このページを訪れた方はおそらく、
・どこからも内定をもらえなかったらどうしよう、就活留年(浪人)だけはしたくない
・行きたい企業から内定がもらえなかった、まだ就活を続けるか迷っている
・持ち駒が全滅して、就活留年(浪人)が確定してしまった、どうしよう
のどれかに当てはまる方ではないでしょうか?
不安な気持ちが大きいかと思いますが、安心してください。
3年人事をやってきたので、市場感はある程度わかりますが、
るてぃ
1年2年就職が遅くなっても、人生終了するわけじゃないよ!
多くの会社が「若手人材」を求めています。
ということをお伝えしたいです。
特段飛び抜けたスキルがなくても「若い」というだけで、企業は欲しい。
正直、求人を選ばなければ、人手不足の企業は多いのですぐ内定を得ることは可能だと思います。
また「就活失敗」は必ずしも悪いことばかりではなく、就活に失敗したことで、本当の意味で自分の人生と向き合うことができ、結果的に現役時代には全くみていなかった自分に合う企業を見つけることができたと話す方もいらっしゃいます。
ただそうは言っても、
今年、就活に失敗したと思っている方が、来年も同じようにチャレンジしたとして、自分が欲しい結果が得られるかは微妙なところです。
また、これから就活を始める方。みんなと同じタイミングで就活を始めて、同じことをするのは、辛い就活の道を自分で選んでいるようなものですね。
つまり、
るてぃ
それぞれの状況をきちんと把握して、対策をとることが大事なんです!!
状況に合わせた対応策・回避策をみていきましょう!
このページの目次
るてぃ
それぞれの状況に応じて、とった方がよいアプローチが違うのでざっくり分類分けしますね!
▼就活が終わった結果、「失敗した」と思っている
1. 就活留年ができる場合
2. 大学院や専門学校などに進学できる場合
3. 金銭的事情などで既卒となる場合
4. とりあえず内定をもらった企業に就職したが合わなくてすぐ辞めてしまった場合
▼これから就活または現在就活中、絶対に「失敗したくない」と思っている
1. 在学中に特にアピールできる経験もしていないので心配
2. 受験浪人、留学をして周りより歳が上で心配
3. ブラック企業にひっかからないか心配
るてぃ
金銭的に問題ないならこれが一番オススメです!
理由は、新卒キップを失わないので、受けられる企業も多くなるからです。
企業側は1つ2つ周りと比べて歳が上であってもそこまで気にしません。
面接時に人事から留年の理由は聞かれるとは思いますが、理由をきちんと話すことができ、その反省を活かして今行動していることを説明できれば問題ないです。
ただ、就活のために留年する場合、次の就活でも同じことを繰り返したら意味がないですよね。
るてぃ
就活に失敗する子が陥りがちな4つの傾向を回避して、ダイレクトリクルーティングや新卒紹介会社をうまく使って就活してくださいね!!
人事をやっていると「どのような基準で選考をしていますか?」とよく聞かれますが、やはり一番欲しい層は入社後すぐに即戦力になりそうな子なので、最初に見るのは即戦力となれるかどうかです。
この層は各社の争奪戦なので、ここの層をいかに集めて、自社に興味を持ってもらうかが人事の腕の見せ所だったりします。
ただ学生で即戦力となるレベルでアルバイトやインターンをやってきた子はそうそういません。
なので次に学歴で地頭の良さを判断したり、第一印象の良さやコミュニケーション能力とか素直そうかとかで判断するわけです。
つまり、例え1つ2つ歳が上であっても、ブランク期間を利用して自分の価値を高め、人事に「この子は即戦力となれそうだな」と思わせれば、現役就活生時代には手が届かなかった企業にも入れる可能性があるということ。
文系であれば自分でアポどりから契約までやらせてもらえるインターンに参加したり、企画の立ち上げから集客をメインでやらせてもらえる経験があると強いですね。何かしら実績を作り、失敗、成功経験含めて堂々喋れるようになればなおgoodです!
