こんにちは!めるまです。
今回は、ここ数年で需要が急増しているwebマーケターについて、仕事内容や給料、未経験でもなる方法などをお話ししていきます。
めるま
現役マーケターの目線から、webマーケティングについて見ていくよ!
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Webマーケティングは、その名の通り、webに関わる全てのマーケティング施策を行う仕事です。
Webマーケティングの手法は、ツールの数だけあるため、時代とともにどんどん細分化されてきました。
めるま
例えば、今の時点で、以下のような種類があります。
これらを全てひっくるめて、webマーケティングといいます。
このうち、どれか一つでもできれば「webマーケター」を名乗れます。
もしwebマーケターに出会ったら、何をしているのか具体的に聞いてみると、深い話が聞けると思いますよ。
webマーケティングには様々な種類があることはお話ししましたが、これら全てに精通している人や企業はありません。
リスティング広告は得意でも、SEOはさっぱり、というのが普通です。
普通に考えれば、webマーケティングの会社だったら、自社のマーケティングに困らないはずですよね。
でも、実際は、マーケティング会社も、自社のマーケティングに困っているケースがほとんどです。
めるま
これは、自社のマーケティングに手が回せない、というケースもありますが、どちらかというと、一つのwebマーケティング施策だけでは、永続的な集客が難しいからなんです。
マーケターの使命は、お客様を絶やすことなく集めることです。
そのためには、以下の工程を全てクリアする必要があります。
↓新しい見込み客を集める
↓見込み客に、商品を欲しいと思ってもらう
↓商品を買ってもらう
↓ファンになってもらう
↓リピートしてもらう
これら全ての工程を、オンラインでやるのがwebマーケティングです。
そして、先ほどお伝えした様々なwebマーケティングは、それぞれが、これらの工程の一部を担っています。
例えば、リスティング広告は、「新しい見込み客を集める」には有効でも、「ファンになってもらう」には全く効果を発揮しません。
めるま
だから、一つの方法に詳しくなっても、それで完全な集客ができるわけじゃないんですよね。
webマーケティング会社も、自社が苦手な領域は、他の会社に依頼していたりするんです。
なので、これからwebマーケターになりたいという人は、まずどの領域から始めるのかを考えるところからスタートです。
Webマーケティングの最終的なゴールは、お客様を絶え間なく集め、利益を上げることです。
そのためには、個々のwebマーケティング施策をうまくやることも大切ですが、それ以上に、どの施策をどのように組み合わせるかといった、全体像を考えることの方が重要です。
この仕事を、webコンサルティングといいます。
webマーケティングとwebコンサルティングの境界はあいまいで、一つのwebマーケティング施策を、他の人に指導したらwebコンサルティングと言っているケースもありますが、ここでは、webマーケティング施策を包括的に見る仕事、というふうに定義します。
めるま
どれだけ多くの施策を視野に入れられるかで、webコンサルとしての価値も変わってくるんだよ。
特に最近は、オンラインだけでなく、オフラインとオンラインを融合して考える施策も可能になっているので、多くの知識を持ち、柔軟な発想が求められるようになっています。
営業企画の経験があると、イメージが掴みやすいかもですね。
めるま
webマーケターを目指すなら、その先のwebコンサルティングも視野に入れると、早くスキルアップすると思いますよ!
めるま
いろいろあるけど、以下のメリットが大きいと思うな。
▼webマーケターのメリット
webマーケターの需要は、本当に増え続けています。
日経クロストレンドでは、2017年〜2019年で、webマーケティングの求人数が240%に増加したことを報告しています。
日経クロストレンド
めるま
この求人は、web会社の求人がほとんどだと思います。
でも、コロナ禍を経たことで、webマーケターの需要はまだまだ伸びる余地が出てきました。
webマーケターには、インハウスと呼ばれる自社のマーケティングを行う人と、アウトソースと呼ばれる他社のマーケティングを行う人がいます。
アウトソースは、主にwebマーケ会社に所属するマーケターです。
2017年〜2019年で、webマーケティング会社が急増したことから、この期間で増えたwebマーケティングの求人は、主にアウトソースだと予測できます。
しかし、2020年に発生したコロナ禍を経て、webマーケティングの重要性に気づく企業が、主に中小企業を中心として増え始めています。
そういった企業は、webマーケティングに詳しくないので、webマーケティング会社に仕事を依頼するのですが、できれば自社ノウハウとして蓄積できるよう、自社マーケをやってくれる人を雇いたいと思うはずです。
めるま
長期繁栄を望んでいる古き良き会社は、今後、専属のwebマーケターを積極的に採用するようになると思いますよ。
また、今であれば、そういった企業に「webマーケやります!」と言って、雇ってもらうことも難しくないでしょう。
とにかく、今現在もこれからも、チャンスが多い職業であることは、間違いありません。
めるま
場所を選ばない働き方、最高!
