ヨッシー
初めまして、オーガニックシャンプーマニア、ヨッシーです。
僕はかつて自分の肌荒れを治すために、英語の論文なども読み込みながらシャンプーを徹底的に研究したことがあります。
え、肌荒れにシャンプー?
と不思議に思われたかもしれませんね。
実はシャンプー選びは、髪の毛や頭皮だけではなく、肌全体に関係する非常に重要なことなんです。
実はシャンプーの中に入っている成分が、内分泌かく乱物質として体内のホルモンバランスを脅かす可能性がある、ということを世界中の研究者によって指摘されています。
例えば日本でも有名になった「ラウリル硫酸ナトリウム」や、香料に使われる「フタル酸エステル」。
このどちらもマウスを使った実験などで『発がん性がある』と指摘されているものですが、いまだに市販のシャンプーには平気で使われていたりします。
そんなシャンプーを使っていたら、どれだけ高い化粧品でスキンケアをしても水の泡だと思いませんか?
とはいえ、
どれが安全な成分でどれが危険な成分なのか、全然わからない。
値段の高いものの方がいいだろうけど、そんな頻繁に買えない。
というのが消費者側の本音だと思います。
ただ早い話が、
ものであったらいいわけですよね。
でも、なかなか納得のいく商品が見つけられない。なぜか?
そこには「広告のカラクリ」が存在しているからです。
そして、だからこそ消費者としては
これって本当に正確な情報なのかなぁ?
と疑ってしまうわけです。
そこでこの記事では、オーガニックシャンプーの選び方から、そもそもオーガニックってどういうこと?という根本の知識まで掘り下げながら、マニアである僕が「本当に勧めたいと思えるもの」だけに絞ってご紹介していきたいと思います。
オーガニックシャンプー選びのポイントになるのは、
です。
最悪、安全性の担保がされていれば、他には何もいらないと言ってもいいくらいです。それくら「安全性」はシャンプーの質を左右します。
しかし、それゆえにその「安全性」のレベルに注意しなくてはいけません。
妻も安全なイメージのある「ボタニカル」で有名なシャンプーを使っていましたが、僕がオススメしたものの方が「翌日のしなやかさが違う!」ということで、そちらにチェンジしました。
そのくらい「安全性」は奥が深いものなのです。
そこで、あなたにも「本物の安全性」を見極めるための知識をシェアしたいのです。
このページの目次
僕がこれまでに「安全性」にこだわるのは、それこそが「髪本来の美しさ」に近づくための最短の道だからです。
多くの人はシャンプーを選ぶときに、「ボトルのデザイン」や「配合成分の良し悪し」で選ぼうとします。
しかし、それらは髪本来の美しさを引き出すために、さほど重要ではありません。
人間の細胞は非常に優秀で、体内に100人のお医者さんがいると言われているほどです。
ですから、健康になることさえ邪魔しなければ、あとは勝手に良くなっていくんですね。
しかし健康知識のない消費者は、このお医者さんたちの邪魔ばかりする成分が入った製品を好んで使ってしまっているのです。
どんなに素晴らしい美髪成分が入っていようと、それと同時に健康の邪魔になる成分(悪質な石油系界面活性剤など)が入っていれば、プラマイゼロどころか、むしろマイナスです。
だからこそ、「製品が安全であるか?」を一番に重要視しなくてはならないのです。
そして、その「安全であるか?」を見極めるためには、「製品を作っている会社の姿勢」を注意深く見ないといけないのです。
ヨッシー
僕はかつてニキビに悩んだ時に、ものすごく苦労した経験があります。
美容皮膚科に150万円くらい突っ込んだのに、結局よくならなかったのです。
しかし、その時にボディーソープからスキンケア製品、シャンプーに至るまでありとあらゆる日用品を調べまくり、水回りの製品を一新したことで、肌荒れが劇的に改善されました。
スキンケアやヘアケアの医学的な専門書を何冊も読みましたし、化粧品会社の工場にもいってどんなメーカーがどんな商品を作っているのかも学びました。
結果わかったことは、僕たち消費者にとって一番の選び方は、「どんな商品がいいか?」で選ぶのではなく「信頼できるメーカーはどこか?」で選ぶということでした。
だからこそ、この記事では他の記事では見かけないような「信頼できるメーカーなのかどうか?」という視点を入れていています。
オーガニックシャンプーを選ぼうとしている人の中には、化学合成成分を一切配合していないものが一番素晴らしい、と思っている人もいるかもしれません。しかし、その選び方はあまり現実的ではありません。
なぜなら成分表示の仕方は天然の植物由来の成分でも、化学合成して作る場合でも同じ表記になる場合があるからです。