元々、大学院に進学するのを悩んでいた場合などは、大学院や専門学校への進学を決めても良いでしょう。
私の先輩でも、大学4年の就活では行きたい企業に行けず、大学院に進み、そのあとの就活で某大手企業に内定をもらった人もいます。
ただ、あまり勉強したいことがないのに消去法で大学院に進むのは時間もお金を勿体無いのでやめた方がいいと思います。
るてぃ
正直、大学を卒業してしまうと新卒枠での採用は難しいです。
新卒枠だと就職サイトの媒体でもダイレクトリクルーティングでも、通常は「卒業予定者を対象にした求人」です。
既卒も募集可能な企業もありますが、数は少ないのが現状です。
参考:リクナビ
既卒の場合、周りの友達は新社会人として一歩先に進んでしまっていて焦りもありますし、一緒に頑張る友達も少なく不安ですよね。
でも安心してください。最初にお話ししたように、若手人材不足の会社は多いので求人はたくさんあります。
オススメは
るてぃ
既卒のフォローを得意とする紹介会社に頼ること!!!
です。
プロに相談をして、何からやればいいのか一からアドバイスをもらうのが一番効率的だと思います。
既卒にオススメの紹介会社を見るにはコチラをクリック!
学校を卒業して、会社員として働くのであれば、最初の入り口は「正社員」の雇用形態を選んだ方が良いです。
正社員での雇用契約を結べば、企業は異動の自由はあるものの簡単にクビにすることはできません。また「アルバイト」「派遣」「契約社員」と正社員では福利厚生の充実度が全然違う会社もあります。
正直、「アルバイト」「派遣」「契約社員」で入社した場合、その期間が長くなるほど、次転職する際に正社員になるのは難しいです。
もしその雇用形態の求人しか見つからないのであれば、3ヶ月~1年目安で正社員になることが可能かどうかは確認しておきましょう。
合わせて正社員になるための判断基準やその会社での実績を確認しておくことも大切です。
企業によっては、正社員登用可と書いた方が人が集まりやすいので書いてはいるものの、今まで正社員になれた人はおらず、正社員にするつもりもないというひどい企業も実際あります。
紹介会社を介して入社する場合は、紹介会社が雇用形態に関してはしっかりチェックしてアドバイスもくれるのでその点でも安心できるでしょう。
るてぃ
合わない会社に何年も我慢して働く必要はないと私も思います。
ただ次の就活の際に「辞めた理由」は必ず聞かれるので、対策は取ってください!
入社した企業がブラック企業だった・・・
どうしても会社の方針と合わないと感じる・・・
精神的に病む前に、身体を壊す前に「辞めます」と言えたあなたはむしろ偉いと思います。
またもうすでに体調に異常が出ている場合はまずはしっかり身体を休めましょう。
このケースで就活を再開する場合、面接で必ず聞かれるのが「前職を短期間で辞めた理由」です。
るてぃ
自分一人で面接対策をするのは難しいのでオススメは紹介会社に頼ることです!!
入社1年以内に辞めてしまった場合、辞めた理由は選考の中で必ず聞かれる質問です。
この質問で人事は「この子はうちの会社では長く働けそうかな?大丈夫かな?」という点を見ています。
たとえ事実であっても「上司と相性が合わなくて」とか「業務が向いていないと思ったので」と正直に話すのはやめてください。。
本人にとっては深刻な問題だとは思いますが、採用するかを判断する側の立場でいったら「そんなことで辞めたのか、仮に入社してもまたすぐ辞めそうだな」と思われてしまいます。
ポイントは人事に「それなら辞めるのもしょうがないよね」と思ってもらえるかどうかです。
例えばですけど、「残業が多くて毎日日付が変わるまで働いていた」「上司のセクハラがひどくて、人事に相談したけど解決してくれなかった」など。こんな理由なら「しょうがないね、大変だったね」と思ってもらえそうですよね?
