ダブルワーク看護師の落とし穴|確定申告はいくらから必要?

記事更新日: 2021/11/30

ライター: つぐ

ライタープロフィール
つぐ

看護師歴10年|大学病院→クリニック→派遣ナース→総合病院勤務経験

多数の診療科病棟で勤務。

今まで、転職サイトや転職エージェント、病院への直接応募など様々な方法で転職。

複数の転職から失敗や転職の裏技を学びました。

▼この記事で分かること

  • ダブルワーク・副業で確定申告が必要な人
  • 確定申告をしないとどうなる?
  • 所得税と住民税
  • 確定申告の準備と方法

つぐ

確定申告の準備は出来ていますか?

本当は確定申告をしないといけない対象なのにこんな考えの看護師いませんか?

・確定申告なんてしなくてもバレないよ

・やり方が分からないから放置している

・どうせみんな確定申告してないでしょ

甘くみていると大変なことになりますよ

副業として年間20万円以上の所得があった場合は確定申告が必要になります。

確定申告しないということは、納めるべき税金を払っていないことになるので脱税になります。

この場合罰則はもちろん本業の病院にも知られてしまうことに・・・

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今回は、ダブルワーク・副業をしている看護師の確定申告について説明していきます。

確定申告とは?

所得税の確定申告とは、1年間の所得をまとめて所得にかかる税金を計算し、国(税務署)に納めるべき税額を報告する手続きのことです。

1月1日~12月31日までの1年間の所得を翌年の2月16日~3月15日のあいだに税務署に報告・納税します。

確定申告が必要な看護師

収入が年間20万円を超えた場合には、年度末に確定申告を行う必要があります。

ワクチンのバイトや単発のバイトで年間に副業としてどれくらいの収入があったのか確認しましょう。

確定申告をすることによって、所得税と住民税の納付を行います。

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ふるさと納税や不動産を所有している看護師も多いのでその場合は一緒に確定申告しましょう

住民税は収入の20万円は関係ない

「私は副業しているけど20万円を超えてないから関係ない!」

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こんな人は待った!!!

副業をしていても所得が20万以下の場合には確定申告の必要がありません。

しかし、住民税は所得が20万以下以下であっても徴収はされます

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確定申告を行わず、住民税のみ納付する場合は税務署ではなく、住んでいる地域の役場や役所で手続を行います。

住民税は国税ではなく、地方税だからです!

郵送でも申告することが出来るので、住んでいる地域のホームページを見てやり方に従ってください。

病院にバレたくない場合は普通徴収を!

住民税を給料引き落とし(特別徴収)にしたままにすると、本業の給料+副業の給料が合算されて本業の方に住民税の通知がいってしまいます。

もし、副業の金額が大きい場合副収入があることが本業先にバレてしまうことになります。

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副業がOKの場所でも副業分の住民税は普通徴収にしておくことをお勧めします

確定申告をしないとどうなるの?

ネットだしどうせバレないでしょう・・・

申告金額より100円だけ超えたから大丈夫ですよね?

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こんな安易な考え方では見つかります

確定申告の必要があるのに申告を怠っていると税務調査が入ります

申告漏れを指摘された場合追加徴税で本来払う必要がなかった税金を追加で支払わなければならなくなることも・・・

申告が必要か迷ったらお近くの税務署で聞いてみると良いです!

2022年確定申告

日程

2022年(令和4年)2月16日(水)〜2022年(令和4年)3月15日(火)まで

準備するもの

出典:国税庁

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申告は2月からですが早めに準備しておくといいですよ

まとめ

▶︎看護師のダブルワークでは確定申告は必要なのか

  • 20万円以上の副収入がある場合は確定申告が必須
  • 住民税は20万円に関係なく申請が必要
  • 申告しないと罰則がある
  • 確定申告は2月16日〜3月15日まで!

つぐ

本業以外に収入を得た看護師は申告対象かどうか確認してくださいね

この記事を書いたライター

つぐ

看護師10年目

貯金大好き!看護師だけでは稼ぐのに限界があると感じて様々な副業をチャレンジ

経験をもとに看護師でもできる副業を紹介してます!

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