るてぃ
はじめまして、メルマガ運用暦2年のるてぃです。
私はメインの業務は人事ですが、細々とパンフレットのディレクションやメルマガ運用もやっております。
メルマガ運用を始めたその当時、最初に苦しんだのがメール配信ソフトの選定でした。
るてぃ
サービスは多いし、何がなんだかサッパリ・・・
当時、他部署の詳しい人や知り合いに聞きながら必死に調べた結果がこちら。
その後、実際に10社以上のメール配信サービスをお試しで利用。
お試ししたメール配信サービス一覧:
配配メール、ブラストメール、スパイラル、WEBCAS ASP、アクセスメール、WiLL Mail、cuenoteFC、ワイメール、BENCHMARK Email、オレンジメール
上司に送った最終提案のメール
るてぃ
実際「WiLL Mail」も上司に提案したのですが、結果はNGでした。
WiLL Mailの場合、配信メールの数によって金額が変わるため、月2万通以上の配信を見込んでいた私が働いている会社だと「配配メール」の方が安いんですよね。
ただ、配信メールの通数によってはWiLL Mailの方が値段が安くなるので、毎月の配信通数が少なく、メール分析をきちんとしたい人にはオススメです。
るてぃ
今回の記事では、違いが分かりにくいメール配信ソフトの中で「WiLL Mail」を実際に利用してみてどうだったのか、本音レビューで書いていけたらと思います。
また、WiLL Mailは利用対象がそもそも法人のみなので、個人事業主の方は違うメール配信サービスを検討した方が良いですよ!
るてぃ
この記事が、あなたが上司に提案する際や、利用を決める際の後押しとなれば幸いです。
このページの目次
WiLL Mailはメール配信システム市場で売上成長率が4年連続1位のメール配信サービスです。
特徴はメール配信サービスの多くの会社が登録アドレスによって料金が変わるのに対して、WiLL Mailは月のメール配信通数によって料金が変わること。
またWiLL Mailは2014年とスマホ市場が浸透した時代にサービスリリースしたため、「スマホ対応」「マルチデバイス対応」が標準機能化しており、メール崩れの心配なく、安心して送れるのが良い点です。
るてぃ
WiLL Mailは分析機能が充実しているので、月間通数が少なく、分析はしっかり行いたい方にはオススメです。
るてぃ
無料お試しでWiLL Mailを使ってみたのでレビューします!
WiLL Mailの無料お試し期間は14日間。
るてぃ
期間としてはちょうど良いくらいですね!
今回私が使って感じたメリットとしては、7つありました!
るてぃ
1つずつ詳しくみていきましょう!
多くのメール配信サービスはアドレス数よって月額料金が変わりますが、WiLL Mailの場合は配信通数によって変わるのが特徴です。
るてぃ
配信通数が多い場合は、配配メールの方が安くなりますが、月の累計通数が1万通以下の場合はWiLL Mailの方が安いです!
クラウド型のメール配信サービスで有名な「ブラストメール」「配配メール」「WiLL Mail」の3社で比較してみました。
るてぃ
最低限、開封率とクリック率がわかる程度の分析が出来れば良ければ「ブラストメール」が安いですね。
ただ、データを可視化できたり、メールを開封したお客様に再度アプローチするなどの施策が取りやすいのは「配配メール」や「WiLL Mail」です。
なので、
であれば、WiLL Mailの方が安くなる可能性が高いです。
るてぃ
ちなみにWiLL Mailには2つのプランがあり、用途によってプランを選べます。
外部システムと連動させたい人は「プレミアムプラン」を選ぶと良いでしょう。
具体的な料金は無料でトライアルが出来、料金相談にものってもらえるので一度お試ししてみるのをオススメします。
るてぃ
超短期契約も可能なのが、WiLL Mailの良い点!