嘘はもちろんダメですが、面接をする人が納得するような答えを紹介会社の力も借りながら考えておくことは重要です。
スタッフは全員、第二新卒。第二新卒枠での就職を経験したからこそわかる苦労や今の仕事のやりがいなども共有してもらえるのは嬉しいですね。アットホームな空間で年齢の近い社員が就活をサポートしてもらえるのは、不安が多い就活生にとっても安心だと言えます。
私もネオキャリアの社員で知り合いは何人かいますが、みなさん就活支援にやりがいを持って働いていて、入社後も積極的にフォローしているのが素敵だなと思っています。
ネオキャリアは以前は中途のキャリア採用もやっていましたが、最近この事業部は縮小して、新卒と既卒・第二新卒の採用に力を入れているそうです。紹介可能な企業は約1万社(※ブラック企業は除外、優良企業のみ)、最初のカウンセリングは一人最大2時間まで可能で、その人自身の大事にしている価値観を振り返りながら一緒にキャリアプランを考えてもらえる点が特徴です。
他の就職支援会社と大きく違う特徴は、フリーター・未経験・既卒・大学中退専門の無料就活講座があること。この無料就活講座ではビジネスマナーから面接対策までしっかりとサポートしてもらえます。
ジェイックは1991年創業、もともと教育研修事業からスタートし人材紹介事業にも事業を拡大した会社なので、無料就活講座の内容の充実度も抜群です。
また実際にジェイック社員が足を運び、ブラック企業を徹底除外した正社員求人のみを紹介してくれるのは心強いですね。
入社後も1年間は専任のスタッフが悩み相談にのってくれるので、入社後定着率も91.3%と高い数字が出ています。
UZUZカレッジの特徴は、経験豊富なキャリアコンサルタントが講師となりエンジニア/営業で即戦力となるための知識が学べること。時には株式会社ウズウズの代表が直接指導してくれることもあるそうです。経営者から直接営業のイロハを学べる研修はUZUZカレッジのみ!キャリアコンサルタントも9割以上が、元既卒・第二新卒なので安心して相談できますね。
充実した研修サポートがあるので、既卒・第二新卒・フリーターの内定率86%以上、入社後の定着率93%以上と高い数字を出しています。今まで10,000名以上の第二新卒の方との面談を通じて作り上げた独自のブラック企業データベースを保有して、ブラック企業を徹底排除している点や一人あたり平均20時間以上の就活サポートをしている点からも、非常に丁寧なサポートを受けられることがわかりますね!
特に、下記3点のどれかで心配に思っている方は多いのではないでしょうか?
1. 在学中に特にアピールできる経験もしていないので心配
2. 受験浪人、留学をして周りより歳が上で心配
3. ブラック企業にひっかからないか心配
アドバイスとしては、
るてぃ
まずは行動してみて、20社以上の企業と社員に会ってみること!
1つ2つ年齢が上でも企業はそこまで気にしていません。
とお伝えしたいです。
ダイレクトリクルーティングを活用して20社くらい会えば、つまらなそうに働いている人、楽しそうに働いている人、将来やりたいことができそうかどうか、なんとなくは分かるかと思います。
ただそれを一人で落とし込んで、企業を絞っていくのは難しいと思うので、そこは紹介会社をうまく活用して専任コンサルタントに相談に乗ってもらってください。
学生はタダなので上手く使ってやる!くらいの感覚でいいと思いますよ!
また下の就活に失敗する子が陥りがちな4つの傾向に自分が当てはまっていないかどうかも常にチェックしてみてくださいね。
るてぃ
ここからは私の後輩で悩める就活生のみさとちゃんと一緒に考えていきましょう!
