【プロ直伝】キッチン蛇口交換ー水栓取替方法を写真でわかりやすく解説

はじめまして！いなえと申します。

水道工事指定店で３年以上勤務してます！

声を大にしていいわせてください。
素人の動画を参考にしたらだめですよ！！

いなえさんよろしくね！
今度実家の水栓を自分で交換して家族を喜ばせてあげようと思ってるんだ！

よろしくね！それはいい心意気だね！
わからないことがあったらすぐに言ってね＾＾

実は水回りは触ったことないんだけど大丈夫かな？

設置状態によっては凄く簡単だから、トライしてみる価値はあると思うよ！

ちょっと待ってよー！
外すのが大変なら怖いからもう諦めるよ！

脅かしてごめんね！でも本当にサビや緑青で固まってしまって外れないときもあるんだ！

でも簡単にできる家もたくさんあるので今の状態を確認してみよう！

ポイントは下から覗いてわかるから、一緒に見てみよう！

これはアタリだね！ベージュ色のがわかるかな？あれが見えるからとっても簡単！特別な工具も必要ないし外すのに苦労はしないはず！

やったね！　ちなみに難しい場合ってどんな特徴があるの？？

固定方法が大きく分けて２種類あって、下からと上からがあるんだ。

上から固定したものはネジや金具が見えないからそれが難しいケースなんだ。

なるほど！下から覗いてネジや金具が見えなかったら難しいと思えばいいんだね！

帰ったらさっそくチェックしてみるよ！

よくわからないまま手を付けるのは大変危険なので自粛してくださいね。

（難しい例の写真は現在集めているのでお待ちください）

とりあえずこのお家の交換工事を始めるね！

まずシンク下の止水栓で水を止めます。（時計回りに回す）

見当たらなかったり、固かったりしたらメーターがついてる元栓で閉めてください。

固いまま無理やり回すと中のパッキンが痛んで水漏れしたり、壁の中の配管が折れて水漏れしたりして大変危険です。

外す際に水が落ちてきますので、バケツやぞうきんを並べます。

バケツがなくても作業はできます。

止水栓のハンドルを外します。

真ん中のネジで固定されているので、ラジオペンチやプライヤーで挟んで反時計周りに回します。

ハンドルを外すなんて説明書に書いてないよ！

そうやって余計な手間を増やさせてどういうつもり！？

外さなければいけないわけではなんだけど、作業中に誤って触れて水が出るのを防止したり、

ハンドルがぶつかって工具が使いづらかったりするので最初に外すことをオススメするよ。

外すとこうなります。

続いて配管部を外すんだけど、時短の為に細かく分解しないで、切断しちゃいましょう！

切断するのに使うオススメ工具はこちら

銅管カッター、配管カッター、パイプカッターなどと呼ばれるものです。

用は配管が切断できればなんでも構いません。（これを購入する前はペンチで潰してねじ切ったりしてました。）

これを挟みこんでクルクルって回すだけで簡単に切れます。

切れたら反対側も同じようにクルクルっと♪

切る位置は作業し易い所で大丈夫です。

それ欲しいなー。でもちょっと高いね。

100円均一で、300円とか400円シリーズで売ってたから、時間があるなら探してみてね！

次行きますよー！

水栓の中に水が残っているので、切った配管の下にバケツを用意して水栓の蛇口を開けます。

水を抜いておかないと、このあと作業中に顔面に水を被ることになります。

これも説明書には書いてないです。

顔面に水！？　それはやっておいた方がよさそうだね！　

教えてくれてありがとう！

次に止水栓についている部品を外します。モンキーレンチで反時計周り。

この時、止水栓を反対の手で添えて固定してください。

回す反動で壁の中の配管にチカラが加わり危ないです。

（「反対の手で固定する」は基本になりますので覚えておいてね。

これらの写真は片手でカメラを持ってるので無理）

反対側も同じく反時計周りに回して外します。

ここで外れたら、汚れが中に入らないように、タオルなどで覆っておきましょう。

（ボロボロですが「ピンク色はキレイ用」と分けているのでご理解ください笑）

次に固定金具を外します！

流し台の下に潜って仰向けになります。

これが固定金具です。銀色の部分が回せるのでそこを緩めるだけで外せます。

矢印のように傾けることができます。

反時計周りに回していきます。

回るとこまで回ったら折り返し、レバーを傾けます。

繰り返し反時計周りに回していきます。

この時に、振動で水栓の中の水が垂れてきます。

さっきの説明通り、しっかり抜いておかないと水浸しになりますよー。

ひたすら繰り返してー。。。取れました！

あとは上から引っ張るだけ！

パッキンの残りや、汚れが溜まっているのでお掃除しましょう！