例えば、ビタミンEのことを「トコフェロール」と記載することがありますが、これだけでは化学合成したトコフェロールなのか、植物から抽出したトコフェロールなのかはわからないのです。
また、化学合成成分だからといって使用を避けると「使用期限が長持ちしない」「髪通りが悪くなる」などの使い勝手が悪くなることもあります。
特定の成分が入っていたからっといって、その成分がどのくらい入っているのかは商品によって違いますし、量によっては安全なものもたくさんあります。
科学者ではない僕たち素人がその成分を「安全かどうか」判断するのはハッキリいって無理です。
ここに踏み込むと、マニアックな勉強が必要になり、最終的には英語の論文を読み込まなければ行けなくなります(僕はここまで行きました笑)。
そのうち「安全性神話」に毒されて何にも買い物ができなくなります。
これはあまり知られていないことですが、シャンプーを含め日本の日用品には「オーガニック」の明確な基準がありません。
メーカーが「独自の判断で」オーガニックかどうかを決めて良いことになっています。(マジです。信じられないですよね?)
このため「オーガニック」という宣伝文句が使われていても、裏側の成分表示を見ると、化学合成成分が普通に使われている、ということもザラにあります。
つまり日本においては「オーガニック」という言葉にはあまり意味がないと思っておいてください。
またオーガニックシャンプーの口コミなどを見ていると、「洗い上がりの髪の毛がキシキシして使いにく」といったような使用感をよく見かけます。
しかし、これはオーガニックシャンプーのことがよくわかっていない人が書いている口コミです。
オーガニックシャンプーを選ぶ時には、大前提として「オーガニックシャンプーで洗うと普通きしむものだ」ということを知っておく必要があります。
オーガニックシャンプーで髪の毛を洗い始めると、それまでのシャンプーに入っていたコーディング剤も一緒に落ちてしまうため、裸の状態の髪の毛が露出します。
この時、髪の毛のキューティクルや栄養が不足しているとバサバサの状態になります。
これが「きしみ」や「髪の毛の指通りが悪くなる」原因です。 つまり元々の髪の毛の状態がよくないから「きしんで」いるわけです。
逆に、キューティクルも整って栄養もきちんと行き届いた髪の毛は、オーガニックシャンプーで洗ってもきしむことがありません。
つまり、オーガニックシャンプーを使って髪の毛がきしんだら、「それまでの自分の髪のケアが間違っていた」ということなのです。
ちなみに頭皮の新陳代謝の状態が悪い人は、きしみに加えて髪の毛がごっそり抜けることがあります。
このことを知らないままオーガニックシャンプーを買うとそのことにびっくりして使用をやめてしまう人がいるので、ここは事前に押さえておきたいところです。
僕もオーガニックのシャンプーに変えてから一週間ぐらいは脱毛症かと思うぐらい髪の毛が抜けました。
ただ事前に「新陳代謝の滞りによって、本来抜けるべき髪の毛が抜けていなかったためです」とメーカーの人に教えてもらい、そんなもんかと思い使い続けてみたのです。
すると一週間もすれば抜け毛は止まり、一ヶ月後にはきしむこともなく、指通りのいいコシのある強い髪の毛に変わっていきました。
以来、8年近くオーガニック(基準の安全な)シャンプーを使っていますが、自分の髪の毛について悩んだことはありません。
そこでこの記事では、「洗い上がりがきしむ」「髪の毛が抜けた」などの口コミ乗っていたとしてもマイナスポイントしては扱っていません。(むしろホンモノである可能性が高い)
本物のオーガニックシャンプーを選びたい場合は、第三者認証のオーガニック認定を受けているメーカーの商品を使うこととオススメします。
第三者認証はフランスの「エコサート」やドイツの「BDIH」、EUの「ネイトゥルー」などが有名です。
第三者認証が大事なのは「利害関係のない第三者から厳格にチェックされている」ということがわかるからです。
ただ、難点があるとすれば価格です。第三者認証を得るためには高い基準での製造コストを必要とします。
そのために値段がどうしても上がってしまいます。
ですのであなたの予算によっては、第三者認証を得ていなくても安全性に力を入れているメーカーを探す必要があります。
それらのメーカーは企業のある「姿勢」を見ることで、ある程度判断できます。
安全な製品を開発しているメーカーは共通して動物実験をした成分を使用していません。
実はオーガニック文化の根付いたEUでは、2013年にすでに法律で「動物実験をした製品の販売が禁止」されています。(*1)