みさとちゃん
もう就活が辛くて辛くて。先輩!助けてください><
6月、7月になっても内定0の学生の特徴として、「みんなが知っている企業にばかりエントリーしている」ことが挙げられます。
実際、株式会社ディスコが行なっている調査では、就活生の約5割が元々知っていた企業にエントリーをしているという結果が出ました。
参照;株式会社ディスコ「就職活動モニター調査」
しかし、実際、あなたが元々知っていてパッと思いつく企業は何社あるでしょうか?
大抵出てくるのはBtoCでCMをうっている企業。そして大体みんな同じような企業を思い浮かべます。
つまり、超少数の企業に、何十万人という学生がエントリーをしている状態ですね・・・!
みさとちゃん
あ、これ私のことかも。。
るてぃ
例えるなら有名俳優に大勢のファンの中の一人が「付き合ってください!!」ってアプローチしているようなものだよね。
もちろんその企業に憧れがあってどうしても入りたいならエントリーするのは良いと思います。
ただ「何となく知っていたから」でエントリーしているなら、無謀な戦いに挑んでいることを理解した方が良いですね。
これ、しかも学歴が低い子に多いです。
企業が学生の良し悪しを判断する基準としては、まだまだ学歴が重視されているのが現実です。
るてぃ
企業側は炎上するので公にしないけど、学歴差別は実際あります。
もちろん必ずしも「学歴が高い=仕事ができる」わけではないですよ。
でも、企業も何十万、何百万というお金を払って、今後活躍するかどうかも未知数な学生を迎え入れようとしているのでなるべくリスクは減らしたいものです。
「学歴が高い=地頭が良い、コツコツと計画的に勉強できる→仕事でも活躍できるんじゃないか」と考えるのは当然の結果ですよね。
ただでさえ、就活に有利な高学歴の学生が早くから就活を始めて準備しているのに、特に学生時代に実績がない学歴の低い学生が就活を始める時期も遅いなんて致命的です。
もしあなたがまだ就活の準備を始めていないのだとしたら、みんながスタートする前に(今すぐにでも)動き始めるべきです。
るてぃ
少し厳しい言い方をしましたが、毎年多くの学生を見てきて実感することなので、少しでも悩める就活生に届いたらと思います。。
るてぃ
結論から言うと、新卒エージェント、ダイレクトリクルーティングサービスは使った方がいいです!
最近では新卒エージェントとダイレクトリクルーティングサービスが合体しているものもあるからそれがオススメ!
HR NOTEの記事で「新卒採用のトレンドの変遷」を綺麗にまとめた表があったので引用させていただきます。
この表を見ても分かる通り、現在はさらに就活手法が多様化したなと感じます。
参考:HR NOTE「新卒採用のトレンドの変遷」
私が就活をしていた2015年当時は新卒紹介サービスを活用している人はあまりいなかったですが、今の内定者に話を聞くと2~3社活用するのが当たり前。
賢い学生は、上手に紹介会社やスカウティングサイトを使って、3月には内定を3、4つ持っていたりします。
一方で、情報に疎い学生はいまだに媒体のみで勝負しているのが現実です。
るてぃ
就活生にも情報格差が進んでいる・・・!?活用しないともったいないよ!
大手企業志向(「絶対に大手企業がよい」+「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」の合計)については前年を1.7pt上回る54.5%と、さらに上昇している。(中略)売り手市場が続く状況において学生の中で単に「大手がよい」というよりも、「大手でやりたい仕事(職種)に就く」という意識が強まっているようにも考えられる。
るてぃ
ちょっと待って!確かに大手企業の方が福利厚生は整っているし、長くいれば給与も上がる可能性は高いよ。
でも私の先輩で超大手に行った人も「思っていたのと違った」と1,2年で転職をしていたりもする。本当にスペックだけで選んでないって言える?
