とまでいかなくても、
るてぃ
あれ、先月よりも電気代が高くなった・・・?
と思ったことは一度はあるのではないでしょうか?
でんき博士
毎月かかる電気代は年間でみたら相当なもの。ここで「あ、高いな」だけで終わらないようにすることが大切じゃ!
るてぃ
ほんとそうだよね・・・!って、だれ??
でんき博士
自己紹介が遅くなってしまったが、わしはでんき博士じゃ。
電気のことならなんでも聞いてくれい!
るてぃ
でんき博士・・・?一応少しは気をつけてるつもりなんだけどね。
段々とめんどくさくなっちゃって、正直エアコンつけっぱで寝ちゃうこともあるかな。。
でんき博士
それはもったいない・・・積み重ねでこんなに変わってくるんじゃよ!
「電気代ってこんな高かったっけ?」と思い、このページに辿りついたみなさま。
でんき博士と一緒にきちんと原因を分析し、電気代の見直しを行っていきましょう。
このページの目次
でんき博士
電気代は家電製品などを使用した消費電力量の合計で決まるんじゃ!
消費電力量は自宅や店舗に備え付けられている電力メーター(スマートメーター)によってカウントされ、「kWh(キロワットアワー)」で表示されます。
「kWh」は1kW(=1000W)の電気を1時間使い続けた時の消費電力です。
電気代の基本的な計算方法は下記の通りです。
電気代=基本料金+電力量料金(1kWhあたりの単価×電気使用量)
※別途再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整費額も加算される
でんき博士
電気代の比較として使われることの多い東京電力のプラン(従量電灯Bプラン)で実際に見てみよう!
■基本料金■
るてぃ
電気代の料金体系って意識したことがなかったけど、アンペア数によって基本料金が変わるんだね。
■電気使用量に応じて払う電力量料金■
仮に30A(一人暮らしであれば十分なアンペア数)で200kWh使ったとすれば、
5,264円(電気代)=842.40円(基本料)+120kWh×19.52円+80kWh×26円(電力量料金)
と計算できます。
*別途、燃料費調整費額などが加算されるため正確な金額ではありません。
最近では基本料金をなくし、消費電力分のみで計算するシンプルなプランも出てきました。
下記以降の電気代の計算は分かりやすいように1kWhあたり27円(税込)で計算していきますよ。
(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)
でんき博士
契約アンペアを下げれば、毎月の基本料金も下がるのでまずはここが必要以上に大きくないか確認してみよう!
るてぃ
心当たりすごくあります・・・!
でんき博士
一番多いのがこの理由。
夏と冬はエアコンなどの設定温度をただ下げる(または上げる)ことで、室内温度を調整しようとすると電気代が跳ね上がる恐れがあるんじゃよ。
冷房よりも暖房の方が、電気消費量が大きいので冬は特に注意が必要です。
中と外との気温差が大きいほうが、消費電力を多く使うためコストもかかるからです。
資源エネルギー庁が発行している省エネ性能カタログ2017年夏版(※)によると、
夏の冷房時の設定温度を1℃上げた場合、年間で30.24kWhの省エネ、約820円の電気代が節約できるとされています。
一方で、冬の暖房時の室温を1℃下げた場合、年間で53.08kWhの省エネ、約1430円の電気代が節約できるとされています。
外と中の気温差が大きいほど消費電力も多く使うため冷房より暖房の方が電気代が高くなるのです。
経済産業省「省エネ性能カタログ」 より
冷暖房を使う場合は扇風機など別の冷暖房機器を活用して、賢く体感温度を下げることが電気代の節約にもつながります。
また暖房機器の場合は様々な種類がありますよね。
るてぃ
いつもエアコンを使っちゃっているけど、実際どうなの!?
でんき博士
結論から話すと、それぞれのメリット・デメリットを把握して、エアコンと併用して使うのが賢いやり方じゃよ!
それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう!