もうすでに動物実験をしなくても安全性をチェックする方法は開発されていますし、いまだに動物実験をしている会社はトレンドに取り残されている会社だと言っても過言ではありません。
そして動物実験していない会社は間違いなくHPなどでそれを打ち出しています。それを一つの指標にするのが良いでしょう。
これであれば、オーガニック認証を取っていなくてもある程度安全性が担保されていて、かつ価格を抑えた商品を選びができるようになります。
(*1)参照:『動物実験化粧品の販売、EUで全面禁止に』
人に優しい、動物に優しい、とくればあとは「地球に優しい」ですね。
本物のオーガニックメーカーは、住宅排水の汚染による海洋汚染まで考えて物作りをしています。
近年、化粧品や洗剤などに含まれるマイクロプラスチックによる海洋汚染が先進国で問題になっています。
とても小さなプランクトンから巨大なクジラまで、さまざまな海洋生物がプラスチックを食べている。
その中にはマイクロプラスチックと定義されるほど小さなものも含まれる。
プラスチックを食べた生きものは、体に重大な影響を受ける場合が多い。
ーーナショナルジオグラフィック『人体にマイクロプラスチック、初の報告』より
僕らがゴミを垂れ流しにしてきたツケが、川や海を通じて海産物に蓄積され、僕らの食卓に影響を与え始めているのです。
環境意識の高いドイツでは、日本の日用品の使用を規制するホテルがあるほどです。(僕の兄がドイツに行ったときにフロントで「滞在中は日本製のシャンプー・ボディソープは使えません」と言われたことがあります)
せっかく人体に優しいものを選ぶのだから、どうせなら地球に優しいものを選ぶようにしたいですよね。
ここまでをまとめると、
の3軸が安心安全なシャンプーを選ぶ上で重要な視点となります。(この記事でもこの2つをクリアしている会社の製品しかご紹介しません。)
前置きが長くなりましたがここからは
製品の安全性に関しては会社の姿勢で評価する
ということを前提にしてオススメのオーガニックシャンプーをご紹介していきたいと思います!
それでは張り切って参りましょー!
和漢植物×オーガニックハーブをコンセプトに、傷ついた髪と頭皮をセットに癒すことを目的として作られたシャンプーです。
日中の紫外線・加齢による女性バランスの低下、ヘアカラー・パーマ剤など髪と頭皮におこる様々なダメージをこの1本でリセット。
細く抜けやすい髪・パサつき、うねる髪・白髪の増加など、年齢を感じ始めた髪の毛を安心安全の成分が修復してくれます。
配合している植物成分のオーガニック植物比率はなんと98.3%!
じゃぁ残りの2%はなんなんだ!?と思いきや、ちゃんとその説明がHPのなかでされている(メーカー情報で後述)ところが、「安全性」を打ち出している企業の姿勢として非常に評価できます。
HANAオーガニックは、フランスのオーガニック認証基準に沿って、安全性の高い原料のみ使用した化粧品開発を行っています。
動物実験を行っていないとHPで明言しているところもポイントです。
ただこのメーカーがすごいなと個人的に感じたのは、全成分の一つ一つに「原料の由来」「配合目的」「原産国」を全て公開しているところです。
例えば、洗浄成分の一つである「コカミドプロピルベタイン」について。
こちらはオーガニック系のシャンプーの中でもよく使われる洗浄剤ですが、ご丁寧に注意書きまでつけて
泡立ちや指通りなどの洗髪時の使用感向上のため、半合成成分(天然成分に一部石油由来成分を付加し安定性などを高めたもの)を配合しています。
ーブランドサイトより引用
と、記載してあるのです。
これが先ほどの「天然でない2%の成分」の正体です。普通の会社ならここまで成分について公開しません。
とても誠実な会社ですね。
水、オレンジ果実水、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ペンチレングリコール、(カプリリル/カプリル)グルコシド、プロパンジオール、α-グルカンオリゴサッカリド、ドクダミエキス、センブリエキス、キハダ樹皮エキス、オタネニンジン根エキス、コンフリー葉エキス、ボタンエキス、フユボダイジュ花エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、ローズマリー葉エキス、クランベアビシニカ種子油フィトステロールエステルズ、アシタバ葉/茎エキス、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、グリセリン、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、ダマスクバラ花油、オニサルビア油、ニオイテンジクアオイ油、イランイラン花油、ビターオレンジ花油、ラベンダー油、ビターオレンジ葉/枝油、オレンジ果皮油、クエン酸、クエン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、フィチン酸、デキストリン、塩化Na、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、イソステアリン酸ポリグリセリル-10、エタノール、BG