webマーケティングはパソコン一台あればできる仕事なので、特に出社する必要はありません。
もちろん、会社によって出社が義務付けられている場合もありますが、どうしても家で仕事をしたいと思えば、そういう会社を探して就職することも可能です。
めるま
個人的には、出社した方が情報を得られるメリットがあると思っていますが、かなりスキルが着いたら、リモートで効率よく働く道もアリだなと思っています。
webマーケターは、人手が足りていない状況です。
なので、「副業でもいいからお願いしたい!」という企業はたくさんいます。
最近では、企業とマーケターを繋ぐサービスなんかも増えていて、webマーケターが副業で活躍できる場が整ってきています。
めるま
個人的に、このメリットが最強だと思っています。
Webマーケティングの経験を積むと、自分で何かを販売したいと思った時に、施策が立てやすくなります。
ハンドメイドでも、料理教室でも、なんでもOKです。
あなたが自分の好きなことで副業をしたいと思った時、その商品がどんなに素晴らしかったとしても、マーケティングができなければ、お客様を集めることはできません。
逆に、他にもっといい類似商品があったとしても、マーケティングが強ければ、類似商品よりもたくさん売ることができます。
めるま
ダイレクトな言い方をすれば、自分でお金を生む方法が分かるってことですね。
自分で何かを始めたいと思っている人は、webマーケを身に着けて、絶対に損はありません。
webマーケターの給料は、平均して500万円前後と言われています。
とはいえ、これは、仕事の内容によって様々なので一概に言えない、というのが実態だと思います。
また、これは都心の人が多いからであって、地方になると、月収25万円とかザラです。
ただし、webマーケティングを身につければ、自分でコンサルをすることもできますし、自分の商品を売ることもできます。
めるま
そういうことを考えれば、webマーケティングの価値は、500万円という平均給料に収まりきらないと、私は思います。
将来的に、自分で何かをしたいと思う人にとっては、500万円は修行期間中の収入だと思った方が、しっくりくるかもしれません。
めるま
一般的には「分析力がある」とか「PDCAが回せる」とか言われますが、それでも続かない人はいます。
それよりも、極論、以下の資質を持った人が向いていると、私は思います。
▼webマーケターに向いている人
極論、これに尽きると思うのですが、webマーケティング自体が好きなことが、何よりも大切です。
というのも、非常に変化の早い業界なので、ボサッとしていると一瞬で置いてかれるからです。
めるま
半年前に通用した手法が、今では通用しないなんてのはザラです。
webマーケティングが好きで、新しい情報には常にアンテナが立ってている状態であることが、webマーケターの必須条件になります。
webマーケティングに活用できるシステムが、日々開発されていてい、ものすごいスピードで世に出ています。
一見、マーケティングと関係ないようなシステムでも、発想次第でマーケティングに活用できるなんてことは、ザラにあります。
そして、そういうシステムは、いち早く取り組んだ人に恩恵が与えられます。
めるま
例えば、SNSマーケティングはその典型ですね。
twitterが流行り始めた時に頑張った人と、後発で今から頑張る人では、同じ労力をかけても成果に大きな差が生まれます。
新しいシステムが出てきた時に
「よく分からないけど、とりあえずやってみよう!」
と思って、実際に行動に移せる人は、webマーケティングに向いています。
さきほどお話しした、「webマーケティングが好きな人」に通じるところでもありますが、新しい知識を常に学び続ける意欲はwebマーケターにとって欠かせない資質です。
それは、webマーケティングに関する知識もそうなのですが、その他にも、全く違う職種・業界の知識が、役立つことがあるからです。
めるま
例えば、洋服店では「店員が声をかけるべき最適なタイミング」というのがありますが、それをECサイトでチャットボットを出すタイミングに応用したりといったことです。
Webという枠組みに縛られず、あらゆる知識を吸収し、応用することを常に意識している人は、webマーケターだけでなく、純粋なマーケターとしても優秀だと思います。