みさとちゃん
うーん、正直「みんなが行くから」「親が安心するから」で大手行きたいって思っているかも。。
その考え方、けっこう危険です。
自分の意思がなく決めた場合、早期離職につながりやすいです。
ベンチャー企業の人事をやっていると「親ブロック」は脅威で、学生は行きたいと思ってくれているけど親がどうしても反対してて、と言うケースが年に何件かあります。
ただ東○も、○anasonicもテレビで話題になる時代、大手企業だから一概に安定とは言えないですよね?
一番の安定は自分自身に力をつけられるかどうかです。
大手企業を選ぶのが決して悪いとは言いませんが、「なぜ」大手に行きたいのかはきちんと説明できるようにしておきましょう。
何百人もの面接をやってきた人事なら中途半端な考えや、みんながやっているからしょうがなく就活しているという気持ちは面接時の態度ですぐわかりますよ!!
るてぃ
どんな企業が向いてるのか迷っている人は、一度紹介会社の人に相談してみるといいよ!
何人もの学生のアドバイスにのっている就活のプロの意見はOBOGに聞くよりずっと参考になるはずです。
みさとちゃん
最近よく聞くけどダイレクトリクルーティングって何がいいんですか?
るてぃ
ダイレクトリクルーティングサービスは効率的に就活をするには必須のサービスだよ!
最近は専任のコンサルタントがついてくれてアドバイスにものってくれる会社もあるし、何社か登録しておけば、だいぶ有利にすすめられるはず!
るてぃ
就活初期は、絶対にこの業界に行きたい!と思っている人も念のため色々な業界を見ておいた方がいいと思うんだよね。
みさとちゃん
確かに比較してみて改めてこの業界に行きたい!ってなった方がいいですよね。
るてぃ
そう!後はベンチャー・中小企業の方が面接スタートが早いから面接練習も兼ねて1つ内定をとっておくと、精神的に楽になるかな〜
みさとちゃん
でも内定もらっちゃったら辞退するの申し訳ないし、辞退したら怒られるんじゃないですか?
るてぃ
そういう企業はない、とは言えないけど今はSNSですぐ拡散されちゃうから少なくなってきてるよ!
実際、学生が内定を承諾すると、企業と学生で「内定承諾書」を交わすんだけど、これに法的拘束力はないからね・・・
企業は内定取消できないのに、学生は内定辞退ができる「超不平等」なルールなんだよ。
みさとちゃん
内定さえもらっちゃえば学生側に選ぶ権利があるんですね!
るてぃ
まあでも採用担当が悲しむから、内定承諾後でもいいから他社とも迷っている点は伝えておいてくれると嬉しいな・・・
あと仮に辞退するなら早めに言って欲しい(涙)
みさとちゃん
でも登録するの実際めんどくさそうですよね。。
るてぃ
あとから編集もできるし、登録自体は3分以内で終わるよ!もしどうしても楽にやりたいなら後から紹介するプロフィール欄の項目が少ないダイレクトリクルーティングサービスを選ぶといいかな!
みさとちゃん
ちなみにスカウトをたくさんもらえるための秘訣ってありますか・・・??
るてぃ
そうだなあ。今まで2万5千人以上のレジュメを見てきた経験の感覚だけど、すごくシンプルで大切なことを伝えるね!
企業によって採用したい学生像は変わりますが、共通して言えるのは「専門スキルがないなら、明るくて素直そうな子がいい」というのが大抵の企業の本音です。
雰囲気を伝えるためにも写真は必ず入れましょう!
参照:OfferBoxサイト
なかなか良い写真がなければ、顔がはっきり分かる笑顔の写真でもいいですよ!
自分の写真がないって子は友達か家族にでも撮ってもらいましょう・・・!
これはどこのダイレクトリクルーティングのサービスでも言われていることです。
一斉送信をしておらず、学生一人一人に送る企業も多いので、プロフィール欄を埋めてくれないと自社にあった企業かどうかが判断できません(涙)
参照:dodaキャンパス HP
参照:OfferBox サイト
企業HPにもでかでかと書いてますよね!