商品の安全性に関しては何もいうことはありません。しかし、オーガニックあるあるで、きしみや泡立ちの悪さを気にしているユーザーさんが多いようです。
またコンディショナーの方に保湿成分が配合されているためか、若干、シャンプーに含まれる栄養成分は少ないかな、という印象を受けます。
製品は本物なのでコンディショナーとセット使い続ければ、髪の毛にハリとコシが生まれ、その名の通り「ボリュームアップ」に繋がるのではないかと思います。
こちらは製造と開発をオーガニックの本場ドイツで行なっています。
ここまでいくつも登場してきたフランスの「ネイトゥルー」認証の発起人でもあり、ドイツで初めて「全成分表示」を始めたメーカーとしても有名です。
つまり、世界の安全基準を作ってきたトップランナーでもあるということ。これに勝る安全性はないのではないでしょうか。
ところで、化粧品成分の代名詞でもある、パームオイル(やし油)。実はその需要から熱帯雨林などが必要以上に伐採され、環境問題を引き起こしていることをご存知でしたでしょうか。
ロゴナはそこに問題意識を持ち、「持続可能なパームオイルフォーラム」(FONP)に参画することで、サステイナブルなパームオイルの供給にコミットをしています。
人間・動物・地球環境に配慮したものづくりの姿勢は、さすが本場ドイツのメーカーだと言わざるを得ません。
”水、ビール、変性アルコール(小麦由来)*、ヤシ油アルキルグルコシド、グリセリン、ココイルグルタミン酸2Na、ココイルグルタミン酸Na、PCA-Na、オレイン酸グリセリル、ハチミツ*、トウキンセンカ花エキス*、加水分解シルク、コムギフスマエキス、キサンタンガム、クエン酸、フィチン酸、香料 (エッセンシャルオイル) *が付いている成分は欧州の有機認定成分です”
一般的な髪質の人にはノーマルヘアタイプ、乾燥などで髪のダメージが気になる人にはドライダメージタイプ、髪の毛にボリュームやコシが欲しいひとは頭皮から強くできるスカルプケアタイプが用意されています。
なお、各所ショッピングサイトの口コミを見る限り、「泡立ちは弱い」「匂いは好き嫌いが別れる」とのことです。
泡立ちが弱くても洗浄力が弱いということではないので、その点は安心して使って欲しいですが、海外のブランドですので、匂いが日本人好みではないこともあり得ます。
「多少の使い心地は気にしないわ!本物のオーガニックにこだわりたいの!」という人にはピッタリな商品と言えるでしょうか。
言わずと知れたオーガニックの老舗です。
HPの「品質基準」のページには、動物実験を行っていないことに加えて、国際オーガニック認証の「NATRUE」(ネイトゥルー)を全ての製品で取得していること、サステナビリティー(持続可能性)を目指したフェアトレードで原料を調達していることなどが明確に事細かく記載されています。
ここまで細かく自社の開発基準をHP上で公開している会社はそうそうありません。
よっぽど自社の製品開発に自信を持っていないとここまで記載することはできないはずです。この姿勢だけでも信頼できる会社であることがわかります。
”水、ココイルグルタミン酸2Na、ヤシ油アルキルグルコシドクエン酸2Na、ラウロイルカラスムギアミノ酸Na、エタノール、グリセリン、キサンタンガム、香料、キビ種子エキス、マカデミアナッツ油、セージ葉エキス、カプリル酸グリセリル、PCA-Na、乳酸、ココイルグルタミン酸Na、ラウリン酸スクロース、PCAオレイン酸グリセリル、アルギニン、フィチン酸Na”
こちらは口コミサイトの口コミの数が群を抜いて多い商品です。それだけ愛用されているということでもあるのでしょう。
その証拠に、こちらのオンラインショップは「Google認定ショッププログラム」において優良ショップに選ばれています。
僕もサイト運営者の端くれ。「Googleは、本当にユーザーのことを考えているサイトしか評価しない」ということを知っています。
