夜勤専従看護師の失敗しない探し方|メリット・デメリット紹介

記事更新日: 2021/11/18

ライター: つぐ

ライタープロフィール
つぐ

看護師歴10年|大学病院→クリニック→派遣ナース→総合病院勤務経験

多数の診療科病棟で勤務。

今まで、転職サイトや転職エージェント、病院への直接応募など様々な方法で転職。

複数の転職から失敗や転職の裏技を学びました。

▼この記事で伝えたいこと

  • 夜勤専従看護師とは
  • 働く上でのメリットデメリット
  • 副業としても可能
  • 失敗しない求人の探し方

つぐ

夜勤を専門に働く看護師って知っていますか?

例えば、

お金をもっと稼ぎたい

日中趣味に没頭したい

子供との時間を作りたい

こんな方にはオススメの働き方です。

収入や自由な時間が増える一方で、体調面への不安ややりがいって面でのデメリットも・・・

非常勤では場所にもよりますが、1回2万5千円〜4万円の給料が貰えます!

高収入であれば嬉しいですが、高いなりの理由も・・・

 

今回は、夜勤専従看護師として働いたことのある看護師にインタビューした結果を元にメリット・デメリット含め解説していきます!

夜勤専従看護師とは

夜勤専従看護師とは、字の通り夜勤帯に勤務する働き方です。

夜勤帯は、給料が良いため夜勤が出来る看護師にとっては人気の働き方でもあります。

月に10回程度夜勤専従看護師として働く人もいれば、

副業としてバイト感覚で夜勤看護師として働く人もいます。

夜専のメリット

高時給

看護師は夜勤をやらないと大した給料にならないと言われますね。

そのため、夜勤に特化した勤務の給料は高いです。

つぐ

私の働いていたクリニックは1夜勤4万円でした!!

看護師 るみ

4万円も!?

つぐ

相場を見てみましょう

<常勤の場合>例

・月8回勤務 30万〜38万円 (総合病院)

・月9回勤務 40万〜45万  (総合病院/経験5年目以上)

<非常勤の場合>例

・1勤務 4万円 (クリニック)

・1勤務 3万5000円 (総合病院)

・1勤務 3万2000円 (老人フォーム)

つぐ

働き方次第で日勤常勤の給料以上を稼げます

勤務日数が、少なくてもしっかり稼ぐことが出来るのが夜勤専従看護師のメリットになります!!

時間を自由に使えるようになる

夜勤で働くメリットは給料以外にも日中の時間の使い方が自由になるというメリットがあります。

つぐ

働いている日数だけで言えば、休みも多いですね

例えば、夜勤専従看護師の中では

✔️勉強したいことがある

✔️趣味がある

✔️日中に他の仕事がある

こんな人もいます。

若い方では日中に遊んだり、勉強したりと出来ることが増えます。

一方で、子持ちの主婦の方では学校の行事や子育てなど子供のために出来ることが増えるのもポイントが高いです。

業務内容が簡単・少ない

夜は基本的手術やイベントがありません。

委員会の仕事を強要されることもありません。

そして、患者さんは寝ています。

急変や緊急対応がない限り業務内容もシンプルで少ないです。

ただし、夜は少ない人数での勤務になるので病院選びが大事になります。

つぐ

中には業務量が多い病院や施設もあります!

掛け持ちがしやすい

常勤の夜勤専従看護師だと、月に9回以上の夜勤が入ることが多いため難しいかもしれません。

一方で非常勤だと「4回以上の勤務」など条件が付いていますが、調整がつきやすいです。

他の場所で仕事をしながら夜勤の仕事をするなど、副業として夜勤の仕事をすることも可能ですね!

つぐ

私の病院にいる強者で、常勤をやりながら夜専をこなしている看護師がいました。

看護師るみ

お金が欲しい時はそれもありですね!

場所によっては睡眠時間も確保できる

「寝当直」って聞いたことありますか?

ほとんど、寝て終わる夜勤のことです。

看護師るみ

寝ているだけでお金がもらえるの?

つぐ

ただし、給料は若干少ないです

有床のクリニックや介護施設などで募集されることがあります。

「寝当直」とは募集がかかっていないので、募集内容をしっかり読まないと分からないです

例えば説明の中に

「休憩時間が○時間以上」「寝当直」などのキーワードがあるか見てください!

