Webライター初心者こそテストライティングに応募しろ|文字単価1円案件を受ける

記事更新日: 2021/11/30

ライター: わたじろー

▼記事で伝えたいこと

・未経験者が文字単価1円以上を受けるならテストライティングのある案件がオススメ

・テストライティングは、自信につながり、相手へのアピールにできるので未経験者こそ積極的に挑む

・テストライティングに受かるコツを3つの観点から解説

この記事を書いた人
元県庁Webライター わたじろー

県庁職員を約10年経験し、300人以上の同期中最速で県知事個人表彰を受賞後、未経験からWebライターとして独立。
副業禁止によりまったくのゼロスタートながら、独立1ヶ月目で月10万円・継続案件5件受注。
テストライティングは2社に応募して両方合格し継続案件へ。独立2ヶ月目で月15万超え。
文字単価1.0円未満の案件は、受注したことがない。
合格率5%以下の「Webライター検定1級」、「SEO検定1級」などの資格を保有。

 

テストライティングに落ちたら嫌なので、できたら受けたくないのですが...。

 

初案件なのでテストライティングは後回しにしたほうがいいと思うのですが?

わたじろー

落ちる可能性のあるテストというのは嫌なものですが、実績ゼロの段階だからこそ受けてもらいたいです。

 

実績がない状態で、テストライティングがない1円以上の案件を受けるのは厳しいです。

そのため、実績がないという弱みの埋め合わせが可能な、テストライティングがある案件に応募しましょう。

 

案件を初めて受ける人の多くは、文字単価1円以上の案件を避ける傾向があります。

まったくWebライティングに関して勉強してこなかった人は当然かもしれませんが、しっかりと勉強してきた人でも同様です。

1円以上・1円未満の案件を受けるかを決めているのは、文章力や経験ではなく、勇気や覚悟といった精神的な部分。

 

今回の記事では、初心者が文字単価1円以上のテストライティングを受けるべき理由と、テストライティングに通るコツをお伝えします。

実績ゼロなのにテストライティングなんて...と感じている人は、ぜひこの記事の内容を確認してみてください。

そもそも文字単価1円以上のライターとは?

Webライター文字単価1円は、初心者ライターから中級者ライターになる境目の金額です。

Webライターの報酬は、1文字あたりいくらといった形で決まる場合が多いのです。

そして文字単価1円以上の案件を受注したともなれば、ライターとしていっぱしのレベルであるという証明になります。

そして、文字単価1円以上のライターの場合、副業でもそこまでムリなく月3万円が狙いやすくなるのです。

 

未経験であっても、下記の内容を学んだ人であれば、文字単価1円以上の案件を受ける能力が備わっている人だといえます。

・Webライティングの基本的なルールを知っている

・SEOの最低限の知識を知っている(理解までは不要)

・PREP法などの文章の型を把握する(知識として知っていればOK)

詳細については、別記事で詳しく解説していますので参照してみてください。

 

上記の能力がある人は、テストライティングを受けて1円以上の案件をとれるポテンシャルを秘めた人です。

自信をもって、テストライティングに挑戦していきましょう。

 

それでは次に、テストライティングにチャレンジすべき3つの理由について解説していきます。

 

実績がなくても受かる

テストライティングとは、文章能力や依頼者との相性確認のために行われる試験的なライティング。

テストライティングに受かれば、そのまま継続案件につながる場合も多いです。

 

テストライティングでは、実績がゼロの段階でも、1円以上の文字単価案件に受かる場合が多くあります。

実際、私も実績なしの段階で1.5円以上のテストライティング案件に受かりました。

 

テストライティングがない案件の場合、実績やポートフォリオなどの提出が必須になります。

しかし、テストライティングがある案件なら、依頼者の求める能力が備わっているとテストで判断されれば、実績がなくても受かります。

 

文字単価1円以上を選ぶ勇気がもてる

初心者の段階から文字単価1円以上を選べる人とそうでない人の大きな違いは、自信や勇気などの精神面の違いです。

自分はやれるんだという自信をもつために、テストライティングをぜひ受けてみてください。

 

「自分のスキルはまだまだだから...」「引き受けてこの人だめだと思われるのは嫌だ」と考えてしまい、まずは安い文字単価の案件を受けようとしてしまう気持ちはわかります。