webマーケティングのみならず、マーケティングが行き着くところは心理学です。
表面的な「こういう施策でうまくいった!」という例はいくつもありますが、それだけでは、半年後に通用しなくなります。
その施策がうまくいった背景は何か、その時のお客様の心理状況はどうなっていたのか、ということを推測し、実証していくことが重要になります。
めるま
つまり心理学ですね。
ただし、紙面上で心理学を学ぶだけでは意味がありません。
心理学に基づいた仮説を立て、それを実証していくことが大切なんです。
そして、心理学以上に重要になるのが、実際にお客様と接したことのある経験です。
それを経験しているのは、営業や、ショップ定員など、実際にお客様に物を売った経験のある人です。
ただ、営業の人がwebマーケやりたいかと言われると、そうはならないケースが多いんですけどね。
なので、営業経験がありながら、webマーケに参入する人は、大きなアドバンテージを得ていると思います。
Webマーケターになるには、主に3つの方法があります。
ただし、どの方法を選ぶにせよ、最初にある程度自分で基礎知識を学ぶことは必要になります。
▼webマーケターになる方法
まずは自分で基礎知識を勉強し、その後、以下のいずれかの道を進む。
未経験でも、webマーケターとして採用してくれる会社はあります。
もしあなたが、まだ20代であれば、チャンスはあります。
ただし、本気で取り組むという熱意を伝える必要はありますし、場合によっては、どれくらい勉強したのか、実際に何か取り組んだのかということを聞かれる場合もあります(私がそうでした)。
なので、最初からマーケ会社への就職を目指すのであれば、熱意を示せるものを用意しておくのがオススメです。
めるま
私の場合は、ワードプレスでブログを立ち上げて、50記事ほど書いたのを実績にしていました。
これは、個人としてwebマーケで何かしらの売上を立てる、というやり方です。
多くの人はこのレベルを目指していると思うので、そこをいきなり目指す、という方法も無くはありません。
ただし、ハードルはめちゃくちゃ高く、個人だと専門的な知識も得にくいので、オススメはしません。
よほどの天才でない限り、会社で学ぶか、少なくとも誰かに教えてもらう必要があります。
もし、あなたの務める会社がベンチャー企業だったり、手を挙げればチャレンジさせてもらえる風土があるのであれば、この方法が最も安全です。
この方法は、実戦経験がリスク0で積めるというところに、大きなメリットがあります。
ただし、社内に詳しい人がいないので、完全に独学になってしまうのデメリットがあります。
一番ラッキーなのは、あなたがweb担当になったうええ、外部のコンサルを依頼してもらうこと。
そうすれば、そのコンサル内容を、タダ学ぶことができるので、あなた自身の大きなスキルアップに繋がります。
なんにせよ、まずはwebマーケターとして立候補することですね。
お金はかかりますが、この方法が最もスムーズです。
独学だと、どうしても回り道をしていまいますが、スクールであれば、webマーケティングの基礎を最短ルートで固めてもらえます。
そして、その後に仕事を紹介してもらえる、というのが大きいです。
最近だと、卒業後に副業案件を紹介してくれるスクールもあるので、最初から副業でやりたい人にとってはもってこいです。
Webマーケターになるための4つの方法をお話ししましたが、オススメなのは「Webマーケ会社に就職する」か「スクールに通って仕事を紹介してもらう」のどちらかです。
これは、Webマーケティングに関する知識を学べて、かつ多くのケースを実践できる方法だからです。
Webマーケターにとって何よりも大事なのは、実践から得られる経験です。
その経験を、数多く詰めて、かつ効率よく学べる環境があるというのは、webマーケターにとって何よりも大切なことなのです。
めるま
webマーケティングは、幅広い知識と発想力が必要な仕事です。
しかし、身につければ、現代のビジネスの仕組みがよくわかり、自分で稼ぐこともできるようになる、メリットが大きい仕事です。
もし興味があれば、チャレンジしてみるのも悪くないですよ!
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