金たわしなど、強く削ると細かい傷がついて、汚れが溜まりやすくなるのでほどほど！

これで外す工程は完了です！

次に上面施工アダプタという物を取り付けていくね。

通称モグラーズ。今までは下から固定してたから作業が楽になったんだ。

ねじを緩めて、伸ばします。

挟みこむ際に向きが決まっているから注意しましょう。

こうやって上から滑り込ませるように入れていきます。

白いプラスチックガイドを引っ張りながらネジを固定するよ。

穴位置を調整しながら回すんだけど、この時「前、後」ついついズレてしまうから注意しよう！

手で回るとこまでまわしていきます。

ある程度のところで白いガイドも下に押して格納します。

お役目ご苦労様。

手で回るとこまで回ったら、付属の六角棒レンチで回していきます。柄が長いほうをはめて締めていきます。２本のネジはこまめに交互差しけて回してね。

負荷がかかってきたと感じたら、短い柄を指して締めていきます。

こんな風に持つとチカラがはいるから参考にしてね。

取り付け完了！　この時穴位置がズレてないか最終確認！

一度休憩しようか？

大丈夫！早く終わらせてお水使えるようになったほうがいいからね！

そうだね！水回りをいじる時は、その間水を使えないから結構不便なんだ。

休憩は挟むことなく最後までやってしまおうね！

本体との接続がワンタッチでできる超便利なもの。これを取り付けていきます。

給水、給湯の止水栓部の断面に汚れがないか確認しましょう。

汚れがある場合は、カッターの刃などで落とします。

刃を立てて削って傷をつけないように気を付けましょう。

手で時計回りに回して締めていきます。

２つあるけど、お湯と水どっちでもいいの？

部品の違いは全くないからどちらでも大丈夫だから安心してね。

手である程度締めていったら、モンキーレンチを使って回していきます。

お湯側、水側、どちらも取り付けてましょう。

あともう少しです！がんばりましょう！

本体の先についているキャップは付けたままにしてくださいね。

がついたり、汚れが中に入る恐れがあります。

上から通していきます。向きは水色が右側になるように入れます。

下までしっかりおろします。

この写真のように金色の取り付け金具が見えていたらNGです。隙間がなくなるまで入れます。

右後ろに穴が開いているので、水色の袋に入ったネジで固定します。

この白いプラスチックの物はこの小さいネジを回す専用工具です、時計周りに回して締めていきます。

このとき、左手で下に押しながら（支えながら）ネジを回していくと負荷なく締めることができるから覚えておいてね。

下から覗くとこんな感じ。ホースが届くのを確認しましょう。

ホースは無理やり繋ぐと水漏れの原因になるから、怪しかったら専門業者にきてもらいましょう。

キャップを外して左側（給湯側）にHのシールが張ってあるホース、右側（給水側）に水色を差し込みます。

しっかり差し込まれているか、確認しましょう！

ホースの接続が終わったら上に戻って、固定金具と本体の接続を本締めします。

長い柄に差し替えて約90°締めます。

締めすぎに注意！固すぎず、緩すぎず！

取り付け終了！ここまで大丈夫かな？

大丈夫！細かく説明してくれるから質問することが浮かばないよ！

間違った施工して水漏れしたら大変だからね！一つ一つ丁寧にやっていきましょう！

最後に水漏れの確認がしやすいように、あらかじめ乾いたタオルやティッシュなどで水分をふき取ります。

水分をふき取ったら、最初に外したハンドルをはめて給湯、給水を開けていきます。

レバーハンドルを操作して、開け閉め確認。水、湯に切り替わるか確認しましょう。

目で見て漏れてないかだけでなく、触ってみて漏れてないか確認しましょう！

漏れている場合があるので気を付けてね！

漏れてないのが確認出来たら、箱に入っているビラとハンドルを取り付けます。

水栓交換完了です！

終わったー！！！

どうだったかな？

大変なような、簡単なような笑。

普段やっている人間からしたら今回の工事はめちゃくちゃ簡単だから、

それが伝わったんだろうね笑。

最初に「今回はアタリだ！」って言ってたもんね笑。

自分の家のも「アタリ」だといいな。

そうだね、今回取り付けたように「上から固定金具を設置」していると、逆の順番で外す容量なんだけど、

水栓の中にも水や汚れが溜まっていって、ネジが固まって動かないんだ。

チカラ技で回しても折れたりする事もあるから、難しい場合はハッキリ言って素人じゃ無理だから気を付けてね。

難しい場合もどんな感じか見てみたいな。いろんなパターンも教えてね。

そうだね、難しい場合でもネジなど学校固まってなければ素人でも交換できるから、次の紹介を楽しみにしててね！

あくまで無理は禁物だから、専門業者に頼むのも考えておいてね！