト・パート含む)ほどの会社です。

どんなときもWiFiがいきなり大ヒットしてしまったため、サポート体制が追いついていないのが現状です。

実際に利用者が急増したことで、(2019年の)8/31〜9/3に大規模な通信障害が起こり、それにより苦情が殺到しました。

そのあと会社は、日割りで減額をする対応を発表したことで一旦の落ち着きを見せていますが、これからも利用者が増えると何かしらの問題は起こるだろう思われます。

またどんなときもWiFiは無店舗経営をしているため、大手とは違い近くにサポートスタッフがいないのもデメリットですね。

ヨッシー

楽天モバイルも加入者急増で遅くなったので、急成長中の会社だとこれはある程度しょうがない問題だと思います。

※これから購入を検討している新規の人に向けては、24時間稼働のチャットサービスが公式サイトにあるので、そこで色々聞いてみるといいですよ!

どんなときもWi-Fiの良い口コミ・メリットを徹底検証

ヨッシー

さて、デメリットがわかったところで、今度はメリットの方を見ていきます。

実際にあった良い口コミ一覧

どんなときもWiFiの最大のメリットは通信費の削減

ヨッシー

どんなときもWiFiの一番のメリットは通信費の削減です!

上記の口コミで紹介しているように、どんなときもWiFiの

  • 月額3,480円で
  • 速度制限・容量制限がなく
  • au・Docomo・SoftBankの3回線を使えて
  • 最大5台同時接続まで可能

という特徴によって、通信費を大きく下げることができます。

格安SIMの最低限プラン+どんなときもWi-Fiの組み合わせをすることで、生活のほとんどの通信を賄えてしまうからです。

格安SIMに契約している人も・大手3キャリアのプランを低めに設定している人も、『自宅ではたくさんネットを使う』という理由で置き型のホームWiFiを使っている人が多いのではないでしょうか。(僕も使ってました)

そういう人には、どんなときもWiFiは本当に便利です。

通信費は節約したいけど動画やゲームをストレスなく楽しみたいという人には特にオススメしたい商品です。

海外利用できるから便利、って本当?

一方で、どんなときもWiFiの「海外でも使えて便利」という意見には、僕は反対です。

というのもどんなときもWiFiの海外利用はウルトラ高いからです。

そもそも海外で通信を行う際には、Amazonで現地SIMを事前に購入する方が圧倒的に安く済みます。(SIMフリー端末でないといけませんが)

どんなときもWiFiはアジアで使うと1,280円/日で1GB/日までしか使えませんが、Amazonで現地SIMを買えば、8日間で4GBまで使えるSIMが1,600円で買うことができます。

これをどんなときもWiFiで実現しようとすると、1万円近い出費になってしまいます。

さらに、一回起動したら1,280円かかってしまうので「通信費を使う日を決めないと節約できない」というすごいストレスフルな海外渡航になります。

ヨッシー

最近はイモトのWi-FiもたくさんCMしていますが、あれも借りたら絶対ダメですよ。

というわけで、どんなときもWiFiの「海外でも利用できる!」はメリットとしては認められません。

海外利用のためだけにどんなときもWiFiを購入する人はいないと思いますが、『海外でも使えて旅行や出張に役立ちそう』と思ってはいけませんよ。

一部のサイトでは、蓋を外して海外SIMを使うことができると書かれていますが、これは嘘です。

ここにSIMカードかマイクロSIMカードを挿入すると、ルーターとしての運用ができます。

どんなときもWiFiは海外でも利用できますが、1日1280円~と料金が高めです。そのため、海外でプリペイドSIMが差せるのは嬉しいですね♪

引用元:「本当に無制限?どんなときもWiFiを使って分かったデメリットと評判を暴露!

