【閲覧注意】Webライターは辛いの?きついの?現役が語ります

記事更新日: 2022/01/03

ライター: わたじろー

▼記事の結論

・Webライターにはデメリットもあるので辛いやきついのは本当。とくに最初は大変!

・ただし、ほかの仕事でも同じような辛さがある場合も多いので、Webライターだから特別に辛いというわけではない

この記事を書いた人
元県庁Webライター わたじろー

県庁職員を約10年経験し、300人以上の同期中最速で県知事個人表彰を受賞後、未経験からWebライターとして独立。
副業禁止によりまったくのゼロスタートながら、独立1ヶ月目で月10万円・継続案件5件受注。
テストライティングは2社に応募して両方合格し継続案件へ。独立3ヶ月目で月20万円突破。
文字単価1.0円未満の案件は、受注したことがない。
合格率5%以下の「Webライター検定1級」、「SEO検定1級」などの資格を保有。

 

Webライターは辛いって聞いたのですが、本当ですか?

わたじろー

Webライターには辛い部分もあるので、本当です。

しかしそれはWebライターだから辛いというより、仕事だから大変な面もあるという感じです。

 

今回の記事では、現役Webライターの私が、Webライターの辛い8つの現実や、辛さを乗り越える方法7選を徹底的に解説します。

 

Webライターの辛さを事前に知っておき、実際に始めてみてから「こんなはずじゃなかった...」と後悔しないようにしていきましょう。

Webライターは辛いの?今はだいぶ楽になりました

Webライターがものすごく辛いのは、最初の段階です。

 

初心者ライター人口は多いので案件はとりにくいですし、執筆に慣れていないので記事もなかなか進まずに、稼げないのに納期に追われる日々を送る人は多いようです。

 

しかし、文字単価が上がってきて、継続案件が増えると、安定して稼げるようになるので、だんだんと楽になってきます。

 

僕自身、未経験からいきなりWebライターとして独立をしました。

 

そのため、最初は辛かったですが、慣れてくると目に見えて楽になっていきました。

 

辛い面も確かに多いですが、ある程度の期間Webライターとして活動していると、少しずつ慣れてきて徐々に辛くなくなってきます。

 

これからWebライターを目指す人は、最初が辛いのはある程度覚悟しておきましょう。

 

一定のラインを超えれば楽になるまで、そこまで頑張ればこちらのものです。

 

Webライターをやっていて辛いと感じたこと8選

私の経験や周りのWebライターの多くが辛いと感じてることは、大きく以下の8つでしょう。

 

私自身、未経験からWebライターになったこともあって、正直なところ以下の理由で辛くて何度も辞めたいと感じていました。

・書けない症候群!最初は全く記事が進みません

・案件がとれなくて絶望!10件応募して1件とおれば十分

・思ってたより稼げない!時給100円以下になる場合も多い

・締切に間に合わない!納期に消える人の気持ち分かる!

・自分の好きなように書けない!案件ごとに決まりがあります

・稼ぎが安定しない!夢で何度もアパートから追い出されました

・フロー収入なので常に動かないと稼げない!ブログとは違います

・常に孤独!一日で話したのはコンビニ店員さんのみ

 

Webライターの辛い部分を、一つひとつ確認していきましょう。

 

書けない症候群!最初は全く記事が進まなくて辛い

Webライターを始めたばかりのころは、文章を書くのにまだ慣れていないので、まったく文字数が増えずに焦ると思います。

 

私の例でいえば、最初に3000字の文章を書くのにかかった時間は15時間以上です。

 

最初は、あまりの記事の進まなさや文章の書けなさに辛くなると思います。

 

時給換算すると、泣きたくなってくると思います。

 

ただ、Webライターをやる人であれば誰もが通る道ですので、そこで諦めないようにしましょう。

 

最初だけでいえば、ある程度こんなものでいいかと気軽に書ける人の方が有利だと思います。

 