私も自社でサービスを検討するときには自分が一ユーザーとなってサービスを試しているのですが、80%以上埋めた場合は、1日2日でスカウトをもらえました。
プロフィール記入が30%程度ですといくら待っても来なかったですけどね!
るてぃ
もし80%以上プロフィールを埋めているのに1週間経ってもどこの企業からもオファーをもらえないのであれば、一度紹介会社に自己PRを見てもらいましょう。
一番大事にしたのは企業からのスカウトをもらいやすいかという点です。
せっかく登録したのに、登録企業が少なくてなかなかスカウトが来なかったら嫌ですよね。
今回は登録企業数が300社以上、プロフィール欄を丁寧に80%以上埋めれば誰でもスカウトがもらえるサービスを選びました。
次の基準としては「適正診断」を無料で行うことができ、自己分析のツールとしても活用できるかという点です。
適性診断の結果が出ると、企業側も自社にマッチした学生を絞りやすくなるので、ミスマッチの解消につながりやすいです。
今後、AIがさらに進めば、なかなか世の中には知られてないけど優良な企業と伸びる資質があるのに就活の場では活かしきれていない学生とのマッチングも進むことになるでしょう。
学生側はいくら影響がないといっても、運営元の会社が潰れてしまったりなどしたら不安ですよね。
やはり運営元の会社が信頼できる会社かどうかは選ぶ上で一つの軸となるのではないでしょうか。
今回、取り上げた6社のサービスは私の会社で一度は使ったことのあるサービスであり、担当ともやり取りをしたことがある会社です。
今回比較する上で、まだユーザーとして登録したことのなかった会社も登録をして実際の使用感を確かめた結果を書いてます。
総合的なバランスが良いのは「キミスカ」
一番スカウトをもらいやすいのは「FuturFinder」
本気スカウトをもらいやすいのは「iroots」
プロフィールの入力項目が多いのは「OfferBox」と「iroots」
比較的入力項目が少ないのは「dodaキャンパス」と「JOBRASS」という結果になりました!
るてぃ
それぞれのサービスの詳細は次の章を見てくださいね!
キミスカの一番の特徴は選考過程を共有できる点。仮に残念ながら三次面接、最終選考などで落ちてしまった場合でも「ここまで進んだ」ということが他の企業にアピールできるので、決して無駄にはならないのが今までにないサービスだと言えます。
選考状況の登録も簡単です。
例えば「三菱商事」と検索すると、関連する企業が一覧で出てくるので、自分が選考を受けている企業をクリック。
インターン含め自分の選考状況や志望度まで入力でき、企業にアピールすることが可能です。
↓
またスカウトメールは通数の違いによって3ランクに分かれています。それぞれ通数の制限があるためその学生への志望度・期待度によって企業がどのメールを選ぶか使い分けていると言えるでしょう。
「気になるスカウト」は無制限で送れるため、スカウトをもらいやすいですよ。
<1カ月で送れるスカウトの通数制限>
・プラチナスカウト 30通
・本気スカウト 100通
・気になるスカウト 無制限
ちなみにキミスカ に登録している企業は従業員300名以下のベンチャー・中小企業が全体の8~9割程度を占めます。ベンチャー企業を中心に見ている方はキミスカに登録しておくといいですね。
またキミスカの場合は困ったら就活コンサルタントに無料で相談できるのが強みです。
HPにはコンサルタントの顔写真とプロフィールが公開されているため安心して使うことが出来ますよ。
無料で参加できる「キミスカLIVE!」という就活イベントを通して、1日で複数の企業の選考に進むことが出来るので、こちらも忘れずにチェックしておくと良いです。
運営会社の株式会社ベネッセi-キャリアは「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」で有名な株式会社ベネッセホールディングスとアルバイトの「an」、派遣の「テンプスタッフ」、転職サービスの「doda」を展開するパーソルキャリア株式会社の合併会社ということで安定感はピカイチです。
ベネッセグループの添削の「プロ」が無料で自己PRを添削、就活時期には「doda新卒エージェント」の専任キャリアアドバイザーが就活をサポートしてくれるのも心強いですね。
運営会社の強みを十分に活かし、登録企業は有名どころの大手企業も多いです。
参照:dodaキャンパス HP