オフィシャルサポートに、海外現地SIMが使えるのですか?と質問したところ、動作保証ができないため不可能ですと回答をもらいました。

国内のSIMも同様に使うことができませんので注意してくださいね。

どんなときもWiFiの特徴と見落としがちな注意点を改めておさらい

ここからは、どんなときもWiFiの特徴を再度おさらいしておきます。

「特徴くらいはもうすでに知っているよ!」という人でも、見落としがちなポイントも結構あるので、そこも踏まえて解説していきますね、

ネット使い放題は本当に使い放題

まず、一番の謳い文句である「容量無制限」に関してですが、嘘偽りなく本当に無制限です。

試しに、休日1日使ってネットフリックスを見まくっていたのですが、10GBでも速度制限が発生することはありませんでしたし、月間で100GB使っても全く問題なかったのでこれはガチでした。

ちなみに、Macbook、iPad、iPhoneの合計3台で、同時に最高画質のYouTubeを再生したとしても問題ない速度でした。

『3日で10GB』といった速度制限が一切ないので、この点に関してはマジでストレスフリーです。

au・Docomo・SoftBankの3回線を自動で選択は本当か?

どんなときもWiFiは、クラウドSIMという技術を採用しています、

この技術は言うなれば、au・Docomo・SoftBankの3キャリアのSIMが、端末ではなくサーバー上に差し込まれていて、その都度掴む回線が最適なものに変わる、というものです。

しかし、実際に使ってみるとわかるのですが、掴む回線はほぼSoftBankの回線です。

というのもWi-Fiに関してはSoftBankの回線が一番早いから(※)なんですよね。

一部地方のSoftBankが入らない・あるいは極端に遅い地域では、Docomoやauに切り替わることもあるのですが、基本はSoftBank回線です。

au・Docomo・SoftBankを自動で切り替えるよ!という広告は「技術的には」嘘ではないのですが、実際はほとんどSoftBank回線を使うと思ってください。

だからと言って遅いかというとそうではないのでそこは安心してください。

(※)どんなときもWi-Fiは、auの一番早い回線であるプラチナバンドに非対応です。

またDocomoの回線をつかむ際もLinksMateという格安SIMの回線を掴みます。

LinksMateは「サービスごとの速度制限」を行っているため、Docomo回線選択時にYoutubeを見ると速度が遅くなります。(視聴する分には困らない程度)

そのため、結果的にSoftBankが一番頻繁に選択されているようです。

月額3,480円は「クレジットカード支払いで2年間だけ」

先ほども少し触れましたが、月額3,480円になるのは

  • 最初の2年間だけ(2年以降は3,980円)
  • クレジットカード支払いのみ

です。

口座支払いを選んだ場合は、最初の2年間が3,980円になり、2年目以降は4,410円になります。(追加で口座振替手数料200円(税抜)/月がかかります

それでも通常4,000円以上するポケットWiFiを利用している人にとってはメリットがある商品です。

海外利用は手間がない分便利だが高い

前述の通り、海外利用料金は渡航先によって、1,280/日 or 1,880円/円が決まりますが、料金だけを見れば「かなり高い」です。(イモトのWi-Fiといい勝負です)

しかし、現地SIMなどを購入する手間やSIMを差し込み、スマホ側の設定をする手間を考えた時に、「そういうの難しくてよくわかんない」人にとっては、ボタン一つで通信ができるようになるのでそれはそれでメリットとも言えます。

また同時接続ができるので、友達や家族と通信を共有できるのは嬉しいですよね。

ヨッシー

ただしその際には、1GB/日という容量制限に留意する必要があります。

なおこの利用料金の中には、海外での盗難・紛失を補償する「海外あんしん補償」が組み込まれています。(だから高いのですが)

ただし故障・水没・全損は対象外になるので注意してくださいね。

【結論】どんなときもWiFiはどんな人が買うべき商品?

ヨッシー

最後に、どんな人にオススメで、どんな人にオススメできないか?をまとめます。

どんなときもWiFiをオススメしたい人

・UQWIMAXなどの速度制限にイライラしている人

・容量を気にせずに動画やゲームを楽しみたい人

・格安SIMとの組み合わせで、スマホの通信料を安くしたい人

どんなときもWiFiをオススメできない人

・2年間で綺麗にレンタル端末一式を保管する自信のない人

・海外利用に便利だと思って検討している人

・どこでもauとDocomoの回線入るの便利じゃん!と思った人

この記事を書いたライター

ヨッシー

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