Amazon「コイズミ 電気毛布」より
【1時間あたりの電気代 計算式】
40(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=1.08円
・低温やけどに注意が必要
・大家族には向かない
参照:Amazon「こたつ3点セット」より
【1時間あたりの電気代 計算式】
「弱」の場合: 1(時間)×27(円/kWh)=2.16円
「中」〜「強」の場合: 1(時間)×27(円/kWh)=5.4円
・長時間使うと脱水症状などを引き起こす恐れがある
・場所をとる
参照:Amazon「電気カーペット」より
【1時間あたりの電気代 計算式】
1(時間)×27(円/kWh)=12.96円
・低温やけどを引き起こす恐れがある ・ダニや埃を気にしないといけない
参照:全てAmazonより「パラボラ型ハロゲンヒーター」「カーボンヒーター」「セラミックファンヒーター」「オイルヒーター」
【1時間あたりの電気代 計算式】
1(時間)×27(円/kWh)= 9.45円 1(時間)×27(円/kWh)= 32.4円
※消費電力は下記メーカーによって幅があったため、最小と最大とで見て計算しています。
一口に電気ストープといっても3つのタイプに分けられます。
・遠赤外線タイプ
・セラミックタイプ
・対流タイプ
[遠赤外線タイプ]
下記2つのタイプの違いは発熱体の違いです。
・ハロゲンヒーター 発熱体:ハロゲンランプ
・カーボンヒーター 発熱体:炭素繊維(カーボン)
※カーボンヒーターはハロゲンヒーターと比べると、遠赤外線量は2倍なので同じ消費電力でも暖かさを感じやすいです。
・空気を乾燥させやすい
[温風式]
・セラミックヒーター
セラミックファンヒーターはアルミニウムに電気を流し、その上で風を通して特殊加工されているセラミックスが発熱して温風を出す仕組みの暖房器具で、別名電気ファンヒーターとも呼ばれています。
・埃やハウスダストを巻き上げる可能性がある
[対流式]
・オイルヒーター
フィンの付いた密閉容器に難燃性のオイルが密閉されており、電気を流すことでオイルが加熱され、温度が上昇したオイルがパイプ内を循環することで放熱する暖房器具
・乾燥性は低い
・輻射熱(焚火や太陽の熱のように直接伝わる熱のこと)なので、設定温度した温度よりも体感温度が高くなる
・他の電気ヒーターの吹き出し口のようにやけどするほど熱くならない
・エアコンと同じ感覚で温度を設定すると消費電力がぐっと上がる
参照:Amazon「エアコン」より
【1時間あたりの電気代 計算式】
500(W) ÷1000×1(時間)×27(円/kWh)= 13.5 円
1500(W) ÷1000×1(時間)×27(円/kWh)= 40.5 円
・一台で冷房も使えるので一年中使える
・空気が乾燥しやすい
・電気代が高い
【計算式】
電気毛布:1.08円×5時間×30日=162円
エアコン:13.5円×5時間×30日=2,025円
4人暮らしで毎日5時間 こたつだけ使うのと、エアコンだけ使うのだったら月間で5,000円以上の差が出ます。
【計算式】
こたつ:(5.4円×1時間+2.16円×4時間)×30日=421.2円
※最初1時間「強」その後は「弱」で使うと仮定
エアコン:40.5円×5時間×30日=6,075円
■トイレの暖房便座 年間消費電力量150kWh程度
11~3月使用するとして月間30kWh
30×27円=810円
■浴室乾燥機 稼働した際の消費電力量は1250W程度
1回3時間利用するとして
1.25kWh×3時間×27円=101.25円
1ヶ月に10回使うとしたら1010円
住む人が増えるともちろん電気代もあがります。
月間電気代が増えるのはもちろんですが、2人暮らし、3人暮らしの場合、1人当たりの月間電気料金を比べると、
1人暮らしのときよりも増える傾向にあるのが特徴的です。
るてぃ
基本的な電気代は共有しているはずなのに、なんで増えるの??
主な理由はこうじゃ!
1. 契約アンペア数をあげたため電気代の基本料金があがった
2. 部屋が広くなるまたは部屋の数が増えたため、消費電力も増えた
3. ライフスタイルがバラバラで部屋に誰かがいて電気を使用する時間が増えた
4. 家電製品をこれまでのものより大型のものに変えた、または家電製品が増えた
同棲やシェアハウスをしても必ず電気代が安くなるとは限らないんじゃよ。
ライフスタイルの変化に伴い、家電を大型のものに買い換えると消費電力がUPします。
でんき博士
ちなみにオール電化に変えると今までガス代がかからなくなった分、電気代が増えるため電気代が一気に上がるので注意が必要じゃよ。
関西電力HP「オール電化世帯人数別の電気代平均額」より
先ほど挙げた3つに心当たりがなく、電気代が異常に高くなった場合は
漏電、盗電されているかもしれません・・・!
一度全てのコンセントとブレーカーを確認してみましょう。
でんき博士
実は電気代は上で紹介したように
「エアコンと他の暖房器具を組み合わせた方が安くなるな」
「設定温度は意識して低くしなきゃ・・・」
などと毎日考えなくても、もっと楽にパッと下げられる方法があるんじゃよ。
るてぃ
面倒くさがりの私にはそっちを教えて欲しいです・・!
みなさまは「電力自由化」「新電力」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
2016年4月に電力の小売自由化が開始され、地域の電力会社の独占市場が崩壊し、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金プランを自由に選択できるようになりました。
つまり、あなたのライフスタイルに合わせて電力会社もお得に選べる時代になったのです!
2016年以前は各地域に1社の独占市場でした。
参考:経済産業省 資源エネルギー庁「電力の小売り全面自由化って何?」
2016年4月に発電部門と小売部門が本格的に自由化されて、民間企業が参入。
シンプルな電気料金プランが出てきたり、ガスやスマホなどのセット割プランなどバリエーション豊かになりました。
現在(2019年)では、だいぶ自分に合うプランを選びやすくなったんじゃよ。
2020年には唯一自由化されていなかった送配電部門も自由化が行われる予定。
電力自由化は今後さらに注目され、各社の競争も活発化することと言えるんじゃ!!
参考:経済産業省 資源エネルギー庁「電力供給の仕組み」
るてぃ
色々な選択肢があることは分かった!