そのグーグルから選ばれているということは、こちらの会社の社長さんは相当ユーザーのことを考えて製品開発をしているということがよくわかります。
実際に口コミを見ると、「オーガニックなのにパサつきがない」や「泡立ちがいいので使い続けやすい」という口コミが多いことに気づきます。
これだけ成分に気を使っていてこの使用感を実現しているのは、本当にすごいと思います。
こちらはHPにこそ第三者認証のことを謳っていませんが、過去の会社のプレスリリースを見ると、フランスの「エコサート」の認証を受けたアルガンオイルを使用した成分を製品開発に取り入れていることがわかります。
全ての使用成分に認証がついている訳ではなさそうですが、原材料が安いがゆえに使いがちな合成界面活性剤ではなく、あくまで天然界面活性剤を使っている点や、「危険性の疑われている〇〇を使いません」と表記をされている点がとても評価したくなるメーカーさんです。
また地球環境にも配慮し、地球温暖化防止に貢献するため、「石油由来等化石燃料から出る二酸化炭素を出さないように、それらを原料とした成分を極力不使用」にしてます。
“水、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ラウラミドプロピルベタイン、グリセリン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、プロパンジオール、ペンチレングリコール、トレハロース、塩化Na、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、PCA-Na、アスパラギン酸Na、アラニン、アラントイン、アルギニン、イソロイシン、イノシン酸2Na、セリン、タウリン、チロシン、トレオニン、バリン、ヒスチジンHCl、フィチン酸Na、フェニルアラニン、プロリン、リシンHCl、ロイシン、カプリル酸グリセリル、グアニル酸2Na、クエン酸、グリシン、グルタミン酸、ローマカミツレ油、ショウズク種子油、レモン果皮油、ユーカリ葉油、ニオイテンジクアオイ油、ラベンダー油、レモングラス油、ライム油、マンダリンオレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油、ローズマリー葉油、ベチベル根油、イランイラン花油、ティーツリー葉油、ココアンホジ酢酸2Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ポリクオタニウム-10、エタノール、カプリル酸グリセリル、カラメル”
成分の中にエンドウペプチドが使われているのが驚きです。ペプチドは髪の毛のタンパク質を補填するのに優れた成分です。なかなか高価な原材料なのですが、この値段の商品に使われているのは高評価ポイントです。
それに加えて、コメエキスや様々なマメの種子エキスが、カラーや乾燥、ドライヤーの熱などで傷ついた髪に保湿効果を与えていくれています。香りはダマスクバラ花水で、ほんのりローズの香りを演出しています。
口コミをみる限りでもそこまでひどい口コミは見当たりません。安くてしっかり安全性の高いものを求めている人には使い続けやすい商品です。
ドイツのオーガニックメーカーの「levera」のシャンプーです。ドイツはとにかく環境保護の意識が高い国なので、その分国民の目も肥えています。
日本の市販の製品をホテルに持っていくと、場合によっては滞在中に没収されるなんてこともあるぐらいです。
そんなドイツで30年以上愛され続けているラヴェーラは、ネイトゥルーのオーガニック認証はもちろんのこと、クリーンエネルギーの使用などの環境に配慮した製品開発が認められ、環境保護活動を積極的に行う企業に贈る認証マークである「GREEN BRAND」も取得しています。
「人間だけでなく、地球にも優しい製品を使いたい」そういう人にはぴったりなメーカーです。
”水、ココアルキル硫酸Na、ベタイン、ラウリルグルコシド、グリセリン、ヤシ油アルキルグルコシド、エンドウペプチド、レウコノストック/ダイコン根発酵液、コメエキス、ヒヨコマメ種子エキス、ヒラマメ果実エキス、エンドウ種子エキス、ダイズ芽エキス、海塩、アルギニン、バニラ果実エキス、ダマスクバラ花水、オレイン酸グリセリル、クエン酸ステアリル、香料、安息香酸ベンジル、エタノール”
この商品の何がすごいって、一番多く配合されている成分が「アロエベラ液汁」だということ。
成分表は配合比率の高いものか記載する、というルールがあるのですが、シャンプーの成分表示で「水」よりも左側に別の成分が来ることはとても珍しいことなのです。