夜専のデメリット

体調管理が大変

昼夜逆転になると自律神経が乱れます。

体の仕組みとして人間は日の出ている間に活動し、暗くなれば寝るのが自然。

どんなに、暇な夜勤でも日中に活動するより疲れや身体へのダメージが大きいはずです。

上手に体調管理をしていくことが大切ですね。

求人数が少ない

実際に、夜勤常勤の求人は少ないです。

つぐ

夜勤のスタッフが欲しい病院や施設は人員不足な場所が多いためです

夜勤常勤よりも普通に常勤スタッフの募集を優先するってことです。

やりがいが感じられない

やりがいを感じるのは難しいでしょう。

患者さんは基本寝ているためコミュニケーションを取ることも看護技術も少ないです。

非常勤の夜勤スタッフとして入る場合は、お手伝いとして入ることも多いため雑用的な業務も多いとか。

看護師るみ

ここに理想は求めない方がいいってことですね

単発で入ることも多いため、連続して患者さんに関わることが難しいためその後が分かりにくかったりするみたいです。

病院内でコミュニケーションが取りにくい

週に1〜2回の勤務だと、スタッフや患者さんと顔を合わせる機会が少ないためコミュニケーションが取りにくいです

他のスタッフとの関係が苦手なので顔合わせが少ないのは嬉しいという人も居ます

少ない勤務なので、関係を深めるのが大変っていう声も良く聞くのでコミュニケーション能力は求められるかもしれませんね。

失敗しない夜専看護師の探し方

勤務出来る日数は事前に伝える

特に、他の仕事や職場との掛け持ちがある場合は注意が必要です。

勤務条件として「◯回以上」など書かれていることがほとんどですが、いざ働くってなった時に希望の条件と異なっていたら大変です。

夜勤は代わりを見つけるのが難しいので迷惑にならないように事前の確認をしっかりしましょう

1回の手当が高すぎる求人は注意

手当が高いのは必ず理由があるはずです。

例えば失敗談の話では・・・

人間関係が最悪
評価:
初めて働いた夜勤の病院でした。とにかくお金が欲しかったので、高い給料の場所を選びましたが人間関係が悪くてびっくりしました。
いわゆるお局さんが強くて、常勤はみんな辞めていく病院だとか。私は、週1回だったのでなんとか耐えられましたが最悪でした。
給料とそれが関係あるか不明ですが・・・。(20代後半/看護師)
激務すぎました。
評価:

1回の夜勤の給料が4万円だったので働きました。

産科のクリニックで忙しいとは事前に聞いていましたが、想像以上の激務で4万円が納得でした。

高いなりの理由はあると学びました。(30代/助産師)

つぐ

エージェントで探す場合は、内情を聞くといいです!

夜勤専従看護師は何年目からOK?

看護師るみ

経験がないので、夜専をやるのが不安です。

つぐ

夜勤は少ない人数で回さないといけないので求められるレベル高い傾向にあります

看護師3年以上の経験があれば特に問題はないでしょう

それまで、どの診療科で働いてきたかにもよりますが看護技術を一通り出来ていたら働けます。

介護施設や寝当直ができるような病院では、1年目でも働くことは可能かもしれませんが求人募集がそこまで多くないと思っていた方がいいでしょう。

求人探しは転職エージェントがおすすめ

具体的に就職したい病院や施設があれば、病院や施設のサイトから直接応募してください!

病院側にとっても、エージェントを通すよりも直接の方が費用がかからないため採用しやすいです。

つぐ

大学病院や国立の病院は転職エージェントに募集を出していないことがほとんどなので、自分で探すことをおすすめします。

具体的に就職先を決めていない。

夜専看護師として働くことが初めてで不安な場合はエージェントを利用するといいでしょう。

つぐ

単発や夜勤専従看護師の求人を多く出すサイトはこちらです!!

スーパーナース

30年の歴史があるサイトで、利用者の満足度も90%と高いです。

単発の案件も多くあり、訪問入浴、ワクチンバイト、健診ナース、夜勤ナースなどの求人を揃えています。

夜専の看護師はこのサイトを利用している人も多い印象です。

MCナースネット

短期から長期、単発まで自由な働き方を求める人にとってオススメのサイトです。

夜専はもちろん、健診やツアーやイベントの救護・添乗など数多くの案件も多く扱っています。

ナイトナース

名前の通り夜勤専門の求人が多いサイトです。

求人数は他の転職サイトよりも少ないですが、夜勤を専門に働いている人の間ではお世話になることが多いサイトの一つです。

この記事を書いたライター

つぐ

看護師10年目

貯金大好き!看護師だけでは稼ぐのに限界があると感じて様々な副業をチャレンジ

経験をもとに看護師でもできる副業を紹介してます!

この記事に関連するラベル

ページトップへ