ヨッシー
どうせホームページを作るなら、できるだけクオリティの高いHPを、できるだけランニングコストを抑えた形で作りたい
これからビジネスでホームページを作ろうと思っている人なら誰でもこの気持ちを抱いていると思います。
かくいう僕は、自分自身のホームページを安く作成するために、無料でHPが作成できるサービスは一通り使ってきました。有名なところで言えば、
などがあるでしょうか。それぞれメリットデメリットがあるのですが、どのサービスを共通して言えるのは「ビジネスで使う場合は、有料化しないと使い物にならない」というのが結論です。
無料で使うことはもちろんできるのですが、ホームページを作り込んでいくと「あ、ここにこの機能があったらいいのに!」という壁に間違いなくぶち当たります。
そしてそれはほとんどの場合料プランではないと解決できないのです。であれば最初から有料のサービスに申し込んでしまったほうがい良いですよね。
そこで今回はホームページ作成サービスの中でも珍しい「有料サービスしか存在しない」ホームページ作成サービス、「グーペ」を使って試しに架空のコーヒーショップ「DAYRICH」のHPを作成してみることにしました!
まず最初にBEFORE AFTERのイメージをお伝えしましょう!
一番最初はこのような設定になっています。なんというか、うん、、、先行きが不安になりますね。
しかし、いろいろいじってみた結果、、、
こうなりました!けっこうオシャレな感じになったと思いませんか!?
こういったホームページをどうやったら作れるのか、そしてグーペにはHPを作る上でどんな機能が揃っているのか、記事内で詳しく説明していきましょう。
このページの目次
グーペには「通常プラン」「DXプラン」「ビジネスプラン」の三つのプランが用意されています。
実はこのプランの表を見るだけでも『このサービスを作った開発者はユーザーの気持ちを真剣に考えている』ということがわかります。
一般的にHP作成サービスは、プランごとにHPに実装できる機能が異なります。
例えば、WixやJimdoはネットショップ機能がより料金高いプランでないと使えなかったり、strikinglyはHTML形式での組み込みができるプランとそうでないプランがあったりします。
しかし、グーペはプランによってHPを作成するにあたって機能に差がありません。
つまり、「あ!なんだよこの機能欲しかったのに、より高いプランに契約し直さなきゃいけないじゃんか!チェッ!」ということにならない、ということです。
HP作成サービスでこれが起こらない、ということは「運営側がこれからHPを作ろうとしている人の気持ちをよく考えている」ことを証明しているように思います。
契約金額が大きくなると追加されるのは、「グーグルアナリティクスを用いたアクセス解析」と「メルマガ機能」ですが、ここはHP作成においてはそこまでマストではありません。
もちろんあるに越したことはないですが、「まずはHPを完成させたい」と考えている初心者にとっては、なくても問題ないものだと思って良いでしょう。(どちらもIT中級者以上だったら「グーペ」に頼らずに無料で解決できる事です)
では、実際にどんな機能があるのか、その詳細をみて行きましょう!