自分に合うプランを選んだ方が得することもわかったよ!
でも結局どれがいいか分からない><
でんき博士
そんなあなたにオススメの3社じゃよ!
2018年11月~
※2013年6月よりエネルギー事業開始
丸紅新電力と業務提携
※約70%の発電所で再生可能エネルギー発電
基本料金無料!月々の電気代の支払いで楽天ポイントが貯められて、かつ楽天ポイントで電気代を支払う事も可能!
親会社の楽天は1997年に創業。創業20年以上の会社がバックアップでついているという点で安心できます。
楽天経済圏をフル活用している人は、電気も楽天でんきに変えることで
価格も下げられ、ポイントの相乗効果も見込めるので切り替えない手はないでしょう。
実際にシミュレーションをしてみると…
なんと年間5,000円以上も節約できるという結果になりました!
※シミュレーションは1人暮らし[30A /月平均電気代3,000円]を想定して行いました。
デメリットとしてあげられるのは20A以下の契約はできないということでしょうか。
アンペア数をおさえて電気代を安くしている方は乗り換えをすると割高になってしまう可能性があります。
楽天でんきは他社よりも詳細なシミュレーション結果を出してくれます。
まずは一度シミュレーションを行ってみて、今だけのキャンペーンもチェックしてみてください!!
2016年4月~
新電力会社では最多の180万件以上の契約数、申込数では200万件を越しています。
知名度からも、契約件数の多さからも安心して使えることは間違いないでしょう。
東京ガスのWEB会員サービス「myTOKYOGAS」に登録すると、月々の電気料金に応じて「パッチョポイント」という独自のポイントがたまるのも嬉しいところ。
1000円で15ポイントもらえるので還元率は比較的良いと言えます。(他電力会社は200円で1ポイント程度)
実際にシミュレーションをしてみると…
なんと年間5,000円以上も節約できるという結果になりました!
※シミュレーションは4人暮らし[30A /月平均電気代10,000円]を想定して行いました。
デメリットとは一人暮らしの方など電力消費量が少ない人には向かないという点です。
実際に30A /月に70kWhと一人暮らし平均より少ない消費電力の設定でシミュレーションをしましたが、
250円ほど今までより割高になると出てしまいました。
またガスとのセット割を推していますが、割引は270円程度(*プランによって電気料金×0.5%を割引くものもあり)とそこまで大きくないと言えます。
お得になるか割高になるかまずは一度シミュレーションを行ってみてましょう!!
2017年創業と新しい会社であるものの、東京電力の子会社という点で安心できるでしょう。
料金体系は2つ。電気をあまり使わない人向けの[基本料金なし・電力量料金25.50円のプラン]と、
電力消費量が多い人(目安700kWh以上)向けの[基本料金3,000円・電力量料金21.00円のプラン]です。
実際にシミュレーションをしてみると…
なんと年間6,000円以上も節約できるという結果になりました!
※シミュレーションは1人暮らし[30A /月平均電気代3,000円]を想定して行いました。
4人暮らし[30A / 月平均電気代10,000円] 電気代の場合も年間7,000円以上節約できる結果が出ました。
デメリットは同じ一人暮らしで、アンペア数が15Aや20Aで契約している人にとっては、割高になる恐れがあることです。
また他の会社で推されているセット割やポイントは現時点でありません。
お得になるか割高になるかまずは一度シミュレーションを行ってみて、今だけのキャンペーンもチェックしてみてください!!
でんき博士
上の3つの電力会社ではなんとなくピンと来ないなあ、という方は
比較サイトを利用して一番安くなる電力会社を選びましょう!!
るてぃ
この比較サイトで電力会社を新しく契約すると最大3万円のキャッシュバックが受けられるかも!!
比較サイトではカンタン「3ステップ」で自分にピッタリな電力会社を見つけられます。
STEP1:カンタン入力でご相談
STEP2:電力切り替えに精通したプロがご提案
STEP3:新電力会社を決定・契約
ボタンをクリックすると下記サイトにとびます。
まずは個人情報を入力。
電気料金比較ナビ サイトより
電力切り替えに精通したプロが提案してくれますので、まずは提案を聞きましょう。
また自宅のエリアで希望の新電力が供給できるかどうかの確認を行いましょう。
でんき博士
電話番号を入れるので電話がかかってくるのは覚悟しておくんじゃぞ!
電力切り替えのプロ達なので相談したい方は存分に活用するのがオススメじゃ!
無事、供給が可能と分かれば、
さっそく新電力に切り替え!キャッシュバックの条件を満たせば最大3万円戻ってきます!!
※最大でキャッシュバックを受けたい場合は光コラボレーションサービスorフレッツ光サービスに申し込む必要があります
電気料金比較ナビ サイトより
でんき博士
電気代も安くなって、キャッシュバックも受けられるかもだなんていいことづくし!
この機会に一度シミュレーションしてみてはいかがじゃろうか??
普段はベンチャー企業の人事をやっています!
趣味はホットヨガと日本庭園巡り。
より豊かな人生にはより良い情報が不可欠。
皆さまの役に立てる情報を発信していきます!
めんどくさいで放置するのはもったいないよ!