ただサービス自体はOfferBoxと似ていてスカウト通数が100枠と制限があるので、安易に「大手企業からたくさんスカウトがもらえるかも」と登録すると、予想以上にスカウトをもらえない可能性もあるので注意が必要です。
dodaキャンパスは、ベネッセの高校生向けwebサービス(登録40万人)と順次接続をしているため、今後の登録学生数の伸びが予測できます。優秀な学生を狙って登録企業もどんどん増えていくのではないでしょうか。
大学1〜3年生でもアルバイトやインターンシップの記録を「キャリアノート(=マイページ)」を通じて「経験」として貯めていき、就活時には企業に公開することも可能ですので、早い段階から活用できると、就活を楽に進められそうですね。
運営会社の株式会社アイデムは創業48年。新聞折求人紙に始まり、フリーペーパーやインターネット、人材育成や人材紹介と事業を拡大しています。
一般的に30年続く企業は1万社中1社程度と言われているので、48年会社が続いているというだけで信頼感がありますよね。
JOBRASSの魅力はスカウト型のサービスの中では珍しく、登録企業を学生が検索できて、学生からのアピールが可能という点です。
ただ登録企業は約80%が非上場企業であり、登録企業を見た感じでも大手企業は少ない印象でしたので、大手中心に就活したいという方には物足りないかもしれません。
参照:JOBRASS HP
またJOBRASSのスカウトメールは3種類に分かれているので、どのスカウトメールをもらったのかはチェックしておく必要があります。
<1カ月で送れるスカウトの通数制限>
・スペシャルオファー(企業担当から学生に直接送るオファー):200通
・マッチングオファー(企業が求める学生の条件と学生の登録したプロフィールが合致した時に自動的に送られるオファー):300通
・インターンオファー(インターンシップやオープンセミナーを実施する企業から、ぜひ参加して欲しい学生に送られるオファー):500通
JOBRASSでも依頼をすれば新卒紹介エージェントの専任キャリアアドバイザーが自己PRの添削や面接対策も行なってくれますのでこちらも忘れずに活用しましょう。
OfferBoxの特徴は企業から本気度の高いオファーをもらえるため、その企業から内定をもらえる確率が高いということです。
学生側も一度に受け取れるスカウト数は最大15通までと制限があり、あえて少ない通数にすることで企業と学生の深いコミュニケーションを可能にしています。
本気度の高いスカウトを重視しているため、プロフィールの入力項目も幼少期から遡ってエピソードを記入する必要があり、その点では気軽に登録しにくいサービスです。
ただ一度埋めてしまえば、あとは待っているだけで、企業からオファーが来るので、本気で早期内定をgetしたい方にはぴったりなサービスではないでしょうか。
またOfferBoxのメリットはとにかくアプリが使いやすい点!他社がアプリ開発にまで取り組まない中、ユーザーファーストでサービスを提供している点が好感を持てますね。専門分野がある学生には特化したアプリも開発しています。
「AnalyzeU+」という精度の高い自己分析テストを無料で受けられることも特徴です。「AnalyzeU +」では251問の設問に回答することで(所要時間3,40分程度)、経済産業省の定めた「社会人基礎力」のうち、あなたの強みと弱みを偏差値形式で教えてくれます。
irootsの特徴はどんな企業でも登録できる訳ではなく「irootsが定めた選定軸」を満たした会社のみが登録できるという点です。
参照:itoots HP
つまり学生がよく心配する「スカウトを受け取ったはいいけど、ブラック企業だったらどうしよう」という点を事前にできる限り解消してくれているユーザーに優しいサービスと言えます。
スカウト数も年間プランの場合、300通までしか送れないとかなり少ないです。
それだけ企業側も本気のオファーをしてくると言えるでしょう。
またirootsもOfferBoxと同じくプロフィールの入力項目は幼少期から遡ってエピソードを記入する必要があり、その点では気軽に登録しにくいサービスです。
ただ同様に一度埋めてしまえば、あとは待っているだけで、企業から本気度の高いオファーが来るので、早期内定をgetしたい方にはぴったりなサービスではないでしょうか。
他にない特徴としては、各大学の近くに「iroots LOUNGE」というコミュニティー&イベントスペースを作っており、大学生がサークル活動の一環として使ったり、企業が就活イベントの会場として使っているという点です。
irootsLOUNGE東大前・本郷店にて新歓茶会を開催しました!
