突然ですが、カニはネット通販で買った方がスーパーやデパートで買うよりも安く、新鮮で、美味しいということはご存知でしたか?
しかし業者の中には【蟹=高額で売れる】という事で、お金儲けの為に通販に参入している業者がいます。
そういった業者(会社)を選んで購入してしまうと、カニの中身がスカスカだったり、鮮度が悪かったりするので注意が必要です。
そこで蟹さんを愛する筆者が購入時のポイントと、食べ方別のおすすめ商品を紹介!
最後に実際に注文してみた時の感想を含めて信頼できるサイトを厳選しました。
カニをお腹いっぱい食べたい人や、友人や知人に豪華な贈り物を送りたいといった方も、きっと迷わず購入できます♪
美味しいカニを食べて、贅沢な時間を思う存分噛みしめましょう♪
このページの目次
通販では
【新鮮なまま急速冷凍】
【ボイル処理してすぐに冷凍しました!】
という表記をよく見かけます。
なんてことのない表記ですが、実はボイル処理してあるものを選んだ方がお得です!
水分の多い蟹はボイル処理すると重さが1~3割減ってしまうんです。
(毛蟹で約10%~20%、タラバ蟹で約20%~30%など個体差があります。)
なので1kgの物を購入したとしても、ボイル処理した後の1kgでの方が食べられる量が多いです!
当然、殻の重さも入りますので、殻剥き処理をしてある商品を選ぶとさらにお得です。
(鍋やみそ汁など、出汁をとるには殻が必要なので、食べ方に合わせて選んでください。)
【ボイル処理済】の場合は解凍してそのまま食べられます。プロが絶妙な塩加減で調整していますので味付け調理は不要です。
一度火を通してあるので、自分で火を通して食べると身が固くなり、美味しさは半減してしまいます。
蟹しゃぶやお鍋、焼き蟹などの場合は、絶対に生タイプを選びましょう。
実は夏にも旬のカニがあるのをご存じですか?
カニ鍋やカニしゃぶなど冬の定番があるので【冬が旬!】と思っている人が多いのではないでしょうか。
産地や種類によって旬が異なるので、いつでも美味しく食べられる事も蟹の魅力の一つです。
いくら冷凍とはいえ、徐々にですが鮮度は落ちてしまいますので、美味しさにこだわるなら旬の蟹を取り寄せるのも良いですね。
一例を紹介します。
産地を海外まで拡げるといろんな種類のものが長い期間、旬の蟹が手に入ります。
【海外産=おいしくない】ではなく【海外でとれた旬な蟹】と思うように選んでみてくださいね♪
カニ購入時のポイントのひとつが品質のランクです。
カニには品質の規格が5つあります。
規格外:水蟹(みずがに)
低級:若蟹(わかがに)
中級:若上蟹(わかじょうがに)
上級:若極上蟹(わかごくじょうがに)
最上級:堅蟹(かたがに)
これらの品質は甲羅の堅さに関係しています。カニは脱皮を繰り返して大きくなり年齢を重ねていきます。
繰り返すほどに大きく、より硬くなるため【羅の堅さ=身入りの良さ】となる訳です。
堅蟹は贈答品で贈られたり、高級料理屋さんで好まれて使われています。
堅蟹=身入りもよく、味がしっかりしていて大変美味しい。これは絶対に覚えておいてください。
堅蟹は全体の収穫のうち1割程しかいないといわれるほど貴重な蟹になります。
街中でも【堅蟹】の文字を見かけたら是非ご賞味ください。
カニが漁港で水揚げされてお店に並べられるまでには、いくつものプロセスが発生します。
一般的には、漁師が獲ったカニを集荷業者が買い付け→市場に流します。
そこで【競り】が行われ仲卸業者や売買参加者(加工業者や大手スーパー、生協など)が品定めをし購入。
そして各地の小売店・スーパーに届けられ、やっと消費者に届くのです。
この過程で、いくつもの人件費や輸送費、食材の管理費や梱包などにかかるコストが追加され値段が上がっていきます。
それと同時に時間もかかるので鮮度が落ちていきます。
鮮度が高く良い食材は、高級料理店などが高価で買い付けていくので、消費者に届くのは自然と鮮度の低い物。
それなのにコスト面や売上金が加算されていき、消費者には値段の高い商品になってしまうのです。
「道の駅のネット版」がネット通販だと考えると、素敵なシステムだとわかりやすいです。
ネット通販は市場外取引といい、いわゆる一般的な市場を介さない販売方法です。
生産業者もしくは集荷業者→消費者で生産地からダイレクトに輸送できるので、その間に発生する様々なコストが抑えられかつ鮮度の高いものを家庭に届けることができるのです。
「道の駅」も市場外取引の一つの形です、本当に良い食材が安く手に入れられます。
行った事のない方は是非一度、お立ち寄りください♪
みるべきところはわかったと思いますが、探すサイトがありすぎて、探すのはなかなか大変ですよね。
なので調理方法別におすすめの商品をリストアップしました。
調理の仕方によって買うカニを選ばないと、せっかくの蟹も美味しくなくなってしまうので、
食べ方を決めて是非こちらを参考にしてください♪
(※価格は時期によって変動する可能性があります、ご了承ください。)
かにをジューシーに美味しく食べれる蟹しゃぶ!!
