新たな嗜好品、加熱式たばこや電子たばこを実際に使ってみた【スムースビップX2編】

記事更新日: 2018/10/25

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たばこ税の増税により、紙巻たばこの値段が2018年10月1日から上がりました。これで何度目だよ……っと思ったかたも多いはず。この増税により、一箱が500円になる銘柄も出てきました。愛煙家にはかなりの痛手です……。私も愛煙家のひとりなのでちょっとした出費なんですよ。

しかし、近年ではIQOS(アイコス)glo(グロー)Ploom TECH(プルーム・テック)といった加熱式たばこや、電子たばこなどが登場し、新たな嗜好品として注目を集めています。場合によっては紙巻たばこよりもコストが安いとかというウワサも。

そんな新たな嗜好品たちを実際に私が試してみました! 使い心地や機能性、満足度などなどいろいろと分析して皆様に正直な声をお届けします。

加熱式とか電子とかってなに?

まずは加熱式たばこ、電子たばこ、電子ベイプについて簡単に説明したいと思います。

加熱式たばことは

加熱式たばこは、従来の紙巻きたばこのようにたばこ葉に直接火をつけずに、たばこ葉を電気で加熱させてニコチンを発生させる方式のたばこのことを言います。たばこを燃やさないので、たばこを吸わない人が最も嫌う煙が出ないんです。

じゃあ、なんで吸うと煙が出てくるのかというと、たばこの葉に含まれるグリセリンは高熱で加熱すると蒸気が生じるんです。そして、その蒸気にはニコチンが含まれているため、加熱式たばこは紙巻たばこ同様“たばことして扱われている”ものになるんですね。

電子たばことは

一方、電子たばこは加熱式たばこと同じく蒸気を吸い込みますが、ニコチンは含まれていません。なので、健康の面では害がないと言われています。ハーブやフルーツなどのフレーバーを加えたリキッドを熱して蒸気を発生させ、吸い心地とフレーバーの香を楽しみます。

一般的に電子VAPE(ベイプ)と呼ばれているようで、欧米、アジア諸国でも人気らしく流行になっているみたいです。

Smooth V!P X2(スムースビップX2)を試してみた

さて、まず私が最初に試したのは電子たばこの『Smooth V!P X2(スムースビップX2)』です。

スムースビップX2は、日本最大のライターメーカーが出した商品で業界でも話題となっている電子たばこです。2017年の冬頃には、クレイジーケンバンドの横山剣さんがイメージキャラクターを務めたCMが流れていました。

購入したのは、スムースビップX2のスターターキットです。価格は2,678円(税込)とアイコスやプルーム・テックよりも安価。中身は、本体(リキッドを入れるアトマイザー、加熱用のバッテリー、吸い口用のシリコンキャップ)と専用USB充電器、リキッドボトル、収納ポーチ、取扱説明書です。

構造はこんな感じ。

本体の見た目はスリムで持ち運びに便利な印象。バッテリー部分のカラーは白と黒の2色があります。私は白を購入しました。付属のリキッドはメンソール。こちらはアメリカ製のものになるようです。

 

驚きの煙量で吸いごたえバツグン!

使い方はかなり簡単で、アトマイザーにリキッドを入れて、ボタンを押しながら吸う。これだけです。本当に超簡単でした(笑)。

使った感想としては、蒸気がかなり出てくるので、吸い心地は抜群でした。電子たばこは吸いごたえがないと聞いていましたが、スムースビップX2に関してはまったく当てはまりませんでした。吸ってるところは写真を撮れませんでしたが、ホームページに上がっている写真と同じように煙が出ます。


メンソールリキッドは程よい爽快感でスッキリします。他のリキッドは売っていなかったので試せませんでしたが、吸いごたえが良いので、次の機会に別味のリキッドを購入したいと思います。

スムースビップX2は、1度の充電で450回吸引が可能とのこと。実際に使って回数は数えていませんが、充電の持ちは良い印象。結構頻繁に使っていましたが、1日終えても充電は問題ありませんでした。 

ちなみにアトマイザーは消耗品とのことで、240回吸引したら交換する必要があるようです。また使っていたリキッドとは別のリキッドを使用する場合は交換しないと味が混ざってしまうみたいです。

交換用アトマイザーの価格は626円(税込)で1000円以下と安価です。紙巻たばこを一箱買うくらいの値段なので、リキッドに合わせてアトマイザーを複数買っておくのもありかもしれませんね。

リキッドは各種918円(税込)。1本の容量は10mです。付属のリキッドでは、私が頻繁に使った場合だとだいたい2週間くらいつかえたので、全体的なコストの面では紙巻きたばこよりは良いと思います。

スムースビップX2総括

スムースビップX2を使ってみましたが、蒸気の出がかなり良く、吸いごたえは抜群でした。リキッドの味もしっかりと楽しめ、かつ、ニコチンとタールはゼロで匂いも気にせず気軽に吸うことができます。コストも安いので長く使い続けられそうでです。最近は、自分の部屋でよく吸っています。

ただ注意しなければいけないのが1点。電子たばこも、はたから見たらたばこを吸っているのと同じ見た目なのです。匂いや煙が出ないからといって、どこでも吸っていいものではありませんので、吸うときは気を使う必要があります。そこはお忘れなく。

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