社会人の学び直しは無意味!?目的を達成するための効果的な学び方

記事更新日: 2021/01/02

ライター: めるま

こんにちは!めるまです。

今回は、最近、文部科学省が推進している「学び直し」について、「意味ある学び」というテーマでお話ししたいと思います。

「学び直しについて」文部科学省

【学び直し】

社会人が、学校教育や資格勉強など、改めて学習すること。

人生100時代を生きるために、新しい知識やスキルを身に付けることで、長期的に価値ある仕事ができるようにすることを、目的としている。

めるま

年の始めに、「今年は何か新しいことを学ぼう!」と決意された方も、多いのではないでしょうか。

日本の社会人の、一日の平均学習時間は僅か「6分」と言われており、世界的に見ても「勉強しない国」に位置付けられています。

そんな状況ですから、毎日30分でも1時間でも勉強に充てることができれば、それだけで周囲より秀でる可能性は十分にあります。

めるま

しかし一方で、「勉強して意味あるの?」という意見があったりもします。

何となく、「勉強=いいこと」という印象がありますが、学び直しの結果、実際にメリットがあるのかと言われると、「そうとも限らない」というのが現状のようです。

以下は、マイナビが調査した、「学び直し後」についての調査結果なのですが・・・

めるま

学び直しの結果、47%もの人が、いいことがあったかどうかが「特にない/分からない」と答えてますね。

つまり、学び直したところで、半分の人は「メリットを感じていない」んですね。

そしてさらに、27.6%の人が「資格の取得ができた」と回答していますが、資格を取得しても、それが生かされているかは別問題。

もちろん、今後、取得した資格が生きる可能性もありますが、「確実に、直接メリットに繋がった」という確証もありません。

めるま

ただ単純に「学び直した」だけでは、メリットに繋がるとは限らないってことですよね。

私自身、会社の指示で「統計検定」と「危険物取扱資格者」の資格を取りましたが、今の今まで、それが生きたことはありません。

 

もちろん、稼ぐことだけが目的ではありませんが、ただただ漫然と、周囲の意見に流されて学び直しても、得られるメリットは少ないように思えます。

私自身、漫然と勉強していた頃は何も変化しませんでしたが、意図を持って学び始めたところ、1ヶ月で収入が10万円上がりました。

そこで今回は、学び直しを効果のあるものにするために、意識すべき3つのことについてお話しします。

 

「学び直し」で意識するべき3つのこと

めるま

成長に、学びは絶対に欠かせませんが、学ぶ意図と、学ぶことによる効果を意識しないと、あなたの大切な時間と労力とお金が、無駄になってしまいます。

めるま

もしあなたが、何かを学ぼうと意気込んでいるのであれば、騙されたと思って以下の3つを実践してみてください。

 

①最初に「目的」を再確認する

まずは、何のために学び直すのかを、再度、確認することから始めます。

めるま

この目的は、自分が本当に望むことを、間違えないようにするためです。

例えば、学び直しの目的が「専門性を高めること」だった場合、「なぜ専門性を高めたいのか」を自分に問いかけてみましょう。

その結果が、「専門性を高めて、よりお客様に価値を提供したい」であれば、専門性を追求するために学ぶのが良いです。

しかし、もし「収入を上げたい」という理由であれば、学ぶ内容から考え直したほうが良いかもしれません。

 

極端な例ですが、コンビニのバイトのスキルをどれだけ上げたところで、時給が3000円になることはありません。

どれくらい収入を上げたいのか。その額に対して、学ぼうとしている内容が適切なのか。

これを外すと、「学び直したけど、現実は何も変わらなかったな」で終わってしまいかねません。

めるま

私も、結構やっちゃいがちなんですけどね・・・

本当の目的を見つけて、そこから逆算するようにしましょう!

 

②「勉強」よりも「実践」を優先する

  • 資格を取ってから仕事を始める
  • スキルを完璧に身につけてから副業する
  • 教材を読み切ってから試験を受ける

私は以前、上記のような「準備を万全にしてから、実践する」というのが当たり前だと思っていたのですが、今は、そのやり方には無駄が多いと思っています。

というのも、実践に必要なスキルや知識は、勉強だけでは学びきれなかったり、逆に、過剰な学習になってしまったりするからです。

めるま

学校で学んだことの全てが、社会に出て生きるわけじゃないのが、際たる例ですね。

もちろん、学校教育は教養を身に付けるという意味で重要ではあるのですが、忙しい社会人が、目的にそぐわないことを、のんびりと学んでいる時間はありません。

時間は限られていますから、目的の達成のために重要なことを、重点的に学ぶ必要があります。

めるま

学校のテスト対策で、過去問を使いませんでしたか?

過去問で出た問題を重点的に勉強したほうが、良い点とれますよね。

過去問を持っている人とそうでない人とでは、天と地の差が出ますよね。

そして、社会人にとっての「過去問」が、実は「実践」なのです。

「実践」を通して、「自分に足りないものが何なのか」を把握し、それを補強するために学ぶ。

これが、あなたが目的に最も早く到達できる方法です。

めるま

もちろん、資格がないとできない仕事はありますけどね。

 

③「小さく始める」を意識する

これは、②の実践のハードルを下げるためです。

最初から完璧を求めると、膨大な勉強や準備、そして心構えが必要になり、なかなか実践に辿りつきません。

めるま

その結果、行き着く先は「挫折」です。

実践のハードルを上げてしまうと、目的を達成できる確率がどんどん下がります。

それに、どんなに準備しても、「自分よりすごい人がまだまだたくさんいるから」という理由で、いつまで経っても実践に移れない病気にかかります。

めるま

どれだけ勉強したところで、自分が一番凄くなれることなんてないのにね。

だから、最初から難しいことをやろうとせず、「ちょっとしたこと」を目標にするのがいいんです。

  • 100万円稼ぎたかったら、まずはどんな方法でも100円稼いでみる。
  • 本を書いてみたかったら、まずは300文字のブログを書ききる。
  • マーケティングを覚えたければ、まずは1つ何かを売ってみる。

ポイントは、「これならできるかも」というところまでハードルを下げること。

そして、最初の目標を完遂することです。

めるま

最初の目標を完遂すると、次はもっと大きなことをやりたくなるんです!

そうすると、目標がクリアするたびに大きくなって、最終的に「壁」みたいなものにぶつかるんですけど、それを乗り越えることができると、成長を実感できます。

その「壁」を乗り越えるのに必要な学習こそが、あなたにとって効果的な「学び直し」です。

 

最後に

めるま

学ぶことは大切ですが、私たち会社員の時間は限られています。

本当の目的を見据えて、目的に対して効果的な学びをすることを、大切にしていきましょう!

 

この記事を書いたライター

めるま

・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。

このサイトでは、仕事で活躍されたい方、ご自身で何か始められたい方向けに、経験を基にした情報を発信しています。

twitter→https://twitter.com/mailmarketing41

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