スポットで使いたい場合も便利です。
ブラストメールや配配メールが3ヶ月〜だったり、他のメール配信サービスだと半年〜や1年〜契約可能なので、短期間で解約もOKなWiLL Mailは商品力に自信があると言えますね。
最近はメルマガもスマホで見る人がほとんどです。
るてぃ
スマホの画面で見るとガタガタなデザインだと見る気を無くしますよね。
WiLL Mailはスマホがすでに普及している2014年にサービスリリースしたため、スマホやPCの画面幅に合わせたデザインを自動で調整してもらえる「レスポンシブデザイン」が導入されているのが特徴です。
るてぃ
WiLL Mailのマイページ上で、スマホの場合の見え方も確認できるのは、便利でした!
参照:WiLL Mailマイページ
るてぃ
WiLL Mailはフォーマットが充実しているので0からデザインを考えないで良いのが嬉しい!
<そもそもHTMLメールとは?>
HTMLを使用して、「文字以外の指定もできる」メールのことを指します。
webサイトのように文字の装飾をしたり、背景色を変えたり、画像や写真を挿入するなど表現力の高いメールを作ることがHTMLメールでは可能です。
通常はHTMLメールは、専用のソースコードが書けないと綺麗なフォーマットで作ることが出来ません。
るてぃ
しかし!!
WiLL MailならHTMLのコードを必死に書かなくても、フォーマットが充実しているので、フォーマットに合わせて埋めていくだけで綺麗なデザインのメールを作成することができます。
るてぃ
実際にフォーマットを活用してHTMLメールを作成してみました!
1. まずは好きなフォーマットを選びます
るてぃ
私は、このカタログタイプのテンプレを選びました
2. (必要に応じて)色を変えます
るてぃ
色味は自由に変えられます。今回は青系統に変更しました!
写真なども、表示に合わせて入れるだけなので簡単です!
3. こんな感じでデザインが整いました
るてぃ
その後、多少修正を加えて、実際に届いたテストメールはこんな感じ。
るてぃ
スマホでもデザイン崩れなく、バッチリ表示されました!!
また、WiLL Mailにはお問い合わせフォームやキャンペーンフォームを楽に作れる機能も付いています。
キャンペーン応募/イベント応募/プレゼント応募/モニター応募/事前予約受付/採用エントリー
など様々な用途で大活躍しそうですね!!
るてぃ
実際に私もフォームを作成してみました!
参照:WiLL Formマイページ
こんな感じでそれっぽいフォームが簡単に作れます。
Canvaなどの無料でバナーのデザインが綺麗に作れるサイトを活用しながら、所要時間15分程度でサクッと作れました。
るてぃ
住所や誕生日など個人情報を入力するフォーマットも既存のテンプレで用意されているので、ドラッグ&ドロップで入れるだけで出来ますよ!!
るてぃ
WiLL Mailではメール分析機能がとても充実してました・・・!
など、様々な角度から分析することが可能です。
複数の分析データを複合グラフで表示できるので、改善点も見つけやすいですね。
参照:WiLL Mail公式HP
るてぃ
また、WiLL Mailならヒートマップで視覚的にクリック率なども見れるのが特徴です。
メルマガのバナーを貼る位置や、レイアウト構成の再考もヒートマップを見ながらなら考えやすいですよね!
参照:WiLL Mailマイページ
るてぃ
googleアナリティクスの自動連携も可能なので、メールからWEBサイトの流入をgoogleアナリティクスで分析できるようにもなりました!
最近では、オンライン上でファイルを共有し、本文にURLのみ貼るやり方も増えてきましたが、まだまだ、PDF添付でのやりとりが多い方には嬉しい機能です。
るてぃ
他のメール配信サービスと比べてもWiLL Mailの添付ファイルの容量や個数は多いです!
るてぃ
添付ファイルがつくことが必須条件の場合はWiLL Mailオススメです!
るてぃ
WiLL Mailでは最大100人までオペレーター権限をつけることが出来ます。
これなら、極論100部署まで使うことが出来るので、大規模な組織形態の場合も1つのメール配信サービスで運用コストを削減することが出来ますね。
参照:WiLL Mailマイページ
詳細なログも残るので事務さんやアルバイトの方に作業をしてもらい、自分が管理をする場合も安心です。
るてぃ
率直に言うと、「使いにくかった」が本音です。
他にも、WiLL Mailを利用して分かったデメリットが5点あるので辛口レビューでお伝えします。
るてぃ
デメリットも一つずつ解説していきますね!
