TOP > 収入アップ 人生をアゲる勉強法 人生100年時代の副業 > 社会人の学び直しは無意味!?目的を達成するための効果的な学び方
こんにちは!めるまです。
今回は、最近、文部科学省が推進している「学び直し」について、「意味ある学び」というテーマでお話ししたいと思います。
【学び直し】
社会人が、学校教育や資格勉強など、改めて学習すること。
人生100時代を生きるために、新しい知識やスキルを身に付けることで、長期的に価値ある仕事ができるようにすることを、目的としている。
めるま
年の始めに、「今年は何か新しいことを学ぼう!」と決意された方も、多いのではないでしょうか。
日本の社会人の、一日の平均学習時間は僅か「6分」と言われており、世界的に見ても「勉強しない国」に位置付けられています。
そんな状況ですから、毎日30分でも1時間でも勉強に充てることができれば、それだけで周囲より秀でる可能性は十分にあります。
めるま
しかし一方で、「勉強して意味あるの?」という意見があったりもします。
何となく、「勉強=いいこと」という印象がありますが、学び直しの結果、実際にメリットがあるのかと言われると、「そうとも限らない」というのが現状のようです。
以下は、マイナビが調査した、「学び直し後」についての調査結果なのですが・・・
めるま
学び直しの結果、47%もの人が、いいことがあったかどうかが「特にない/分からない」と答えてますね。
つまり、学び直したところで、半分の人は「メリットを感じていない」んですね。
そしてさらに、27.6%の人が「資格の取得ができた」と回答していますが、資格を取得しても、それが生かされているかは別問題。
もちろん、今後、取得した資格が生きる可能性もありますが、「確実に、直接メリットに繋がった」という確証もありません。
めるま
ただ単純に「学び直した」だけでは、メリットに繋がるとは限らないってことですよね。
私自身、会社の指示で「統計検定」と「危険物取扱資格者」の資格を取りましたが、今の今まで、それが生きたことはありません。
「お金を稼ぎたい!」と思った時に、「資格を取る」という考えになるのは浅はかすぎる。価値の本質とは希少性であって、みんな考えてることやっていることをやっても意味ない。多勢に埋もれるのみ。そうではなく、オンリーワンの存在になった方が稼げる。1ヶ月、誰も知らなそうな国行くとか超熱いよ。
— まつもと (@matsumoto_smile)December 11, 2020
もちろん、稼ぐことだけが目的ではありませんが、ただただ漫然と、周囲の意見に流されて学び直しても、得られるメリットは少ないように思えます。
私自身、漫然と勉強していた頃は何も変化しませんでしたが、意図を持って学び始めたところ、1ヶ月で収入が10万円上がりました。
そこで今回は、学び直しを効果のあるものにするために、意識すべき3つのことについてお話しします。
めるま
成長に、学びは絶対に欠かせませんが、学ぶ意図と、学ぶことによる効果を意識しないと、あなたの大切な時間と労力とお金が、無駄になってしまいます。
めるま
もしあなたが、何かを学ぼうと意気込んでいるのであれば、騙されたと思って以下の3つを実践してみてください。
まずは、何のために学び直すのかを、再度、確認することから始めます。
めるま
この目的は、自分が本当に望むことを、間違えないようにするためです。
例えば、学び直しの目的が「専門性を高めること」だった場合、「なぜ専門性を高めたいのか」を自分に問いかけてみましょう。
その結果が、「専門性を高めて、よりお客様に価値を提供したい」であれば、専門性を追求するために学ぶのが良いです。
しかし、もし「収入を上げたい」という理由であれば、学ぶ内容から考え直したほうが良いかもしれません。
良い大学に行ったり、資格をとったりするのはまあまあ意味があります。でもその先に目標を持たなければいけないですね。学問、システム開発、会計、税務。どこでも自分より上がいる。ぼくは所詮ジェネラリストでスペシャルではありません。そんな世界で自分に何ができるか、考え抜く一年にしたいです。
— すえよし@三代目会計士 (@sueyoshitakaaki)January 1, 2021
極端な例ですが、コンビニのバイトのスキルをどれだけ上げたところで、時給が3000円になることはありません。
どれくらい収入を上げたいのか。その額に対して、学ぼうとしている内容が適切なのか。
これを外すと、「学び直したけど、現実は何も変わらなかったな」で終わってしまいかねません。
めるま
私も、結構やっちゃいがちなんですけどね・・・
本当の目的を見つけて、そこから逆算するようにしましょう!
私は以前、上記のような「準備を万全にしてから、実践する」というのが当たり前だと思っていたのですが、今は、そのやり方には無駄が多いと思っています。
というのも、実践に必要なスキルや知識は、勉強だけでは学びきれなかったり、逆に、過剰な学習になってしまったりするからです。
めるま
学校で学んだことの全てが、社会に出て生きるわけじゃないのが、際たる例ですね。
もちろん、学校教育は教養を身に付けるという意味で重要ではあるのですが、忙しい社会人が、目的にそぐわないことを、のんびりと学んでいる時間はありません。
時間は限られていますから、目的の達成のために重要なことを、重点的に学ぶ必要があります。
めるま
学校のテスト対策で、過去問を使いませんでしたか?
過去問で出た問題を重点的に勉強したほうが、良い点とれますよね。
過去問を持っている人とそうでない人とでは、天と地の差が出ますよね。
そして、社会人にとっての「過去問」が、実は「実践」なのです。
「実践」を通して、「自分に足りないものが何なのか」を把握し、それを補強するために学ぶ。
これが、あなたが目的に最も早く到達できる方法です。
めるま
もちろん、資格がないとできない仕事はありますけどね。
これは、②の実践のハードルを下げるためです。
最初から完璧を求めると、膨大な勉強や準備、そして心構えが必要になり、なかなか実践に辿りつきません。
めるま
その結果、行き着く先は「挫折」です。
実践のハードルを上げてしまうと、目的を達成できる確率がどんどん下がります。
それに、どんなに準備しても、「自分よりすごい人がまだまだたくさんいるから」という理由で、いつまで経っても実践に移れない病気にかかります。
めるま
どれだけ勉強したところで、自分が一番凄くなれることなんてないのにね。
だから、最初から難しいことをやろうとせず、「ちょっとしたこと」を目標にするのがいいんです。
ポイントは、「これならできるかも」というところまでハードルを下げること。
そして、最初の目標を完遂することです。
めるま
最初の目標を完遂すると、次はもっと大きなことをやりたくなるんです!
そうすると、目標がクリアするたびに大きくなって、最終的に「壁」みたいなものにぶつかるんですけど、それを乗り越えることができると、成長を実感できます。
その「壁」を乗り越えるのに必要な学習こそが、あなたにとって効果的な「学び直し」です。
めるま
学ぶことは大切ですが、私たち会社員の時間は限られています。
本当の目的を見据えて、目的に対して効果的な学びをすることを、大切にしていきましょう!
・マーケティングを考えて、片っ端から試すことが好きで、実体験で学んだノウハウを記事で公開しています。
・現在の副収入は月6桁(エンジニアではない)
・マーケティング、プレゼンコンサル、記事執筆、書籍の執筆などをしています。
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