蟹だけでお腹いっぱいになりたいであれば、1kgが目安となります。ご飯と一緒に、でもおかずのメインは蟹!!という場合は500g程。
蟹足だけを注文する場合、先に殻を処理してある物を選ぶのがおススメです。【半むき身・むき身】の2つがあり、半むき身は上半分を切り、むき身タイプは持ち手だけ残してある状態です。
殻を剥きなが食べるの風情がありますが、ごみ処理や支度を考えるとむき身タイプがオススメです。
北海道に行ったら食べたい贅沢刺身!実はお家でも食べれるんですよ?
でもお刺身は大変デリケートなので、普通のかにしゃぶ用、鍋用で食べようとしても美味しくない&お腹を壊す危険性があるのでご注意!
そこで安心安全の日本加工の蟹を選びました。余計な添加物は入っておりません。
調理方法は意外と簡単。エビとはまた違う絶妙な食感(´Д`*)
是非試してみてくださいね♪
①さっと80℃以上のお湯にくぐらせます。
②蟹の身の表面を覆っている赤い膜を取り除きます。
③冷たい氷水に5分程つけ、洗います。
④身が広がれば食べれるサイン。
⑤盛り付けて、お好みの調味料で♪
カニ本来の旨味を味わえる贅沢な食べ方です。
殻付きの状態で網焼きすればカニの甘みが出て、 煮て食べるのとはまた違った旨味を味わうことができます。
焼きたての熱々の状態で、ポン酢やレモンやかぼすなどを絞って食べるのがオツです!
ホットプレートやオーブンでも焼けるので、こちらもお家で気軽に調理できますよ♪
フライパンで蒸し焼きも最高ですね!
人気が高いのはやはりカニ鍋です。出汁をとりつつ、カニを無駄なく味わうことができる定番で魅力的な食べ方ですね。
出汁をとるために、生タイプの殻付きを選びましょう。
しっかり出汁をとって、最後にカニ雑炊にしたり麺もいれたり。最高ですね♪
蟹の味を2度3度味わえる、1年に1度は食べたいお味です。
この食べ方を忘れてはいませんか?
日本人ならお米ですよね♪ ウニやお魚と併せて海鮮丼もいいですね。
いやいや贅沢にカニだけで山もりのご飯を食べるのも最高。
こちらも説明不要の美味しさ【お米×蟹】で美味しさ倍増のカニごはんはいかがですか♪
買い物は選ぶのも楽しいという事もありますよね★
そんな方の為にここからはオススメサイトをご紹介していきます!