WiLL Mailは確かにシンプルで直感的な操作がしやすいデザインになっていますが、配配メールやブラストメールと比べると使いにくいと言う印象です。
例えば・・・
参照:WiLL Mailマイページ
るてぃ
なかなか、全てを直感的に操作出来るとは言い難い!
操作に慣れるまでは少し時間がかかりそうだなと思いました。
るてぃ
WiLL Mailの操作はもちろんマニュアルを見れば全て分かります!
ただ、他の業務と兼任していて忙しかったり、そもそもマニュアルを読むのが面倒だと思ってしまう私からすると、マニュアルを読まずとも作業できるメール配信サービスが一番楽です。
るてぃ
その点ではWiLL Mailはマニュアルを見ないと分からない操作も多々ありました。
しかも、WiLL Mailの操作方法はWebサイトに書かれていたり、PDFでまとまっていたりとバラバラにマニュアルが保管されており探すのが大変!
営業担当からメールで送られてきたのはPDFのマニュアルだったけど、探したらサイト上のオペレーションマニュアルもありました。
参照:WiLL Mailオペレーションマニュアル
るてぃ
マニュアルに行き着くまでが大変でちょっとイラッとしました・・・
るてぃ
WiLL Mailの場合はタグでメールを管理しています。
配信済みのメールがたまってきて探す際も、件名からも探せますが「タグ」でグループ分けをして、タグ検索をするのが効果的だと言えます。
参照:WiLL Mailマイページ
るてぃ
ちなみに私は配配メールのグループ機能に慣れてしまっているので、グループ機能の方が使いやすいなと感じてしまいます。
グループ機能だと送信先のアドレスが変わらなければ、毎回グループを選んでメール作成が出来るので非常に便利です!
参照:配配メール操作画面
るてぃ
ただ、どちらが使いやすいかは慣れの問題もあるので、実際に両方試してみて使用感を確かめてみるのがベストですね!
るてぃ
確かにWiLL Mailには様々な分析機能がついており便利なのですが・・・
メール配信サービス初心者には使いこなせない恐れがあります。
るてぃ
私もメルマガ運用は2年くらいやっていますが・・・複雑な機能は使っていないため、Webとの連携やコンバージョンの効果測定などはやり方がパッと見ではやり方が分からなかったです。
せっかく様々な機能があっても使いこなせなければ意味がないので、
は事前に上長とすり合わせをしておきましょう。
るてぃ
分析機能をシンプルにするほど、価格も抑えることが出来ます。
上長に相談したら案外、開封率とクリック率だけ分かり月額3000円から利用可能な「ブラストメール」で良かったとなるかもしれませんよ。
るてぃ
WiLL Mailでは「プレミアムプラン」のみステップメールがついてきます。
初期費用、月額料金がともに安い「シンプルプラン」の方にはステップメールの機能はついていないので注意してください。
WiLL Mailを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを挙げていきましたが、一番気になるのは、実際に自分の会社(自分の事業)に合うの?という点かと思います。
るてぃ
WiLL Mailがオススメな方はこんな方です!
WiLL Mailは、
逆に言うと、
方にはオススメしません!!
るてぃ
また、冒頭にも書きましたが、WiLL Mailの利用は法人のみなので注意してくださいね!
るてぃ
一番のオススメはアパレル業界です!
また業界関わらず、ECサイトやネットショッピングに力をいれている会社であれば、WiLL Mailの既存テンプレ(カタログタイプの商品紹介テンプレ)が活用できますし、詳細なメール分析も非常にマッチすると言えます。
るてぃ
何れにしても無料でお試し可能なので、自分で実際に利用してみて合う合わないを確かめてみることをオススメします!
自分の会社や事業にあったメール配信サービスを見つけて、もっと効率的に売り上げUPや情報共有が実現できることを願っております。
普段はベンチャー企業の人事をやっています!
趣味はホットヨガと日本庭園巡り。
より豊かな人生にはより良い情報が不可欠。
皆さまの役に立てる情報を発信していきます!