もっとも、あるベテラン依頼主の話では、真面目な人ほど最初は書けないが、そのあとに伸びている人が多い傾向にあるとのこと。

 

最初に書けないのはそのあとに伸びるためだと割り切り、めげずに頑張っていきましょう。

 

参考までに、初心者が早く書くには、以下の流れで進めるのが効率的です。

・まずはとにかく書き始める

・とりあえず見出しなどに沿って字数を埋める

・その文章を添削して完成させる

 

初心者の人は最初から良い文章を書こうとしますが、それはベテランの人でもなかなか難しいです。

 

文章は最後の推敲の時点で良いものにするのだと考え、まずはめちゃめちゃでもいいので文字数を埋めるのに集中しましょう。

 

案件がとれなくて絶望!10件応募して1件とおれば十分

Webライターの初心者は、案件がとれなくて辛い思いをする人がほとんど

 

最初は自分のライティングスキルを証明するポートフォリオがないのが通常で、どの程度の執筆能力があるかをクライアントは判断できないからです。

 

実際、「ポートフォリオを提示できない人と契約することはありません」と言っているクライアントにも、何回か会ったことがあります。

 

最初のうちは、案件がとれないのは当たり前と割り切り、へこまず、臆せずにどんどんチャレンジしていきましょう。

 

思ってたより稼げない!時給100円以下になる場合も多くて辛い

Webライターになりたての頃は、思ったより稼げなくて辛いという人は多くいます。

 

なぜなら、国がしている副業推進の流れやコロナウイルスなどの影響で、今はWebライターの数は急激に増えているため、初心者にはライバルがたくさんいるからです。

 

近年はビジネスをやるのであれば、Web運営や動画配信などに力を入れるのは当たり前といった風潮があるので、執筆案件自体がとれないという心配は不要です。

 

しかし、発注者からすれば、単価を低く設定しても受けてくれる人がいるので、報酬をどんどん下げてきます。

 

0.1円〜0.4円といった低報酬案件を提示してくる依頼者もいるので、うまくやらないと最初は稼ぎにくいため、時給100円以下になるケースも多いでしょう。

 

締切に間に合わない!納期に消える人の気持ち分かる

Webライターは自由な働き方が魅力な反面、決まった納期までの記事作成が必要になります。

 

時間だけ確保しても、集中力を維持できないと執筆がまったく進まないというのは、Webライターあるあるです。 

 

そのため、納期に間に合わないとき、辛すぎてすべてを投げ出したくなる気持ちはわかりますが、仕事として受けた以上それだけは絶対にやってはいけません。

 

何があっても納期までに記事を完成させるために、自分を管理していくための方法を見つけていきましょう。

 

数時間ぶっ通しでやると流れがスムーズに書ける人、25分程度の作業時間でこまめに休憩すると捗って書ける人など、人によって集中できるタイミングや書けるタイミングは異なります。

 

どうすれば納期までに記事を提出できるのか、一度よく考えておきましょう。

 

自分の好きなように書けない!案件ごとにがっつり決まりがあります

Webライターは、クライアントの要望に沿った内容・書き方で記事を作成する必要があるので、自分の思ったようには書けません。

 

一般的なWebライティングの知識も必要ですが、それよりも重要なのはクライアントのルールを厳守すること

 

もちろん、クライアントとの信頼関係ができていれば、ルールなどの相談ができるケースもあります。

 

しかし、最初の段階で提示されたルールに文句を言うのは避けておいたほうが無難でしょう。

 

ブログの場合には、自分の好きな内容を好きなように書くことができるので、自分の感情や考えなどを表現できます。

 

しかし、Webライターの案件の場合、自己表現はまったく求められていないケースも多いので、注意しておきましょう。

 

稼ぎが安定しない!夢で何度もアパートから追い出されました

Webライターは、クライアントからの依頼がなければ収入がゼロ円になってしまう可能性がある点が辛いところです。

 

そのため極端な話し、30万円稼げた次の月に1万円しか稼げないというケースも珍しいことではありません。

 