— 東京大学中国茶同好会 (@utzhongguocha)2019年4月20日
会員が持ち寄った珍しい茶葉(新疆の烏龍茶や台湾の高山茶など)を皆さんでいただき、楽しい時間を過ごすことができました
四月の新歓茶会はあと一回、26日に駒場キャンパスにて開催する予定です!pic.twitter.com/WM7Jz6yzgV
本日のイベントは昨年末に近畿大学さんで開催した出張版Mix Leapの第2弾「1分で話せ - 話し方の極意 @京大前カフェ」です。今回は学生限定の無料コミュニティースペース iroots LOUNGE(@iLOUNGE_KYODAI)の「学びあいラボ」さんとコラボして開催しました!#mixleappic.twitter.com/DhGoVXLOPi
— ヤフー大阪 (@yahoo_osaka_jp)2019年3月12日
欠点をあげるとしたらアプリはないため少し使いにくいという点ですね。今後の開発に期待しましょう。
運営会社の株式会社ジェイックは創業26年目。社員教育支援ビジネスからスタートした会社です。
登録企業は9割以上がベンチャー・中小企業。弊社でも活用していますが、FuturFinderは10000件以上スカウトが送信できる企業にとっても優しいサービスなのです。
もちろん学生側もスカウトが届きやすいということが言え、リリース2年目でまだまだライバルとなる学生が他と比べて少ないサービスであるため、うまく使えば、一気に内定を獲得することも可能でしょう。
FuturFinderもJOBRASSと同様にスカウト型のサービスでは珍しく、学生側から企業にアピールすることが可能です。
参照:FuturFinder HP
デメリットは非常にサイトが使いづらくストレスが溜まるということですが、今後のサービス改善に期待しましょう。
2014年、サービス開始1日で500人が登録し、のべ10000件以上のマッチングを提供した「ニクリーチ」
企業の人事担当者(社長のケースもあり)と学生がお肉を食べながら企業の魅力などを話せる斬新なサービスは、ニュースでもだいぶ話題になりましたね。
「ニクリーチ」の特徴はプロフィールの自己PR項目もたった1行、箇条書きでも登録OKな手軽さです。
登録企業は100社程度と少ないですが、食事をしながらフランクに話せるとのことで、企業と学生の親密度は一気に深まります。
みさとちゃん
なんだか就活うまくいきそうな気がしてきました・・・!
るてぃ
どのサービスが良いのか迷ってしまう方は一旦全てのサービスまたは気になるサービス2、3個登録してみて使用感を試してみるといいですよ。自己PRは全て使い回し可能なので!
あなたが「ここだ!」と思える就職先に出会えることを心より願ってます!
普段はベンチャー企業の人事をやっています!
趣味はホットヨガと日本庭園巡り。
より豊かな人生にはより良い情報が不可欠。
皆さまの役に立てる情報を発信していきます!
営業を約1年経験した後は、100名規模のベンチャー企業の人事を担当。
現在は100社以上の人材紹介・派遣会社とやりとりしながら、ダイレクトリクルーティングサービス(スカウト型)も並行して活用中。今まで見てきたレジュメ、エントリーシートの数は2万5千以上。
学生も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。