加水分解コメタンパクという髪の毛を補修する成分などが髪の毛に良い成分がふんだんに使われているあたり、このメーカーの髪の毛への本気度が伺えます。
もちろん補修だけではなく、パンテノールなどの髪のキューティクルを整える成分やその他の保湿成分も十分に配合されています。使い続ければいい髪になっていくでしょう。
それでこの値段であれば文句は言えないのですが、人によっては使い続けるのをためらう値段かもしれません。
言わずと知れたオーガニックブランド「ジョンマスターオーガニック」から発売されているシャンプーです。
ジョンマスターオーガニックはアメリカの農務省(USDA)のオーガニック認証を受けており、「動物実験をしないこと」をホームページ上で明確に表明しています。
そのほか、創業当初から風力エネルギーを利用すること、生分解性のある原料を使用することなどに留意し、地球環境に十分に配慮していることも窺えます。
ジョンマスターオーガニックは、オーガニックブランドには珍しいメンズラインも用意されているので、夫婦やカップルでオーガニックシャンプーを使いたいと思っている人には使いやすいブランドですね。
“アロエベラ液汁*、水、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、グリセリン、塩化Na、(カプリリル/カプリル)グルコシド、ヒドロキシプロピルグアーガム、コカミドプロピルベタイン、加水分解コメタンパク、ラベンダー油、クエン酸、ローズマリー葉油*、カラメル、チャ葉エキス(ホワイトティー)、コンフリー葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、パンテノール、ヒマワリ種子油*、スギナエキス*、セイヨウイラクサ根エキス*、アマニ油、ルリジサ種子油、ホホバ種子油*、ラバンデュラハイブリダ油*、カミツレ花エキス、セイヨウノコギリソウエキス*、ラベンダー花/葉/茎エキス*、チャ葉エキス(グリーンティー)*、トコフェロール、安息香酸Na、ソルビン酸K、リナロール(*はオーガニック認証成分です)”
この商品に限ったことではないですが、アバロンオーガニクスの原料は低刺激なものにこだわって開発されているので、赤ちゃんでも使えるぐらいのが特徴です。
デリケートな肌質の人でも安心して使用できるのが嬉しいですね。
口コミを見てもオーガニックシャンプーにありがちな泡立ちの悪さは目立ちませんでした。匂いもローズの香りで女性に好評です。
ただし、髪の毛がきしむのを補填するコンディショナーは硬くて使いにくいそうなので、注意が必要のようです。
こちらのメーカーは「アバロンオーガニクス12のこだわり」という独自の開発基準を設けているのですが、この基準がかなりマニアックです。
どのくらいマニアックかというと「パラベン、MEA/DEA/TEAは使用しない」「ラウリル/ラウレス硫酸塩は使用しない」と言った具合に、使わない成分名を具体的に名指しで挙げているぐらいです。
企業にとって「〇〇を使用しません」と具体的に書くのはリスクのあることです。なぜならちょっとでも入っていることがわかったら即クレームだからです。
それを「使わない」と断言するのはかなり安心できる企業姿勢だと言えるでしょう。地球環境に配慮した製品開発にも好感度が持てます。
”*アロエベラ液汁、ヤシ油アルキルグルコシド、水、ココアルキル硫酸Na、デシルグルコシド、オレイン酸グリセリル、ソルビトール、アトラスシーダー樹皮油、オレンジ果皮油、レモン果皮油、コパイフェラオフィシナリス樹脂、コリアンダー果実油、ホクベイフウロソウ油、ラベンダー油、パチョリ油、ローズマリー葉油、*トウキンセンカ花エキス、*カミツレ花エキス、*キノア種子、*ローズマリー葉エキス、アンソッコウエキス、酢酸トコフェロール、ババス油ポリグリセリルー4エステルズ、ビサボロール、クエン酸、*イヌリン、硫酸Na、*エタノール、ベンジルアルコール、ソルビン酸K、安息香酸Na、リモネン、リナロール(* オーガニック認証成分)”
以上、筆者が自信を持っておすすめできるオーガニックシャンプーのご紹介をしてきました。
あなたにぴったりな商品は見つかりましたでしょうか?
オーガニックと一括りに言っても、各社いろんな基準で物作りをしているのがわかっていただけたのではないかと思います。
消費者としてせっかくいい商品を選ぶのであれば、いいものづくりをしている会社の商品を選んで応援したいですね。
最後までご精読くださり、ありがとうございます。
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