僕自身、まったく仕事がとれなくて収入が途絶え、アパートから追い出される夢で何度もうなされた経験があります。

 

稼ぎを安定させるためには、継続案件を増やすのがポイントです。

 

クライアントと信頼関係を構築していけば自然と継続案件は増えるので、一つひとつの案件を丁寧にこなして信用の得られる仕事をしていきましょう。

 

フロー収入なので常に動かないと稼げない!ブログとは違います

Webライターの仕事は、時間や労力をかけて記事を納品した分だけお金がもらえるフロー収入です。

 

納品した記事は依頼者のものになるので、自分の資産としては積み上がっていきません。

 

体調不良などで仕事ができなければ、その期間の収入はゼロ円です。

 

この点で、ブログのように、最初だけ頑張ればあとは何もしなくてもお金が入るストック収入とは異なります。

 

もちろん、Webライターの仕事を通して身についたスキルを活用すれば、幅広い仕事ができるのでストック収入をつくっていくのは難しいことではありません。

 

しかし、クライアントからの依頼を応じて記事を書いている段階では、時間の切り売りにすぎないというのはWebライターのデメリットです。

 

常に孤独!一日で話したのはコンビニ店員のみ

Webライターは在宅でできるという大きなメリットがありますが、それが逆に孤独につながって辛くなるケースは多いです。

 

クライアントのやり取りはチャットのみで完結するので、誰とも話さない日はよくあります。

 

僕自身、1日で声を発したのが、コンビニの店員さん対しての「ありがとうございます!」だけだった日も珍しくありませんでした。

 

Webライターは自分で自分を盛り上げていく必要がありますし、意識的に息抜きを入れていかないと孤独で辛い仕事になってしまうので、注意しましょう。

 

Webライターの辛いを乗り越える方法6つ!参考にしてみてください

Webライターには辛い部分もありますが、それを上手に乗り越えていかなければなりません。

 

私や周りのWebライターの辛いを乗り越えた方法を、6つご紹介します。

 

是非参考にしてみてください

 

・外に出て気分転換

・ほかのWebライターと交流して仲間をつくる

・疲れたと感じたらしっかり休む

・自分のモチベアップソングを用意する

・TwitterやYou Tubeで情報発信

・Webライターに必須のブログを書いて辛いを乗り越える

 

Webライターを頑張っている人は働きすぎな人が多いので、もう少し気を楽にしてもらえればと日々感じています。

 

そのため今回の記事では、「収入が不安定だから継続案件をとる」とか、「書けないから早く書くコツを書籍で学ぶ」などのかたい話は抜きにしておきます。

 

必要な息抜きや別ジャンルの熱いモチベーションの力を利用して、前向きにWebライターの辛いを乗り越えていきましょう。

 

外に出て気分転換

Webライターの仕事のほとんどは在宅ですべて完結するので、意識しないと外に出なくなります。

 

とくに出不精な人は、まったく外に出なくなるでしょう。

 

外に出て散歩や買物をするというのは、気分転換に最適ですし、思わぬアイディアが浮かんでくることも多いです。

 

また、家の中でずっと座りっぱなしというのは、健康にもよくありません。

 

気分転換や健康、仕事の発想力を上げるためにも、意識的に外に出るようにしましょう。

 

ほかのWebライターと交流して仲間をつくる

Webライターの執筆は一人の孤独な作業ですが、周りの仲間も頑張っていると思うと挫折しにくくなります。

 

学生時代の部活動や高校・大学入試、定期テストのときなどを想像してもらえると、イメージしやすいのではないでしょうか。

 

身近にWebライターの知り合いがいないという人でも、Twitterなどを使えば気軽にWebライター仲間をつくることができます。

 

困ったときに一人で悩むのではなく誰かに相談し、うまくいかないときに頑張っている仲間のツイートをみて元気を出していきましょう。

 

疲れたと感じたらしっかり休む

「もう疲れてダメだ!」と感じた時は、もっと頑張るのではなく、勇気を出して頑張るのをやめましょう。

 

