元俳優だった僕が、サイト運営に携わることになった個人的な理由

ご挨拶

ヨッシー

DAYRICHのサイトにお越しいただいたみなさまへ。

初めまして、当サイトの運営リーダーを務めています、ヨッシーと申します

このページでは、このサイトを運営している人間がどんな人間なのかを知ってもらうために、僕の自己紹介をさせていただきたいと思います。

▼三行プロフィール

  • 元俳優。(金スマの再現VTRとかに出演)
  • 美容、健康のカウンセリング業で独立
  • 現在は恋愛コラムニストとしても活動中

どうでしょう、このまとまりのない感じ。確かに自分でも「俺は一体何屋なんだ?」と思うことはままあります。

ただ、この一見まとまりのないプロフィールも、実は一貫した軸をテーマに横串で連なっているんです。

その軸とは「時計の裏側の仕組みを知りたい」というものです。

業界の仕組みを分解して発信するのが好きな人

僕は昔から、「なんで?どうして?」と思い始めると、それが納得いくまでとことん追求したくなる性分でした。

つまり、時計が機能しているだけでは満足行かず、時計を分解してどういう仕組みで動いているのか?を見てみたくなってしまうのです。

それが職業選択にそのまま反映されたのが、このキャリアの歩みなんです。

俳優は「人間」を分解する仕事でしたし、美容・健康カウンセラーは「人体」を分解する仕事でしたし、恋愛コラムニストはそのまま「恋」を分解する仕事です。

そしてこのサイトを運営しているのも、ある商品が生まれた裏側や業界の仕組みを分解して、世の中の「それ知らない人たち」に共有することができるからに他なりません。

その作業が僕にとっての「好きなこと」なのです。

この記事では僕がどのようにしてこの「好きなこと」にたどり着いたのか?そのヒストリーをお話させていただきたいと思っています。

「へぇこんな人がやってるんだな」っておせんべいでも食べながら気軽読んでもらえれば嬉しいです。

趣味が「散歩」のスポーツ少年は、美術のコンクールで入賞した

先日、小学校の同窓会に参加した時に友達に『お前さ、むかし「趣味なんなの?」って聞いたら「散歩」って答えたの覚えてる?』と聞かれて、「おじいちゃんかよ!」とセルフツッコミしたことが記憶に新しいのですが、小学生の時から「なんか変わってるやつ」の片鱗は出始めていたようです。

サッカー・野球・柔道・水泳などの習い事を掛け持ちしていた、いわゆるスポーツ少年だったのですが、スポーツの方では目立った成績は出ず、なぜか夏休みの理科の自由研究と、区の絵画コンクールで入賞するという実績を残しました。

小6の時に入選した絵画(エゴサーチしていたらたまたま見つけた)

中高は私立に進学することを決めるのですが、「入りたい大学がある」という高尚な理由ではなく、「地元の中学のサッカー部が潰れるという風の噂を聞きつけたから」という理由で、受験に挑みました。

あれだけスポーツで結果が出なかったにも関わらず、サッカーなら努力次第でなんとかなりそうかなと思い、サッカーが思いっきりできるところ、という理由で私立の学校を探して受験しました。

サッカー・勉強・ドラクエに明け暮れた高校生は、自殺願望少女を救った!?

勉強を頑張った結果、幸いにも都内でも有数の進学校に行くことができたのですが、この頃から「目立ちたがり屋」の性格が頭角を現し始めます。

部活内でもクラス内でも「いじられ役」のキャラが固定されてしまったので、ろくに恋愛をすることもままならず、全ての恋愛経験は「ネタ」にされてしまう学生時代を過ごしました。

その中でも強烈だったのが、高校一年生の時の初デート。お相手はなんと「継母にいじめられている自殺願望のある女性」だったんです。

それでも写メがとても可愛かったので、実際に茨城県の牛久まで行ったのですが、写メ詐欺に会い、30分で帰ってくるという経験をしました。

ただその2年後の高校三年生の時に、突然その子から「継母と父が離婚し、父と2人で東京に来た。ヨッシー君にあの時会えてよかった」と連絡が来て、なぜか自殺願望少女を1人救った形になったのでした。