ディスク容量はそのHPにどれだけのデータを置いておけるのかという指標になります。
仮に一枚の写真のデータを250KBとすると4枚で1000KB=1MBとなります。
1GB=1000MBですので、写真だけで考えれば、通常プランだけでもおよそ4,000枚もの画像を使うことができる計算になります。
ですから「写真ぐらいしか使わない」という人であれば1GBの通常プランでも十分です。
問題は、動画を使いたい場合です。動画は写真と違い、非常に大きなデータ量になります。
iPhoneで撮影した2分ぐらいの動画でも250MBくらいの容量があります。
動画を使う場合は1GBだと少し心もとないので、5GBのDXプランにしておいてほうが無難でしょう。
自ドメインを使用しない場合、HPのURLが「http://r.goope.jp/◯◯◯ 」という形式になります。
これだとHPを訪れた人に「グーペのサービスを利用している」ということがバレます。
加えて多少なりともITの知識がある人からすると「このお店は独自ドメインに払うお金もないのか」と思われてしまう可能性があります。
そうなるとあなたのビジネスの信頼性が落ちますので、HPを作る際には独自ドメインを必ず取るようにしましょう。
ドメイン設定がよくわからない、という人はオプションであるドメイン取得サービスを利用すると良いでしょう。
めんどくさい手続きや管理などなど、多くの人がつまづくドメイン取得を簡単に済ませることができます。
しかも他社サービスと比べて値段も大手ドメイン取得サイト「お名前ドットコム」などで取得するのと変わらない、もしくはそれよりも安く(月額300円〜)利用する事ができますよ。
※グーペのドメイン取得サービスの詳細についてはこちら
SSLはサイト内の情報を保護する仕組みです。
サイトのSSL化をしていないと、予約をするときなどにお客様が入力した個人情報が盗まれ悪用されるリスクが高まってしまいます。
SSLも独自ドメインと同じで、SSLを実装していないと「ビジネス利用をしているのにそんなこともやってないの?」疑われてしまうものです。
そのサイトがSSLで保護されているかどうかは、URLの左に鍵マークがつき「http『s』」と表示されるのですぐにわかります。
自身のビジネスの信頼性を担保するには絶対に必要な仕組みです。HPを公開する前に必ず実装しておきましょう。
※グーペのSSL実装サービスの詳細についてはこちら
グーペのHPテンプレートには無料のものと有料のものがあります。
「カフェ向け」「スクール向け」「美容室向け」「クリニック向け」など様々なテンプレートが用意されていますので、自分のビジネス業態に合うテンプレートを選ぶことが可能です。
無料のテンプレートでも問題ないとは思いますが、オシャレにかっこよくできるか?と言われると難しいでしょう。
有料テンプレートは10,000円(税別)で購入することができるので、経費をかけられる余裕があれば思い切って買ってみるのも良いでしょう。(初回購入は3,000円割引)
なお、ビジネスプランになると有料テンプレートが使い放題になります。これは太っ腹ですね。
※グーペのテンプレートサービスの詳細についてはこちら
まずトップページですが、トップページ配置できるものは予め
などが用意されています。
実際にトップページにどのように表示されるのかは、どのテンプレートを適応するのかによっても変わってきますので、どんな表示になるのか、テンプレートを組み替えたりしながら比較する必要があります。
スライドショーに登録できる画像は全部で10枚までです。写真一枚一枚にコメントを追加することができるので写真とともにお店のこだわりを訴求すると良さそうです。
スライドショーの表示速度も調整できます。
「速い」から「遅い」まで五段階で調整可能です。これはお好みで調整してください。
スライドショーのサイズも変更できますが、これをすると画像サイズも変えないといけないので、最初はあまりいじらないでいいのではないかと思います。
↑がウェルカムメッセージ編集画面で
↓がお知らせの編集画面です。
ウェルカムメッセージとインフォメーション(お知らせ)はHTML形式での編集が可能です。
HTMLでの記述の知識があれば色々な工夫をこらすことができますが、ウェルカムメッセージはシンプルなぐらいが良いでしょう。
こちらにはYouTube動画を差し込むことができるので、動画素材を使ってお店の良さをアピールすることも可能です。
アクセスには、設定した住所のグーグルマップが自動で表示されます。
お店情報も、このデザイン自体は変えられないものの、項目や項目名の編集は可能です。
お問い合わせの項目にデフォルトで実装されているのは、名前・メールアドレス、電話番号・本文の4つです。
お問い合わせフォームの項目編集は「通常プラン」ではできません。「DXプラン」と「ビジネスプラン」で変更が可能です。
個人店などのお店を運営している人にとっては、スタッフの顔はお店の顔とも言える場所。