どれも蟹を愛する、通販に特化したサイトなのでご安心ください。
私も頼んだことのあるところをご紹介します♪
(※価格は時期によって変動する可能性があります、ご了承ください。)
北海道海鮮工房さん同様、10年以上続いてる老舗の通販サイトです。もとの会社は60年の実績がある水産業の会社です。サイトの見た目は正直に言うと少し古く感じてしまいますが、扱っている商品は実績通り良いものでした。
購入した毛ガニは『特大毛ガニ1尾(約570g前後)【北海道/オホーツク】最高級堅(ボイル加熱済み)(冷凍)』で、値段は3,980円(税込)と相場よりかなり安い! それなのに、毛ガニのなかでも最高ランクの堅蟹というから驚きです。ただ、送料に関しては全国一律1,680円(税込)と少しお高めでした。
梱包は、上の2サイトに比べると少し質素でしたが、別に悪いわけではないので気にならず。中身を開けると毛ガニが登場。毛ガニには、国産であることの証がつけられていました。
注目するのは大きさです。特大ということもあり、毛ガニはかなり大きめです。肝心の味に関しても、身はしっかりと詰まっており、カニ味噌も濃厚で美味でした。このクオリティで4,000円を切っているのだから、本当にすごいですね。
とにかくカニの量と質がすごい老舗の通販サイトです。ネットショップ大賞で8年連続1位を獲得しており、メディアにも多数紹介されているため、信頼性はかなり高いと言えるでしょう。
ネットショップ大賞は、Eストアーのサービスを利用する全国のネットショップのなかから、1年間の成長率・受注件数・売上・リピート率・会員数の5つの指標に基づいて、優秀な店舗を選出するものです。2017年で9回目の開催を迎えていますので、信ぴょう性も高いです。
人気商品は『ズワイガニ』。米国アラスカ沖やロシアで獲れたものを一括で大量に買い付けているため、価格も国産に比べれば安価です。もちろん、海外産だからと言って品質は悪くなく、身もぎっしりで鮮度も良好です。
気になる送料に関しても、商品代金の合計が8,000円以上の場合は送料無料とありがたいです。参考までに、常温配送商品のみの場合は780円、冷凍・冷蔵配送商品を含む場合は980円となるようです。
浜海道オンラインショップは、函館に拠点を置く通販サイトです。通販の他に卸売りも行っており、地元のホテルや旅館、高級料理店、寿司屋も認めているということで品質や鮮度に関してはかなり高めだと言えます。
このサイトの売りは何と言っても“鮮度”。人気ナンバー1のズワイガニは、漁獲の最高期に獲れた堅蟹だけを厳選し、活〆にして急速凍結するといったこだわりよう。カニの品質最高ランクの堅蟹は、身の詰まり方、身の弾力が格段に違います。
送料に関しては、常温・冷凍ともに全国一律1,200円(税込)(沖縄県のみ3,500円(税込))。20,000円以上購入すると無料になるみたいです。
商品と送料の値段は少し高めですが、カニの品質や鮮度をみたら安く感じるはずです。
祝い事やサプライズギフトに最適なカニを扱っているのがこのサイト、カニまみれです。また扱っている商品も毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニ、花咲ガニと豊富です。
なかでもおススメなのが、厳選した本ずわい蟹の甲羅に文字に入れることができる『文字入り蟹』。甲羅に入れる文字は「御礼」「感謝」「御祝」「寿」の4種類から選べるので、お中元やお歳暮、結婚祝い、出産祝いとさまざまな用途に対応できますね。
もちろん、贈り物用だからと言って味や品質は落ちてなく、身もギッシリと詰まっています。この文字入り蟹は完全生産限定となるようなので、贈り物として利用したい方は予約や問い合わせで確認するのがおススメ。
カニの価格は比較的安価です。送料は冷凍・チルド・常温・目録ギフトパネル付きのどれでも全国一律1,350円(税込)となりますが、商品を何個買っても一度に贈るため、もし購入するときは複数を注文するのが良いでしょう。
網走水産は、昭和51年に創業した老舗で「オホーツクの海の幸を全国の食卓に」を合言葉に産地直送の新鮮な商品を扱っています。なかでもカニは40年以上の販売実績を持っています。
サイトでも謳っているようにおススメの商品はタラバガニで、大きさ、品質、味とどれも徹底しており、なおかつ価格も安め。鮮度に関しても、最新式巨大冷凍庫を用いて徹底した温度管理を行い、急速冷凍で美味しさを逃がすさないというこだわりよう。
タラバガニの他にも多くのカニを扱っており、なかでも北海道で人気のイバラガニやアブラガニも取り扱っているというのも魅力のポイントです。
カニの価格に関しては全体的に相場よりも安め。送料に関しては、商品に含まれるものがいくつかありますが、ないものは都道府県により異なります。平均すると1700円ほど。ネット注文限定で15,000円(税込)以上の購入の場合は送料無料になるようです。
カニは子供の時から、大人になっても特別な日しか食べられない、憧れのもの。
ご馳走選びで失敗しないように信頼できるサイトを選ばせていただきました、
どれも漁師さんが荒れた寒ーい海で捕ってきてくださった蟹です。
蟹にも漁師さんにも感謝して、私たちは無駄なく美味しくいただきましょう。
かにさん、漁師さん、ありがとうございます。
好奇心旺盛の32歳。
ライター兼ライフスタイルアドバイザーとして活動。
みんなが右を向いていると左を向きたくなるアマノジャク。
時に毒舌。