ただ、テストライティングを受けて通ったのなら、自分にはそのレベルの案件を受ける能力がある人と依頼主に認められたということです。

そのため、テストライティングに受かれば、未経験だとして余計な不安を感じずに自信をもって案件に挑めます。

文字単価1円以上単価を受けるいいきっかけにもなるので、テストライティングには積極的に挑戦していきましょう。

 

やる気などを伝える場になる|アピールにつなげる3つのコツ

テストライティングでは、以下の点に注意して相手方とのやり取りを進めるようにしましょう。

・記事の質でアプローチ|示されたマニュアルは徹底的に読み込んで記事作成する

・知識ややる気でアプローチ|記事で迷った点や補足事項を伝える

・コミュニケーション能力でアプローチ|丁寧なやり取りや報連相を徹底する

 

記事の質でアプローチ|示されたマニュアルは徹底的に読み込んで記事作成する

最低限の記事作成の条件として、提示されたマニュアルのルールに沿った記事を作成しましょう。

テストライティング実施者から話を聞くと、意外にマニュアルに沿った記事作成ができていない人は多いようです。

 

未経験の場合、これからの伸び代ややる気を買われてテストライティングを受けさせてもらえる場合が多いです。

そのため、依頼主が記事の内容でとくに確認するのは、マニュアルで指定されたルールに沿ったライティングがされているかです。

指定したマニュアルに沿っていないのは、やる気がないか、読解能力がないかのいずれか。

どちらにしても、クライアントからは今後仕事を一緒にやっていけない人だと判断されてしまうので、マニュアルなどは完全に読み込んで記事作成に挑んでください。

 

また、マニュアル以外にも、Webライティングの基礎的なスキルにもとづく執筆や誤字脱字をしないというのは最低限やるようにしましょう。

 

やる気や知識でアプローチ|記事で迷った点や補足事項を伝える

相手方とのメールや提出する記事の冒頭などで、自分のやる気や知識をさりげなく相手方にアプローチしましょう。

初心者は実績によるアピールができないので、クライアントが求めている能力を自分が持っていることを示したり、やる気を示したりして、足りない部分を補って勝負する必要があるからです。

 

実際、私はテストライティングの際に、8,000字程度のテストライティングに付随して、2,500字程度のさりげないアピール事項と補足事項を添付しました。

長文のテストライティングを受けさせてもらえたというのは、それだけ時間をかけて確認してもらえる可能性が高いという点を考慮しています。

もちろんこれが正解というわけではありませんし、相手によっては逆効果になる可能性もあります。

テストライティングの方式や文字数などを考慮するのに加え、相手方の対応状況なども確認しながら自分なりのアピールの仕方を考えてみてください。

 

一点だけ注意点としては、アピールは相手方の手間をできるだけとらせない方法にするのを心がけてください。

「この人なんだかめんどくさい」と思われたら、テストライティングに受かる可能性がなくなってしまいます。

 

コミュニケーション能力でアプローチ|丁寧なやり取りや報連相を徹底する

相手方と連絡をとる際には、こまめなやり取りと丁寧な報告を徹底するようにしましょう。

これから仕事を一緒にやっていける人かという相性をみるために、記事の質だけではなくコミュニケーションの内容なども確認されています。

 

私自身、5日間くらいの納期だったので、下記のタイミングで相手方に連絡をとりました。

・着手する段階(予定納期などもあわせて伝える)

・3日目に途中経過報告(書き終わっていて推敲している段階。予定どおり明日には提出できる旨)

・4日目に納品報告

ここでも、相手方に返信の手間をできるだけとらせない内容にしてください。

 

私の例でいうと、「また明日こちらからご連絡差し上げます。」などと伝えて、連絡が来なくても明日にはこちらから連絡しますので返信不要ですよ、というのを遠回しに伝えるようにしていました。

テストライティングを受ける前に落とされる人も多くいます。

そのような中で受けさせていただいているという謙虚な姿勢を忘れずに、誠実な対応をしていきましょう。

 

テストライティングを受けて文字単価1円以上の受注をしよう

Webライター初心者にとって、最初から文字単価1円以上の仕事を受けるのはハードルが高いとは思います。

しかしそれでも思い切ってテストライティングに挑戦して受注してしまいましょう。

 

文字単価1円〜2円程度であれば、事前の知識習得のみで十分に受注できるレベルになります。

初心者がいきなり文字単価1円以上とれるかどうかは、勇気をもって相手方にアプローチできるかにかかっています。

一歩踏み出して高単価案件を獲得するためにも、まずはテストライティングにチャレンジしてみましょう。

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