美容ビタミンとして有名なビタミンB群ですが、美容以外にも精力アップ効果が注目され、精力剤の成分として利用されています。
よっちゃん
ビタミンB群が精力アップに効くとされるのは、以下の効果があるからです
私も、ビタミンBを愛用しています。
仕事で夜遅くなることが多くなり、肌の調子が乱れたことをきっかけに、摂り始めました。
一日250mg。最初は何も感じませんでしたが、3週間ほど飲み続けたところで、肌の調子が回復してきました。
よっちゃん
あの時、美容ビタミンって本当だったんだなと思いました
精力、という点では今のところ実感はありませんが、精力増強にも効果があるとのことで、このまま摂り続けるつもりです。
この記事では、ビタミンB群が精力増強に効くとされる内容について、解説していきます。
このページの目次
ビタミンBの摂取基準は、成人男性で1.4mg/日、成人女性で1.2mg/日とされています。
そして、日本人の平均摂取量は、1.13mg。多くは野菜、魚類、肉類から摂取しているそうです。
よっちゃん
基準値から見れば、不足気味といったところですね
ただし、これはちゃんとした食生活を送っている場合です。
普段、コンビニ弁当などの不健康な食生活を送っている場合、もっと低くなっている可能性があります。
よっちゃん
会社で働き詰めになっている人が不健康そうに見えるのも、ビタミンBの不足が原因かもしれませんね
ビタミンB群を摂りすぎると、感覚神経障害が発生する恐れがありますが、男性では55mg/日、女性では40mg/日まで許容できますので、普通の食事で過剰になることはありません。
サプリでも、指定された量を守れば、過剰になることはないでしょう。
さらにビタミンB群は水溶性ビタミンのため、体に溜まらず、尿として排泄されますので、そう簡単に過剰になることはありません。
ビタミンB群は、食べたものをエネルギーに変える働きをしてくれます。
ビタミンB群が不足すると、食べたものがエネルギーに変えられず、脂肪に変わってしまいます。
よっちゃん
ただし、ビタミンB群さえあれば良い、というわけではないんです
エネルギーを生み出すためには、体内に仕掛けられた何重もの仕組みを経て、食べたものが何度も分解され、最小単位のグルコース、あるいはグリコーゲンにならなければなりません。
そして、食べたものの分解を担う仕組み(タンパク質)が効率的に働くには、様々なビタミンやミネラルが必要になるのです。
よっちゃん
つまり、ビタミンB群は、食べた物の分解に必要な、様々な成分のうちの一つということですね
では、ビタミンB群が、食べた物の分解に必要とされる、その他大勢の成分と同列に扱われているかというと、それもまた違います。
ビタミンB群は、食べた物を分解し、エネルギーを生み出す過程において、特に重要な成分だとみなされています。
よっちゃん
その理由はこちら!
全ての食べ物(糖質、脂質、タンパク質)の分解・およびエネルギー生成に、最も貢献するから
糖質の分解だけ、脂質の分解だけ、あるいはタンパク質の分解だけに働く成分は他にも存在します。
また、エネルギー生成には「食べた物を分解→エネルギー生成」という2つの段階を経る必要がありますが、分解のみ、もしくはエネルギー生成のみに働く成分がほとんどどです。
しかし、ビタミンB群に限っては、これらすべての段階において、非常に重要な働きをするのです。
よっちゃん
この点については、大塚製薬が、次のような分かりやすい図を出してくれています
よっちゃん
ごちゃごちゃしてますが、注目していただきたいのは青の部分です
食べ物の主成分は、糖質、脂質、タンパク質のいずれかに分類されます。
そして上の図は、糖質、脂質、タンパク質が、体の中でどのように分解され、エネルギー(ATP)になるかを表しています。
よっちゃん
青(ビタミンB群)が、分解過程の様々な個所で働いていますね
糖質、脂質、そしてタンパク質のどれを食べたとしても、ビタミンB群は、それらを分解する手助けをしてくれるということです。
そして最終的に、エネルギーとなるATPを作り出すのです。
よっちゃん
ビタミンB群には「テストステロンを増やす」と「テストステロンが減るのを防ぐ」の2つの効果が見込まれています
ビタミンBが直接的にテストステロンを増やすわけではありませんが、ビタミンBがあることで、食べた物効率よく分解され、テストステロンの材料が増えます。
つまり、ビタミンBがあることで、テストステロンが作りやすくなるのです。
よっちゃん
ビタミンB6は「テストステロンブースター」としても売られています
テストステロンブースターとは
テストステロンを増やすサプリメントの総称。
主な成分は亜鉛・マカ・アルギニン・マグネシウム・ビタミンB6。
ただし、アメリカで行われた研究で、市販されているテストステロンブースターのほとんどで、効果が認められなかったという報告があり、効果に懐疑的な声も上がっている。
参考資料はこちら
テストステロンの大敵であるストレスや不眠を防ぐには、セロトニンが有効に働くのですが、セロトニンを作るのにビタミンB6が必要。
つまり、セロトニンが不足しないようにすることで、ストレスが溜まらず、寝つきの良い体質にし、テストステロンが減少するのを防いでくれるのです。
①太りやすくなる
②疲れやすくなる
③テストステロンが減る
④髪の毛が減る
ビタミンBが不足してしまうと、当然ながら食べた物の分解がうまくいきません。
そして、うまく分解されなかった分は、脂肪として体に蓄積されてしまいます。
よっちゃん
ビタミンB不足は肥満に繋がるんですね
脂肪が増えると、見た目が悪くなるだけでなく、精力に必要なテストステロンの量が下がり、どんどん男らしさから遠ざかってしまいます。
ビタミンBが不足すると、当然ながらエネルギーが作られなくなりますので、それがそのまま疲労に繋がります。
運動量の多い生活をしている方は、食べる量だけでなく、ビタミンBの量も増やすよう心がけてください!
普段、仕事で夜はぐったりの人も、ビタミンBの量を意識することで、改善するかもしれません。
ビタミンBが不足すれば、食べた物が分解されず、テストステロンの材料が不足します。
精力とは関係ありませんが、男性にとっては死活問題。
ビタミンB群は、髪の毛の分裂と頭皮の状態に深く関係するため、ビタミンB群の不足は危険です。
ビタミンB12と葉酸は、精子形成を促進させます。
また、葉酸は精子のDNAの断片化を防ぎ、受精率を高めます。
ビタミンBには、美容だけでなく、精子の形成、精子の質の向上、テストステロンの増加、エネルギー産生促進(活力向上)といった、精力に関する様々なメリットがあります。
ただし、ビタミンB群を過剰に摂取しても、精力が劇的に上がるというわけではありません。
よっちゃん
あくまで、不足しないように摂り続けるということが大切です
日本人の平均摂取量がそもそも平均に達していませんので、健康的な食生活を送れていない方は、サプリでの補強も考えられた方が良いでしょう。
サプリで摂取するにしても、過剰には摂取せず、指定された量だけを摂るようにしましょう!
趣味:バドミントン、読書
もともと生物系の研究をやっていたことがあり、健康は栄養からというのを信じてやまない。
栄養を重視したダイエットで、1ヵ月で6kg減に成功。
① ビタミンB群が精力アップに働く理由