写真・名前・役職・紹介文・SNSリンク設定と、編集できる情報が多いのもポイントです。
紹介文もHTMLでの編集が可能ですので、魅力的なスタッフたちを表現力豊かに紹介できるのも嬉しいですね。
いわゆるフォトアルバム機能です。カテゴリーごとに写真を整理してアルバムにすることができます。
お店の内観や外観、イベント開催時の写真などを載せておくとお店の雰囲気がよく伝わるので、初めてくるお客さんにってもありがたい機能ですね。
ただこのフォトアルバム機能、無料のテンプレートだとHPに写真の説明内容が表示されないのが惜しいところです。(有料のテンプレートではどうなるかは未確認です。)
もしあなたがインスタグラムをやっていて、インスタグラムのフィードを表示したい場合は、フリーページ作成機能があるので、その写真ページとは別にページを作ってインスタグラムのフィードを埋め込むと良いでしょう。
メニュー機能では、「ドリンク」や「ケーキ」などのカテゴリ別に、メニュー名・価格・写真・商品の説明文を掲載できます。
商品の説明文もHTML形式での表現が可能です。エステやスクールなどのビジネス形態の場合は、メニューの中身が大事になるので、そこをしっかり記述できるのは嬉しいですね。
予約機能は、フォーム形式にするか、電話形式してコースのみを表示するかの2種類が選べます。
予約フォームを選択した場合の表示のされかた
電話予約を選択した場合の表示のされかた
その他、フォームから予約が入った際のお知らせメールを設定できるほか、グーペの管理者ページから予約内容の確認ができます。
ただこちらの予約機能、一つだけ難点があります。
それは「自動返信の内容を編集できない」という点です。デフォルトで送られる内容は以下のようになっています。
ヨッシー 様
この度は、ご予約いただき誠にありがとうございます。
予約フォームより以下の内容で予約が申し込まれました。
※こちらでご予約が確定したわけではございません
予約はメールもしくは電話での確認が行われてから初めて成立します
つまり、こちら側からお客様に予約確認の連絡を入れる前提でしか予約機能が使えないのです。
これは少し使い勝手が悪い気がしますね。
ブログに関しては外部サービスのブログをHPのメニューに外部リンクとして設置することが可能です。
内部でブログを設置する場合は、GMOペパボが運営する「JUGEM」というブログサービスを使用することになります。
グーペブログについての詳しい説明はこちら
グーペではクーポンを作成できる機能もあります。
クーポンのタイトル・有効期限・クーポンの提示方法・クーポンの利用条件・クーポンの画像・合言葉など細かく設定できるのがいいですね。
(合言葉は、常連のお客さんがいるお店には使えるかも)
有効期限を過ぎるとHP上から自動でクーポンが非表示になる機能も付いていて便利です。
カレンダー機能では、定休日・イベント情報などの記載をすることができます。
予約機能との連動はできないので、予約状況を反映させるためには、カレンダーに逐一情報を入力する必要があります。
もちろん、SNS連携も忘れてはいません。
ツイッターやフェイスブックを使った集客や、インスタグラムを使ったブランディング、LINE@を使ったロイヤルカスタマー戦略など、SNS連携はビジネスにおいてもマストになりましたよね。
以上、グーペの基本的な機能をご紹介してきました。
結論としては、グーペは「HP作成が初めてで、かつ店舗型のビジネスをされている人にとっては非常にオススメできる」と言えます。
理由は以下の3つです。
色々いじってみてわかった事は、最低でも「独自ドメイン」と「SSL設定」はマストになるので、各プランに加えて「ドメイン設定料金」と「SSL設定1,000円」を加えた料金を予算に入れておいたほうがいい、ということです。
そう考えると仮に月額1,500円のDXプランに申し込んだとしても、結果的に3,000円のぐらいのランニングコストになるということです。
であればいっそのこと、500円までの独自ドメイン取得とSSL設定が無料になり、かつ1万円かかる有料テンプレートを使い放題である「ビジネスプラン」がもっともコスパが良いと言えるのではないでしょうか。
月額3,500円のコストで、
はハッキリ言ってめちゃくちゃ安いです!
どこかのホームページ制作会社に依頼するよりもグッと価格を抑えてHP作成&運用ができるので、「できるだけクオリティの高いHPを、できるだけランニングコストを抑えた形で作りたい」と思っているビジネスオーナーさんにとって、グーペはとても力強い味方になってくれることでしょう。
ホームページ作成に悩んでいるのであれば、グーペでホームページ作成をしてみてはいかがでしょうか?
最後までご精読くださり、ありがとうございます。
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