友達には「お前はそういう星の元に生まれたんだよww」とからかわれていたのですが、それをなんとなく真に受けて、大学は芸術大学に進学してしまったのです。

華のキャンパスライフ…のはずがニキビ地獄を味わう

男だらけの進学校から、芸術を志すクリエイターたちが集うめちゃくちゃ個性的な芸大に進学した僕は、そこで芸術家の卵たちの感性に揉まれることになります。

揉まれることになるのですが、結果的に後々のキャリアに通じることになるのは、芸術とは関係のない顔全体のニキビでした。

芸大に入り俳優業を志すことになった僕としては、顔全体のニキビは致命的だったので、なんとかしなければなりません。

そこで皮膚科に通ったのですが、当時の皮膚科での治療は保険適用外で、一回の通院で2万円ぐらいかかっていました。

通算で3年間ぐらい、合計で150万円ぐらいをかけたのですが、結局は治す事が出来ませんでした。

ところが西洋医学ではない、東洋医学的なアプローチで食事や化粧水などを一変させたところ、一気に完治。

どうしてお医者さんが治せないものを、民間人に教えてもらった方法で治す事が出来たのか、そのギャップに驚いて美容と健康の勉強をするようになったのです。

もともと芸能の世界にいましたから、美容に関心の高い子が多くいて、僕の肌が激変した事で口コミが広まり、それが仕事になって行きました。

美容と健康の業界にはびこる、科学的に根拠のない商売の数々

僕が最初に美容業界・健康業界に入って驚いた事が、「科学的な根拠のない商品をさも効果があるように売っている商品があまりにも多い」という事。

例えば僕がニキビを治す事ができたファンスティングというアプローチは、アメリカの論文では様々な事が科学的に実証されていましたが、日本語の論文がまだ少なく、デタラメな論拠でファスティングを売っている同業者もたくさんいました。

僕はその人たちと同じにされるのが嫌で、海外の医学論文も和訳しながらいくつも読みましたし、消費者の人が騙されることのないようにブログでも警鐘を鳴らしてきました。

しかし、そういった傾向は一向に弱まらず、なんとか出来ないものかと頭を抱えていました。

時期を同じくして、WELQというDeNAが手がけるキュレーションプラットフォームが閉鎖に追い込まれる事件が起きました。(Web系のお仕事をされてる人だったら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?)

これは健康・医療情報を扱うはずのメディアが、全く科学的な根拠に基づいていない情報を載せており、SEOの上位検索を独占していた事が問題となった事件でした。

「あぁ、これはいよいよアカンな」と思いました。

僕にとっては、DeNAほどの大企業がこんなにずさんな仕事をしてしまうのかと、自分にはこの認識を変えることはできないんじゃないか、という挫折を感じた事件でもありました。

恋愛の分野に興味を持ったわけ

一方で、健康になりたい人を何人もカウンセリングしているうちに、現代科学では説明がつかない事例もたくさん見てきました。

ここでは詳しくは書きませんが、人の気持ち次第で体の体調は変わってしまう、ということが次第にわかってきたのです。

ここでも「なぜ?どうして?」という疑問が出てきて、今度が人体から人の心へと興味の対象が移っていきました。

そうして人の「心」の相談に乗っているうちに、その「心」の本質がもっともよく現れるのが「恋愛」の分野だということに気づきました。

事実、体調不良を訴える人の多くが、恋人や職場の人間関係などで強烈な悩みを抱えていたのです。

ただ、恋愛の市場は美容や健康の分野よりももっと酷くて、みんな自分の体験談のみで人にものを教えている世界でした。

心理学もかなり曲解して伝わっているし、恋愛コラムに統計データが出てくることもないし、脳科学の観点から見ても頭をかしげる情報にあふれていました。

一部の「カリスマ」が「コンサルタント」と名乗り、効果の薄い恋愛法を伝授しているのを見て、美容産業とやっている事が同じだなと思ったのです。

誰も「時計の中身」、つまり「何がどんな仕組みで動いていて、人の心や脳、内臓などを動かしているのか?」という本質的なところに目を向けていなかったのです。

SEOなら情報の本質を変えられるかもしれない

僕がウェブメディアの可能性に惹かれたのは、そんなデタラメな情報が蔓延る世界を少し変えられるかもしれないと感じたからです。

GoogleのSEOのアルゴリズムは業者とのイタチごっこを繰り返して来ましたが、最近になって「本当にユーザーのためになる情報が何なのか」を見極める精度がかなり上がって来ています。

それに伴い、「本当のこと」を書いているメディアやライターが、きちんと評価されるようになってきました

企業にとって、あるいはものを売る側にとって、ズルがしにくい形になりつつあるのです。

きちんと丁寧に調べて検証した記事であれば、ユーザーにちゃんと評価され、検索結果の一位を取ることでそのキーワードを調べた人たちに有益な情報を渡すことができる。

このことがわかって、今まで「なんとかならねぇのか」と諦めてきた事が「なんとかなる」とわかったのです。

僕が記事を書いて、それを読んだ人が「この記事はいい記事だ」と思えば、それがGoogleにも評価されて上位に表示されるようになる。

逆に「つまらない記事だな」と思われたら評価は上がらない。こんなに誠実でドライな仕組みがあるのかと感激しました。

このSEOの仕組みを見たときに「ようやく本当のことが伝わる時代になったんだ」と思えたのです。

今は「時計の中身をみんな知ってもらえる」「ようやく本当のことを知らせる事ができる」その事が嬉しくて記事を書いています。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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