ずっと頑張り続ける人よりも、メリハリをもって仕事をする人の方が成果を出せる傾向にあります。

 

毎日仕事をしなければと頑張りすぎている人は、視野がせまくなり、発想の柔軟性は下がっていくので要注意です。

 

休むのも大事なWebライターの仕事だと思って、意識的にご褒美をあげて自分を盛り上げていきましょう。

 

自分のモチベアップソングを用意する

自分のモチベーションを上げられる曲をもっている人は、音楽で辛くてやる気が出ないときのモチベアップを狙えます。

 

オーケストラを聴くと集中力を高めるという科学的なデータはあるようですが、眠くなるだけでモチベアップにはつながらない人も多いのではないでしょうか。

 

調べたところ、年代別のモチベーションを上げる曲として年代別の人気なのは以下のとおりでした。

20代:三代目J soul brothers / R.Y.U.S.E.I

30代:ファイナルファンタジーシリーズの曲

40代:葉加瀬太郎 / 情熱大陸

 

僕も公務員試験の模試で1位をとったときには、音楽を聴きながら勉強をしていました。

 

やる気の出ない日でも、自分テンションが上がる曲が流れると勉強に集中できるのです。

 

自分のモチベソングを用意して、上手に自分のモチベーションをコントロールしていきましょう。

 

TwitterやYou Tubeで情報発信

Webライターの辛いを乗り越えるためには、TwitterやYou Tubeなどの情報発信をして自己実現をしていきましょう。

 

この2つのSNSは、Webライターの能力を活用しながら情報発信力を高められるのでオススメです。

 

Twitterは140字という短い文字数の中で自分の思いを発信するので、Webライターで得た要約力を最大限活用できます。

 

また、You Tubeは台本を作成して行うのが通常ですので、台本づくりはWebライターの仕事の一つです。

 

Webライターが辛いのは、単に忙しいからではなく、新しいことに挑戦できていないからかもしれないので、どんどんチャレンジしていきましょう。

 

TwitterやYou Tubeはヒットすれば知名度が一気にあがるので、Webライターの先のより良い未来につながる架け橋にもなりますよ。

 

Webライターに必須のブログを書いて辛いを乗り越える

Webライターとして生活をしていくのであれば、必ずやるべきなのがブログを書くことです。

 

Webライターの仕事とブログの間には、大きな相乗効果が期待できます。

 

Webライターにブログがおすすめな理由は以下の6つです。

・ポートフォリオになる

・Webライティングスキルを実践的に学べる

・SEOの実績ができる

・ブログから仕事が入る

・WordPressやWebマーケティングなどの知識がつく

・資産になるストック収入が得られる

 

時間や手間はかかりますが、それを補ってあまりあるくらいプラスの効果があるでしょう。

 

また、Webライターが制約の多い中で書かないといけないのに対し、ブログは自分の思うように書くことができるので、文章を書く楽しみを実感しやすいです。

 

Webライターがブログをやるべき理由とWebライターのブログの活用方法などは以下の記事で詳細に書いてあるので、ぜひ参照してみてください。

 

Webライターは辛い部分もあるけどメリットも多い

Webライターの辛い部分は、他の副業でもいえることが多いです。

 

初心者の段階が辛いは当たり前ですし、副業の多くはフロー収入になります。

 

Webライターだから辛い、やってられないといった致命的なデメリットはないので、興味があったらまずはやってみましょう。

 

「Webライターの仕事は甘くないよ!気軽に考えないで!」という人もいますが、基本的に仕事で甘いものはないと私は思っています。

 

Webライターのいいところは、初期投資がほとんど不要なので、合わないと思ったらすぐに辞められること。

 

もちろん、受けた仕事はやり遂げる必要がありますが、それが終わったら耐えきれない辛さをこらえて続ける必要はありません。

 

Webライターの辛さを知った上で、それでもやってみようと思った人はまずは一度挑戦してみましょう。

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